ここから本文です。

更新日:令和5(2023)年4月6日

ページ番号:315445

手力雄神社本殿

(たぢからおじんじゃほんでん)

手力雄神社本殿

種別

県指定有形文化財(建造物)

指定日

昭和55年2月22日

所在地(所有者)

館山市大井1129(手力雄神社院)

概要

神社の創建は養老2年(718)と伝えられ、社殿の形式は三間社流れ造。元は柿葺だったが、現在は桧皮葺である。柱などの軸部は朱塗、彫刻は極彩色で、彩りよく仕上げている。向拝の虹梁や蟇股、木鼻彫刻、脇障子や妻飾などは江戸時代中期の特色を示しているが、身舎の組物、蟇股、垂木の反り、手挟の先端や通肘木の地紋彫などは桃山時代の特色を示し、二つの装飾技法が入りまじった独特の雰囲気を出している。その経緯は、現存する棟札から、天正12年(1584)の造営と、元禄16年(1703)の地震による破損を宝永6年(1709)を修理したことによる。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?