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更新日:令和2(2020)年6月3日
ページ番号:314978
(きゅうかわらけじゅうたく)
県指定有形文化財(建造物)
昭和60年3月8日
佐倉市宮小路町57(佐倉市)
旧河原家住宅の所在する旧鏑木小路は、佐倉藩の武士が居住した名残りを良好に保っている武家屋敷町で、旧河原家住宅もその中の1軒である。
旧河原家住宅は、昭和62年(1987)に佐倉市に寄贈された。寄贈当時の間取は家の正面側に、玄関に相当する2畳間と6畳間の客座敷があり、裏側に居間と台所があるもので、接客部分と家族の居住部分を分離して配置するという武家住宅特有の型式を保っていた。
旧河原家住宅の建築年代は明確ではないが、弘化2年(1845)3月の「河原喜右衛門江屋敷相渡帳」という古文書から、この住宅は、弘化2年には存在していたと考えられている。
平成元年(1989)に、解体した上で移築復原整備が行われたが、この時の解体調査中に失われていた玄関部分の存在を示す痕跡が見つかり、「河原喜右衛門江屋敷相渡帳」の記述内容の調査結果と合わせて、式台付きの玄関や次の間、中の間、縁側などが整備・復原された。室内には、江戸時代の調度品などが展示され、江戸時代の武士の生活が偲ばれる。
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