ここから本文です。
ホーム > 県政情報・統計 > 広報 > ちば県民だより > ちば県民だより 令和5年(2023年) > ちば県民だより(令和5年5月号) > ちば県民だより(令和5年5月号)2面・3面
更新日:令和6(2024)年5月2日
ページ番号:583020
問い合わせ 県文化振興課
電話番号 043-223-3945 ファックス 043-224-2851
1873(明治6)年6月15日、印旛県と木更津県の合併により千葉県が誕生し、今年で150周年となります。この間、先人や私たちは、数々の災害や困難を乗り越えつつ、海や山に恵まれた自然環境や、歴史・文化が根付く地域の魅力を生かしながら、発展の歩みを進めてきました。
県では、令和5年6月から令和6年6月までの1年間を150周年と位置付け、本県ならではの多様な文化資源や魅力を発信するとともに、千葉のブランド価値の創出・向上や地域活性化につなげるため、県内各地でさまざまな記念事業を実施します。
「県民が、郷土を知り、ふるさとを愛する心を育み、共に次代に誇り得る、より豊かな千葉県を築くことを期する日」として、県の人口が500万人を突破したことを記念して、1984(昭和59)年に制定されました。
県誕生から150年を振り返り、続いていく未来に思いを馳(は)せる
千葉県マスコットキャラクター チーバくんの生みの親である坂崎千春(さかざきちはる)さんが制作。
小林武史(こばやしたけし)さん
日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手掛ける音楽家。2019(令和元)年から木更津市で農と食とアートとが融合した施設「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」を運営し、食の循環を可視化するプロジェクトを進めています。
北川(きたがわ)フラムさん
アートディレクター。アートによる地域づくりの実践として、全国各地の芸術祭で総合ディレクターを務めています。また、2013(平成25)年からは、市原湖畔美術館の館長に就任しています。
総合プロデューサー 小林武史 さん
知事 総合プロデューサーにご就任いただきありがとうございます。今回対談できることになり、大変うれしく思っています。まずは記念事業のプロデュースに当たって、ビジョンや思いを聞かせていただけますか。
小林さん 3年5年10年と、未来に続いていくモノ・コト・活動の機運を皆さんと作っていく始まりになるといいなと思っています。東京に近い千葉県から、これからの日本や世界に向けて「続いていく未来」を発信していく。その中心として、かなり新しい形の芸術祭を考えています。
知事 僕らも単なる周年事業ではなく、これをきっかけに県内の各地域でさまざまな活動が続いていって欲しいと思っています。
小林さんは木更津で、「農・食・アート」をテーマにした「KURKKU FIELDS」を運営されていますが、このプロジェクトを始めたきっかけを伺えますか。
小林さん 経済偏重ではなく「全体の循環やバランス」を考える活動を続ける中で、実践の場となる自然豊かな場所を探していて、木更津に出会いました。アクアラインを通じて都市とわずか1時間足らずで結びついている立地が、何かいろいろなことを発信する基盤になると思ったんです。
知事 他にも県内各地をご覧になって、印象に残っている地域はありますか。
小林さん 先日銚子へ行きましたが、すごくカラーがあって好きな街でした。マグロの漬け丼が今まで食べた中で一番おいしかった。あのたれの味はなかなか出せないですね。
知事 銚子では何を食べてもおいしいですよね。しょうゆの町でもありますから。
小林さん 銚子ばかりでなく、柏、松戸の方から安房の方まで、きれいな海や温暖な気候などいろいろな魅力がグラデーションで点在しています。東京から1時間から2時間の範囲にこれだけさまざまな魅力が詰まっている千葉県を、県外の方にも身近に感じていただきたいです。
知事 「千葉」と一つにくくるのが難しい、多彩な地域特性がありますよね。
未来に向けて、意外と県民が気付かない「秘めた可能性」を教えていただけますか。
小林さん 房総半島の自然の雄大さや豊かさは他にないと思います。古来から、食の循環、命の循環という意味で、楽園だったのでは。人類が地球規模で、競争ではなく共存・共生を考えていく時代だからこそ、千葉県は世界で十指に入るメガシティーの東京に影響を与えられるポテンシャルを持っているような気がします。
