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報道発表案件

更新日:令和4(2022)年11月4日

ページ番号:343070

羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会(定例会)の開催結果について(令和元年11月11日)

発表日:令和元年11月11日

千葉県総合企画部空港地域振興課

「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」では、国土交通省に対し、羽田空港の離着陸機による騒音軽減策等の検討・実施を求めています。
本日開催した協議会において、県から苦情発生状況について説明するとともに、国土交通省からは機能強化に向けたプロセス及び騒音軽減策の状況などについて説明があり、連絡協議会から意見を述べました。

1県からの主な説明事項

羽田空港の航空機騒音に関する苦情発生状況

令和元年度(4~8月)に県及び関係市町に寄せられた苦情は86件。(前年度同期比19件増)

2国土交通省からの主な説明事項

(1)航空機騒音の現況について

  • 県内での航空機騒音の測定結果等の現況について説明。
    ⇒県内各地の航空機騒音の測定結果は概ね例年どおり。
    ⇒台風15号の影響により5測定局で欠測(2日間~9日間)が生じた。

(2)機能強化に向けたプロセス及び騒音軽減策の状況について

  • 来年3月29日からの新飛行ルートの運航・増便に向けて必要な準備を進めており、1月下旬以降に実機飛行による確認を予定している。
  • 羽田空港に就航する低騒音機(B787・A350)の割合は、昨年9月の約8%に対し、本年9月では約11%と増加している。
  • 海ほたるに設置されている地標航空灯台の輝度向上によって、北風時に富津沖海上ルートの活用拡大が図られている。
  • 現在の飛行ルートにおける降下角の引上げに関しては、検討事項の整理をしており、新たに設定される飛行経路の運用状況(2020年3月29日~)を踏まえて、具体的検討が進められるよう準備をしている。
  • 管制技術の進展の一例として、曲線進入方式に関する説明があった。引き続き、管制技術の進展による騒音軽減策の検討を継続する。

(3)総合的なコミュニケーションについて

  • 羽田空港の機能強化等に関する今後の情報発信などについて説明。
    ⇒千葉県内において、オープンハウス型の「市民相談会」を開催する。(日時・場所は今後調整)
    ⇒本年5月に開催された市民相談会の結果などを掲載したニュースレター(情報紙)を発行する。

3国土交通省に対する連絡協議会としての意見等

  • 新飛行ルートに係る実機飛行確認の実施にあたっては、適切に事前周知をすること。
  • 現在の飛行ルートにおける降下角の引上げの実施について、着実に検討を進めること。
  • 引き続き、新たな管制技術について情報提供するとともに、技術進展なども踏まえ、本県の更なる騒音軽減に向け、真摯に取り組むこと。
  • 羽田空港の機能強化や航空機運用等について、引き続き、住民への詳細な説明と積極的な情報公開に取り組むこと。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部空港地域共生課羽田空港騒音対策班

電話番号:043-223-2283

ファックス番号:043-224-1896

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