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更新日:令和5(2023)年12月13日
ページ番号:315415
(きゅうおがたけじゅうたく)
重要文化財(建造物)
昭和44年6月20日
南房総市石堂301(南房総市)
尾形家は、丸山町(現在の南房総市)珠師ヶ谷で名主を務めたこともある旧家。この建物は、南西諸島から南関東の太平洋岸に広く分布する分棟型と呼ばれる形式で、居間、座敷、寝室等からなる主屋と、かまや、作業場として使用される土間とがそれぞれ棟を別にして建てられているところに特徴がある。主屋は、間口6間半、奥行4間半で6室からなるが、「なんど」が大きいため「いま」がL字型になっているのは本県では数少ない例であり、江戸時代の大型農家の間取りの一典型として貴重なものといえる。国の重要文化財の指定後に町に寄贈され、昭和46・47年度(1971・1972)に現在地に移築復原された。その際、享保13年(1728)の墨書が発見され、建築年代が確認された。
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