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更新日:令和5(2023)年8月8日
ページ番号:315141
(そばだかじんじゃほんでん)
県指定有形文化財(建造物)
昭和57年4月6日
香取市大倉1(側高神社)
側高神社は、香取神宮第一の摂社で、天日鷲命(あめのひわしのみこと)、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、武雷命(たけいかづちのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)の4柱の神を合祀する。側高神社の創始は香取神宮とともに古代に遡ると考えられ、文永年間(13世紀)頃の香取神宮造営記録などから、香取神宮の式年遷宮と同時に造り替え、修理等を行う慣例があったと考えられている。
構造形式は、一間社流造(いっけんしゃながれづくり)、屋根は銅板葺で、向拝(ごはい)柱と身舎(もや)柱間を開放的な縁としたいわゆる見世棚造の形式を持ち、向拝柱正面には浜縁と手すりがついた階段を設けている。身舎正面及び側面は切目縁、はね高欄をつけ、身舎柱は円柱である。正面を方立柱に小脇羽目付きの板扉両開きとし、他は板羽目としている。見世棚造の本殿の前に、浜縁と木階を設けた形式は独自で、近隣にその例を見ない。
現在の建物は、昭和60、61年度(1980、1981)にわたって実施された保存修理の際発見された墨書と棟札により、寛文5年(1665)の建立であることが確認された。
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