知事 ありがとうございます。のんびりできる「豊かさ」という価値観を自信を持って東京や世界に提示していかなければならないですね。
記念行事のキックオフイベントとして、参加・体験型イベントを開催します。千葉県誕生150周年記念式典や、ステージイベント、地元ゆかりのグルメなど、盛りだくさんの一日。楽しみながら“ふるさと千葉”の魅力を体験してみませんか。
日時 6月11日(日曜日)10時から17時
会場 森のホール21/21世紀の森と広場/松戸市立博物館(JR武蔵野線新八柱(しんやはしら)駅または新京成線八柱(やばしら)駅から徒歩15分)
申し込み方法
往復はがき 往信面(裏)に住所、氏名、電話番号、観覧希望者全員の氏名(4人まで)、車いす席の有無を、返信面(表)に返信用宛先を書いて、下記へ郵送。(消えるボールペン使用不可)
申込期限 5月19日(金曜日)必着(申し込み多数抽選)
申込先 〒260-8661(住所記載不要)(公益財団法人)千葉県文化振興財団「150周年オープニングイベント」係
問い合わせ 県文化振興課 電話番号 043-223-3945
チーバくんなどを田んぼに描きます。現在、田植えの参加者を募集中!また、田んぼでの結婚式やワークショップも行います。
日時 5月27日(土曜日)10時から14時30分
会場 道の駅オライはすぬま(山武市蓮沼ハ4826)周辺の田んぼ
申込期限 5月12日(金曜日)
定員 200人(申し込み多数抽選)
問い合わせ 県文化振興課 電話番号 043-223-3945
県にゆかりのある「羽衣」を上演します。
日時 6月15日(木曜日)13時開演(12時20分開場)
出演者 松木千俊(まつきちとし)さん(シテ)他
席種 有料指定席3千円(300席)、無料自由席(585席)
問い合わせ・会場 青葉の森公園芸術文化ホール(京成千原線千葉寺駅から徒歩15分) 電話番号 043-266-3511
国内外の著名なコンクールで優秀な成績を収めている千葉県にゆかりのある若手演奏家が、ソリスト(独奏者)として、千葉県を代表するプロオーケストラである千葉交響楽団と共演します。
日時 7月15日(土曜日)14時開演(13時15分開場)
会場 市川市文化会館 大ホール(JR総武線・都営新宿線本八幡駅から徒歩10分)
出演者 ソリスト:坂口由侑(さかぐちゆう)さん(ピアノ)、吉田智就(よしだともなり)さん(ホルン)、平塚七衣(ひらつかなない)さん(フルート)
指揮者:山下一史さん 管弦楽:千葉交響楽団
申し込み方法 往復はがきに代表者の郵便番号、住所、氏名、電話番号、希望者全員の氏名、年齢(1通につき4人まで)、返信用宛先を書いて、下記へ郵送。(消えるボールペン使用不可) ※未就学児不可
申込期限 6月16日(金曜日)必着(申し込み多数抽選)
申し込み・問い合わせ 〒260-8661(住所記載不要)(公益財団法人)千葉県文化振興財団「若い芽のαコンサート係」 電話番号 043-222-0077
県立中央博物館では、千葉県150年の歴史を振り返る古写真を募集しています。投稿写真は特設サイトで紹介するとともに、7月から中央博物館での展示を皮切りに県内各地での巡回展示を予定しています。
ぜひ、あなたの家に眠る思い出の写真をお寄せください。
募集期間 9月15日(金曜日)まで
応募方法 写真の画像データと思い出コメントを応募サイトにアップロードして応募
問い合わせ 県立中央博物館 電話番号 043-265-3111
市町村 | 内容 | 会場 | 日時 |
---|---|---|---|
習志野市 |
|
|
|
香取市 | 完全復元伊能大図パネル展 | 香取市民体育館 | 6月10日(土曜日) |
八千代市 | 八千代市市民会館開館50周年記念第33回県民の日記念コンサート「サウンド・オブ・ミュージック」 | 八千代市市民会館大ホール | 6月11日(日曜日) |
多古町 | ボリビアミニコンサート(あじさい祭り) | 多古町あじさい公園 | 6月11日(日曜日) |
他の市町村でも随時開催予定です。
問い合わせ 各市町へお問い合わせください。
皆さまの投票により「習志野ソーセージ」「野田のつく舞」など39件が新たに選ばれ、合計150件となりました。投票ありがとうございました。
今後もイベント情報などを随時更新していきます。ぜひご覧ください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください