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更新日:令和6(2024)年7月22日
ページ番号:672533
(めいじにねんおうしゅうしゅっせいべいこくせんはーまんごうかつうらおきそうなんえまき)
県指定有形文化財(歴史資料)
令和3年3月19日
勝浦市(千葉市中央区青葉町955-2(千葉県立中央博物館))
慶応3年(1867)に明治新政府が発足したが、旧幕府軍は函館において抵抗を続けていた。明治新政府から旧幕府軍の鎮定を命じられた弘前藩主は、兄である熊本藩主に援軍を求めた。熊本藩は米国船ハーマン号を借上げ、藩士達は弘前に向かったが、明治2年(1869)正月3日に勝浦沖で座礁し、208人が溺死し、141人が生還した(ハーマン号遭難事件)。本絵巻物は、この遭難を絵と詞書(ことばがき)によって記したものである。幕末維新期の動乱の中で、千葉県下で起こった事件の実態を伝える貴重な史料として重要である。
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