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更新日:令和5(2023)年8月21日
ページ番号:315155
(こせとおうゆうこまいぬ)
重要文化財(工芸品)
昭和28年3月31日
香取市香取1697(香取神宮)
陶器製の狛犬1対である。口を開いた阿形は高さ17.6cm、口を閉じた吽形像は高さ17.9cm。手びねりで形成し、ヘラ描きで毛並みや眉をあらわした愛らしい像である。淡灰色の堅い半磁質の素地で製作され、底面部分を除く全体に朽葉色の透明感のある釉が厚く施されており、一面に荒いひび模様が見える。
瀬戸古窯で焼かれたもので、鎌倉時代後期か室町時代初期の作品と考えられる。類品は、愛知県深川神社、東京根津美術館品など全国でも数例が知られるだけである。
もとは摂社の又見神社に安置されていたもので、阿形は昭和51年(1976)発行の250円通常切手の図案に使用されている。
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