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更新日:令和2(2020)年9月9日

ページ番号:315067

泉福寺薬師堂

(せんぷくじやくしどう)

泉福寺薬師堂

種別

重要文化財(建造物)

指定日

昭和52年6月27日

所在地(所有者)

印西市岩戸1671(泉福寺)

概要

 泉福寺薬師堂は、正面を東南東に向けた、和様と禅宗様の手法を取り入れた折衷様式の方三間堂で、屋根は茅葺寄棟造である。柱は、すべて丸柱で、創建時の痕跡をとどめているが、板壁以外の板戸などの建具は、創建当初のものではない。

 堂内部は、前1間通りを外陣とし、後を内陣としており、現存の構造や痕跡から、かつて中敷居を入れた建具があったと推定される。内陣は、側柱筋から後へ寄せて須弥壇の背後に立つ2本の来迎柱を建てている関係で、来迎壁、須弥壇とも後方に移って内陣の空間が広くなっている。

 泉福寺は、縁起等の資料が残っていないため、開基や沿革は明らかになっていないが、薬師堂の建立年代は建築手法から室町時代末期と考えられている。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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