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ホーム > 環境・まちづくり > まちづくり > 港湾・空港 > 成田・羽田空港 > 首都圏空港のあり方 > 首都圏空港のあり方に関する申入れ等 > 国土交通省「首都圏空港における国際航空機能拡充プラン」に関する要望について
更新日:令和4(2022)年7月14日
ページ番号:16399
平成20年5月20日に発表された国土交通省の「首都圏空港における国際航空機能拡充プラン」について、千葉県は、平成20年6月20日に国土交通省に対し下記のとおり要望を実施しました。
平成20年6月20日付け千葉県知事発国土交通大臣あて
「首都圏空港における国際航空機能拡充プラン」に関する要望
本年5月20日、成田空港は開港30周年を迎えました。この間、利用客も6億8千万人に達するなど、世界の国際航空ネットワークの拠点として重要な役割を果たしています。また、これまで大きな事故もなかったことは、関係者のたゆまない努力によるものと考えています。
アジア各国における大規模な国際空港の整備は、我が国の国際競争力の確保にとって脅威となっており、成田空港の更なる機能拡充は喫緊の課題です。
このような中、去る5月30日、成田空港周辺9市町からなる「成田国際空港都市づくり推進会議」は、国際空港都市づくりのプランを公表するとともに、発着回数30万回の可能性を踏まえた検討に着手することを表明しました。これは、今後の成田空港と地域づくりに向けた大きな前進であり、本県としても、周辺市町や成田国際空港株式会社との連携を強化し、環境共生策に万全を図りながら、魅力ある国際空港都市の実現に向けて最大限の努力をしてまいります。
一方、首都圏の空港機能の拡充にあたっては、国際線の基幹空港である成田空港と羽田空港との間の有機的な連携を強化することが不可欠であり、成田と羽田間のアクセス整備や両空港間での利便性の向上に努めているところです。
また、羽田空港の機能拡充にあたって、最も懸念されるのは、県民の生活環境に及ぼす影響です。発着回数の増加や就航範囲の拡大に伴う騒音影響の増大、そして、昼間の時間帯のなし崩し的な国際化にも危惧を抱いているところです。
つきましては、「首都圏空港における国際航空機能拡充プラン」(以下「冬柴プランという」)の実施に当たって、別紙のとおり要望いたしますので、国土交通省の積極的な対応をお願いいたします。
(別紙)
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