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更新日:令和6(2024)年9月19日
ページ番号:315067
(せんぷくじやくしどう)
重要文化財(建造物)
昭和52年6月27日
印西市岩戸1671(泉福寺)
泉福寺薬師堂は、正面を東南東に向けた、和様と禅宗様の手法を取り入れた折衷様式の方三間堂で、屋根は茅葺寄棟造である。柱は、すべて丸柱で、創建時の痕跡をとどめているが、板壁以外の板戸などの建具は、創建当初のものではない。
堂内部は、前1間通りを外陣とし、後を内陣としており、現存の構造や痕跡から、かつて中敷居を入れた建具があったと推定される。内陣は、側柱筋から後へ寄せて須弥壇の背後に立つ2本の来迎柱を建てている関係で、来迎壁、須弥壇とも後方に移って内陣の空間が広くなっている。
泉福寺は、縁起等の資料が残っていないため、開基や沿革は明らかになっていないが、薬師堂の建立年代は建築手法から室町時代末期と考えられている。
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