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更新日:令和7(2025)年9月3日

ページ番号:797327

令和6年度船橋港親水公園指定管理者管理運営状況評価

1概要

(1)施設名等

施設名

船橋港親水公園

指定管理者

東急グリーンシステム株式会社

指定管理期間

令和4年4月1日から令和9年3月31日

評価対象年度

令和6年度

第三者評価の有無(今回)

施設所管課

県土整備部港湾課

(2)施設の設置目的等

設置目的

高潮防護機能を有し、浸水被害を防ぐとともに、港湾従事者や港を訪れる人々の海辺の

憩いの場の提供を目的として設置

指定管理者が行う業務の範囲

  1. 維持管理に関する業務
  2. その他港湾施設の目的を達成するため知事が必要と認める業務

(3)施設の運営状況

年度

利用者

(人)※1

指定管理料

(A)

その他維持

管理費(B)※2

使用料等

県収入(C)

県の収支

(C-A-B)

(参考)

利用料金

令和6年度 40,980 4,050千円 0 0 △4,050千円 0

(参考)

令和5年度

119,845 4,050千円 3,630千円 0 △7,680千円 0

※1 カウント方法:1日1回の巡視時に計測。ただし、イベント開催日は主催者によるカウントを利用。

※2 維持補修費、委託料、工事請負費、備品購入費(指定管理料に含まれるものを除く)

 

2評価結果

(1)管理運営状況評価

管理業務の実施状況に関する事項

評価項目 評価 評価理由等

施設の設置目的・

法令等の遵守等

A

施設の設置目的や港湾管理条例などの法令を十分に理解し、協定書や施設運営マニュアル等に

基づいて、適切に管理運営を行っていた。

安全性の確保 A

定期的に施設を巡回し、異状の有無を確認。また、利用者の安全性を確保すべく、

独自の「サービス向上委員会」による巡視を実施、危険個所の小規模な修繕は随時行っている。

適切な管理運営

A

今年度は大規模な災害や事故は起きなかったが、日常的に想定されるリスクへの備えとして、

関係機関との連携は密に取っていた。

適切な財産管理 A

日常点検や保守点検だけでなく、過去に不法行為が起きた場所を注視するなど、

きめ細かな点検を管理基準に定められた回数(365回/年)を実施した。

事業の企画運営に関する事項

評価項目 評価 評価理由等

事業の実施

(必須事業)

A

必須事業は概ね計画数量通りに実施。一部、清掃活動は基準数を大幅に上回る回数を実施した。

サービスの向上

自主事業

地域の連携等

A

アンケート回収箱を設置して意見を収集(計61件)、自主事業「フナテラス」の開催

(年2回、10月と2月)、地域の園児と共にヒマワリの種を植える

「ヒマワリいっぱいプロジェクト」など、積極的に活動している。

施設利用状況に関する事項

評価項目 評価 評価理由等

利用者数、稼働率、

料金収入等

A

前年度は花火大会の影響で利用者が大幅増となったが、同大会の影響を差し引けば、

今年度も増加(+1,135人)しており、利用者の増加傾向は継続している。

管理運営体制 A

施設長と本社スタッフ(計5名)が中心となり、イベント時にはスタッフを補充。

全スタッフを対象に様々な研修を行っており、知識と技能向上に努めている。

収支状況 B

当初予算と比較すれば、人件費が嵩んだ一方で、備品や消耗品費、修繕費、材料費(花壇花苗)

などを抑制することで補填。一部の項目で予算との乖離が大きいのは懸念される。

利用者意見の反映

利用者満足度

A

パークミーティング(月1回)、掲示板やSNS等を活用した情報発信、地域団体との連携など、

地元に愛される港湾施設として、様々なチャネルを用いて、利用者の意見を収集、反映しようと

努力している。

総合評価

評価 評価理由等
良好

収支状況は決して良いとは言い難いが、管理や運営面では「(予算内で)やるべき手は打っている」印象で、

全体的には高い評価ができる。

(2)特記事項 

特に評価される点

公衆トイレの清掃活動に力を入れ、清潔かつ安全に利用できるよう、施設を良好な状態に維持している点は

高評価。また、自主事業「フナテラス」や「ヒマワリいっぱいプロジェクト」、パークミーティングなど、

「みんなでつくる公園」としての取り組みが、結果として、利用者数の増加として結実しつつある。

次年度に向けて改善が望まれる点

次年度に関しても、施設の安全を確保するため、指定管理者で可能な範囲の修繕を行い、

適切に施設の維持、管理を行う。

前年度評価で改善が望まれると

指摘された点とその改善状況

【前年度指摘事項】

支出(修繕)について、予算を計画的に使用すること。

施設・設備の点検について、実施年度に必ず行うよう、事業計画に基づき対応すること。

【改善状況】

前年度で指摘された項目のうち、施設・設備の点検については、今年度は事業計画に基づき適切に実施している。一方、予算を計画的に使用することについては、改善されたとは言えない。

 

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部港湾課港湾管理班

電話番号:043-223-3836

ファックス番号:043-227-0928

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