ここから本文です。

更新日:令和5(2023)年11月5日

ページ番号:615235

ちば県民だより(令和5年11月号)3面

感染症対策で冬も元気いっぱい

今年もまた、空気が乾燥し、気温が低くなる冬がやってきます。インフルエンザや感染性胃腸炎を引き起こすウイルスは、乾燥する季節に私たちを襲います。年末年始に向けて行事が多くなるこれからの時季、しっかり感染対策し、元気いっぱいに楽しく過ごしましょう。

問い合わせ 県疾病対策課 電話番号 043-223-2665 ファックス 043-224-8910

 

インフルエンザ

症状

38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠(けんたい)感、喉の痛み、鼻汁、咳(せき)など

※重症化すると子どもは急性脳症、高齢者は肺炎などになることがあります。

今年の流行はいつもと違う!!

例年12月から3月が流行シーズンですが、今年は夏も感染者が発生しており、9月には注意報が発令されるなど、例年とその動向は大きく変わってきています。

インフルエンザ報告数グラフ 

※定点あたり報告数…各定点医療機関において1週間に診断した患者数の平均値のこと。

対策

予防接種と手洗い・換気をしましょう
  • ワクチン接種 感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効とされています。
  • 外出後の手洗い 流水・せっけんで手洗いをすることにより手指に付いたウイルスを除去しましょう。
  • 適切な湿度の保持と小まめな換気 室内は加湿器などで湿度(50%から60%)を保ち、換気もしましょう。
  • 十分な休養と栄養摂取 休養を十分に取り、栄養バランスの良い食事を心がけて体の抵抗力を高めましょう。
咳エチケットも大事です
  • 咳・くしゃみが出そうな時はマスクをしましょう。
  • マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕などで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて1メートル以上離れましょう。
  • 鼻汁・痰(たん)などを含んだティッシュはすぐにごみ箱に捨てましょう。
  • 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。

 

感染性胃腸炎(ノロウイルス)

症状

嘔吐(おうと)、下痢、腹痛など

※子どもや高齢者は重症化したり、吐しゃ物を誤って気道に詰まらせたりすることがあります。

対策

手洗いと塩素消毒が有効です
  • 食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
  • 下痢や嘔吐などの症状がある方は、食品を直接取り扱わないようにしましょう。
  • 汚染された可能性のある場所や器具は、塩素消毒液で消毒しましょう。
塩素消毒の方法

次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めて「塩素消毒液」を作ります。濃度によって効果が異なりますので、正しく量りましょう。

※家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。

 

塩素消毒液のつくり方

食器、カーテンなどの消毒や拭き取り 200ppmの濃度の塩素消毒液
製品の濃度 液の量 水の量
12% 5ミリリットル 3リットル
6% 10ミリリットル 3リットル
1% 60ミリリットル 3リットル
嘔吐物などの廃棄(袋の中で廃棄物を浸す) 1000ppmの濃度の塩素消毒液
製品の濃度 液の量 水の量
12% 25ミリリットル 3リットル
6% 50ミリリットル 3リットル
1% 300ミリリットル 3リットル

※製品ごとに濃度が異なるので、表示をしっかり確認しましょう。

※次亜塩素酸ナトリウムは使用期限内のものを使用してください。

※嘔吐物などの酸性のものに直接原液をかけると、有毒ガスが発生することがありますので、必ず「使用上の注意」をよく確認してから使用してください。

※消毒液を保管しなければならない場合は、消毒液の入った容器は、誤って飲むことがないように、消毒液であることをはっきりと明記して保管しましょう。

 

新型コロナウイルス感染症

令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症は5類感染症へ移行し、感染対策についても個人の判断が基本となりましたが、換気や手洗いなどは基本的な感染対策として有効です。これまで冬場には感染者数が増加する傾向がありましたので、感染対策を心がけましょう。

感染拡大防止のため、発症から5日間、かつ、症状軽快後24時間は外出を控えることを推奨します。

コロナに感染?どうしよう!

発熱などの症状があるときは、まずはかかりつけの医療機関を受診し、かかりつけの医療機関がない場合は、外来対応医療機関を受診してください。

HP 発熱時の行動フロー・コロナかなと思ったら/千葉県

受診できる医療機関が見つからない場合や自宅での療養中に症状が重くなった場合には、千葉県新型コロナウイルス感染症相談センターまでご相談ください。

電話番号 0570-200-139(土曜日・日曜日、祝日を含む24時間受け付け)

 

前のページ 次のページ

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課広報班

電話番号:043-223-2241

ファックス番号:043-227-0146

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?