ここから本文です。
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 市町村別の国・県指定および国登録文化財 > 安房エリアの市町 > 南房総市の国・県指定および国登録文化財 > 白間津のオオマチ(大祭)行事
更新日:令和2(2020)年10月7日
ページ番号:315409
(しらまづのおおまちぎょうじ)
重要無形民俗文化財
平成4年3月11日
南房総市千倉町白間津(白間津区)
南房総市千倉町の白間津地区で、4年に1度、7月下旬の3日間にわたって行われる祭礼行事である。当地の氏神である日枝神社の祭礼にともなうもので、神社の神輿による浜降り神事と、大きな幟を競って曳くオオナワタシと呼ぶ行事、それにササラ踊り(全12曲)を中心とする民俗芸能の3つの要素からなる。祭りは初日をヨイマチ、2日目をホンマチ、3日目をアトマチといわれているが、特にホンマチでは浜降りとオオナワタシがあり、なかでもオオナワタシは太陽と月とを模した高さ10mほどもある大幟を若者たちが競い合って曳く、豪快な儀式である。また、祭りの中心的存在に仲立ち(日天・月天)と称する少年2名による神役がいるが、彼らは長期にわたる厳格な物忌みを経たうえで、祭りをあずかる。一方、芸能関連ではトヒイライ・エンヤボウ・ササラ・酒樽萬燈などと称する各々役割を担った年齢集団があり、それぞれに異なった役割を果たしている。そして、一同が行列を組み、振り込みと称しては随所で踊りを奉納していくことで、祭り全体の進行が保たれている。
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください