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更新日:平成29(2017)年6月22日

木下貝層

(きおろしかいそう) 木下貝層

種別

国指定天然記念物

指定日

平成14年3月29日

所在地(所有者)

印西市木下字平台799-1ほか(印西市ほか)

概要

 千葉県の北部に広がる下総台地は、約45万年前から約8万年前に堆積した下総層群が基盤となっている。下総層群のなかでも木下層は、約12万年前に古東京湾と呼ばれる広大な内湾に堆積した砂層で、当時生息していた貝類などの化石が観察できる。

 木下貝層として天然記念物に指定されている範囲は、とくに貝類の化石が密集しており、木下層の貝化石産出状況の模式的な露頭とされる。昭和40年(1965)に県の天然記念物に指定し、その後平成14年(2002)に国の天然記念物に指定された。
 指定地の露頭は、厚さ4.3m、長さ45mにわたって、貝化石、ウニ化石を多産する化石層が露出している。貝類の化石は100種類以上が確認されているが、砂の粒径や貝の産出状況から大きくイタボガキ・ウメウラシマ帯、カシパンウニ帯、バカガイ帯、キタノフキアゲアサリ帯に区分することができる。基本的には暖流系の浅海性の貝類が多種みられる。

 なお、木下貝層は指定地以外にも広がっている地層である。場所によって露頭の表面が堅く固まっていることも特徴で、栄町にある国史跡龍角寺古墳群にある岩屋古墳の横穴式石室は、貝化石層を切り出して構築したものであり、また、印西市内にも貝化石層を切り出して作った石灯籠などがある。木下貝層は古来から石材としても利用されていた地層でもある。 

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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