3月30日｜5類感染症への移行に係る今後の対応について知事メッセージ（囲み取材）

本日開催した新型コロナウイルス感染症対策本部会議の内容について申し上げます。

「5類感染症への移行に係る今後の対応」について

• 5月8日から、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類感染症」に変更されることが決定され、国から変更後の対応方針等が示されました。
• これを受け、本日は、5類感染症に変更後の本県の医療提供体制等の対応方針について整理しました。
• 5月8日以降も県民の方が安心して生活できるよう、心配な症状が出たときの対応、外来対応医療機関が近くにない場合の受診先、自宅療養中における体調急変時の対応等の相談窓口を設置予定です。
• また、必要な方が速やかに受診できるよう、外来対応医療機関の確保・公表を継続するとともに、必要な病床も確保してまいります。
• 一方で、定点医療機関からの報告となること、また、自宅待機・療養に係る法的根拠がなくなることから、陽性者登録センターは5月7日で終了となります。
• また、宿泊療養施設などについても、法的根拠がなくなるため、5月7日で終了となります。
• 教育の場面においては、4月1日からの学校教育活動に当たっては、マスクの着用を求めないことが基本となります。
• また、学校現場に対する支援として、児童生徒及び保護者等を対象とした「感染症に関する電話相談窓口」を4月6日から7月末日まで開設し、学校生活における不安や心配に関する電話相談を行います。
• 5類感染症への移行により混乱が生じないよう、関係機関等と連携し、必要な準備を進めてまいります。

「新型コロナウイルス感染症対策に関する振り返り」について

• 新型コロナウイルス感染症対策については、医療提供体制の整備や県民等への協力要請、事業者への支援など、これまで様々な取組を行ってまいりました。
• こうした取組については、今後新たな感染症が発生した際の対応に活かすことができるよう、しっかりと振り返りを行うことが大切であると考えております。
• 本日は、振り返りの趣旨や構成の方向性を整理しました。私からは、担当部局において引き続きとりまとめ作業を進めるよう、指示をしました。

「レベル移行」について

• 新型コロナウイルス感染症の感染状況や医療ひっ迫の状況等を評価するレベルについて、2月6日から「レベル2」としてきましたが、感染状況や保健医療の負荷の状況等を総合的に判断し、本日「レベル1」に移行しました。

本日の会議の主な内容は以上です。