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更新日:令和5(2023)年12月19日

ページ番号:315416

石堂寺山王宮

(いしどうじさんのうぐう)

石堂寺山王宮

種別

県指定有形文化財(建造物)

指定日

昭和41年12月2日

所在地(所有者)

南房総市石堂302(石堂寺)

概要

山王宮は、古くから山王社と称し、石堂寺の鎮守として日吉神社を勧請して祀ってきたもの。社殿は覆い屋の中に安置され、全体を敷土台の上に組み立てた軒幅、総高共3.8mの小祠。三間社流造で屋根は板葺。向拝の組物、蟇股、木鼻は中世末期の地方的装飾様式を示し、主屋の獏頭様の木鼻、大瓶束上の組物、懸魚にも同様の特色がうかがえる。建築年代については、棟札、墨書等の資料はないが、様式・手法から室町時代末期から桃山時代と推定される。廻縁の勾欄や床板の一部が破損し、全体に軸組のゆるみが認められたので昭和51年(1976)に修理を行った。その時に、軒の正面や背面、向拝の一部に朱色の彩色が認められたため、修理を機に朱色の社殿に復元された。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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