千葉ポートパーク指定管理者（候補者）の選定結果について

千葉県千葉市美浜区高洲三丁目11番3号

株式会社塚原緑地研究所

令和4年4月1日～令和8年3月31日（4年間）

• 管理運営の基本方針
  誰もが平等かつ安全・安心に利用できるよう職員に周知徹底し実践することで、本施設を県民の憩いの場とする。また、千葉ポートタワー等の周辺施設と連携し千葉みなと地区の地域振興に貢献するとともに、コンプライアンス委員会を設置し法令遵守への取組みを徹底する。
• 平等な利用を図るための具体的手法
  職員の意識を高めるため平等利用に関する社員研修を行い、実施体制づくりを徹底する。テニスコート等の利用受付は先着順に受付するとともに、高齢者や要配慮者等の意見を聞き問題点を把握し、誰もが平等に利用できるよう努める。
• 利用者の増加を図るための具体的手法

  本公園の良さを多くの県民に知ってもらうことが重要であるため、千葉ポートタワー等の周辺施設や報道機関等と連携し広報・プロモーションを行う。

  地域・関係機関・ボランティア等と連携し、豊かなみどりや施設を活用する事業を共催・協力して行う。
• サービス向上を図るための具体的手法

  テニスコートの利用時間の延長、バーベキュー、環境学習などの自主事業を実施し、海や港に親しむ機会を提供する。

  利用者アンケート調査等を行い、調査結果を分析し、業務改善に役立てる。

  また、清潔な環境を維持するために、特にトイレについては清掃回数を多くし美化に努める
• 施設の維持管理

  施設の維持管理については予防保全を基本とし、作成した長期的保全・更新計画に基づき、補修・修繕を実施することで、目標としている事故のない公園管理の達成に努める。

  巡回作業の強化及びAEDの設置等を行い利用者の安全確保に努めるとともに、危機管理マニュアル・津波対応マニュアルを整備し緊急時に備える。

• 収支計画（管理運営コストの縮減）
  本施設の指定管理を9年間務めた実績に基づき、自主事業等を積極的に実施し収入増加を図るとともに、効率的な運営により管理費を縮減する。
• 職員の配置等実施体制

  施設と管理本部が連携して運営を行う運営体制とし、本部にはそれぞれの部門の専門家を配置する。

  また、OJTを教育研修の基本とし、補うものとして本部においての研修や派遣教育を行い、職員の能力向上を図っていく。
• 地域貢献

  千葉ポートタワー等の周辺施設と連携し、千葉中央港地区の活性化を図る。また、施設での物品の調達や業務の再委託は地元企業へ依頼し、職員については地元からの雇用に努める。

  専門家の指導に基づく樹木の間伐・樹木の剪定の実施により公園の防犯・防災に貢献する。

• 様々な方法による広報やバーベキュー、体験教室など利用者の拡大やサービス向上のための具体的な提案がされており、当該施設の効果的な管理運営が確保できる。
• また、日常的な施設の安全管理や維持管理を適正に実施できる計画が具体的に立てられており、事業計画書に沿った管理を安定して行うための必要な能力を有している。
• これら以外の評価項目も総合的に勘案し候補者として選定した。

事業計画書の内容が県民の平等な利用を確保することができるものであるか。

（指定手続条例第3条第1号）

施設の設置目的及び県が示した管理の方針

施設の設置目的を理解しているか。

3

県が示した管理の方針と事業者が提案した運営方針が合致するか。

3

経営理念や労働関係法令等についてのコンプライアンスの取組等、団体の経営モラルは適切か。

3

平等な利用を図るための具体的な手法及び期待される効果

事業内容等が一部の県民、団体に対して不当に利用を制限又は優遇するものではないか。

3

要配慮者への対応は適切か。

3

個人情報の取扱は適正か。

個人情報保護の取組

個人情報保護のための適切な措置がとられているか。

3

必須項目小計

18

事業計画書の内容が、当該公の施設の効用を最大限に効果的に効率的に発揮させるものであるか。

（指定手続条例第3条第2号）

利用者の増加を図るための具体的手法及び期待される効果

年間を通じた広報計画や利用者を増加させる具体的な取組内容は適切か。その効果と実現性はどうか。

また、取組みにおける地域、関係機関、ボランティア等との連携が図れているか。

10

サービスの向上を図るための具体的手法及び期待される効果

自主事業の提案など、サービスの向上を図る取組みが、港湾緑地の施設の設備・機能を活用した施設の設置目的の達成に資するものとなっているか。

10

利用者ニーズへの対応や利用者からの苦情への対応は適切か。

5

施設の維持管理の内容、適格性及び実現の可能性

日常的な施設の安全管理や施設利用者の安全確保の具体的な方法が示されているか。

また、事故や災害発生時の危機管理に係る具体的な対応が示されているか。

10

植物・施設等の維持管理を適正に実施できる具体的な計画が立てられているか。

5

管理に係る経費の縮減効果（又は収益性の確保）

経費の縮減は見込まれているか。

15

事業計画書に沿った管理を安定して行うために必要な能力（人員、財政的基盤等）を有しているか。

（指定手続条例第3条第3号）

収支計画の内容、適格性及び実現の可能性

収入、支出の積算と事業計画の整合性は図れているか。※1

5

収支計画の実現可能性はあるか。

また、一般管理費の算出方法は適切か。※2

5

安定的な運営が可能となる人的能力

業務を円滑に推進できる職員の配置や業務分担がなされているか。

職員の指導育成、研修体制は十分か。

職員採用が必要な場合の方策は適切か。※3

10

安定的な運営が可能となる財政的基盤

財務状況は健全であり、業務を確実に行える経営的に安定した団体であるか。※4

10

類似施設の運営実績

施設の管理にどの程度実績があり、本件施設を良好に管理運営できる可能性はどうか。

5

その他

地域貢献

物品・役務の地元調達が計画されているか。

近隣住民や近隣他施設との連携による地域活性化などにより、地域への貢献が期待できるか。

5

地域の美化、防犯・防災、災害復旧の活動が計画されているか。

5

一般項目小計

100

合計（必須項目＋一般項目）

118