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更新日:令和5(2023)年6月26日

ページ番号:353927

平成8年県政10大ニュース

企画部広報課

順位

できごと

月日

1

東葉高速鉄道の開業

4月27日

2

「ちば新時代5か年計画」スタート

4月1日

2

台風17号により、死傷者27名をはじめ住家浸水、道路損壊等の多大な被害が発生

9月22日

4

県庁本庁舎の完成・供用開始

4月1日

5

かずさDNA研究所が世界初の「藍藻(らんそう)」ゲノムの構造解析に成功

3月13日

5

成田空港用地問題が進展

4月30日~

5

「病原性大腸菌O-157」の県内発生

6月21日~

8

第41回衆議院議員総選挙の執行

10月20日

9

東京大学柏キャンパスの着工

11月18日

10

アトランタパラリンピック大会で、荒井のり子選手が金メダルを獲得し、千葉県県民栄誉賞を受賞

10月7日

10 生涯学習センター・芸術文化センター・女性センターの複合施設「さわやかちば県民プラザ」オープン 11月15日

<参考>

  • 幕張メッセ国際展示場(9~11ホール)の着工(1月12日)
  • 総合選択制とインテリジェント化を特色とする県立幕張総合高等学校の開校(4月1日)
  • 南房総広域水道用水供給事業の供給開始(10月1日)
  • 県レベルで全国初の「千葉県少年少女オーケストラ」結成(6月23日)
  • 農業粗生産額、2年連続全国第2位を堅持(10月21日)
  • 冬、夏2度の渇水による取水制限の実施(1月11日~3月27日、8月16日~9月25日)
  • 千葉県福祉のまちづくり条例の制定(3月25日)
  • 日本最大級の千葉県国際総合水泳場オープン(5月9日)
  • 幕張メッセとシンガポール・インターナショナル・コンベンション・エキジビション・センターの姉妹提携(8月14日)

順位

できごと

あらまし

1

東葉高速鉄道の開業
(4月27日)

八千代市から船橋市を走る都市鉄道である東葉高速線(勝田台~西船橋間、16.2km)が開業した。
この鉄道は、営団地下鉄東西線へ直通運転しており、八千代市や、船橋市の内陸部から乗換えなしで都心へのアクセスが可能となった。
また、県西部地域の交通渋滞が大幅に解消されることになった。

2

「ちば新時代5か年計画」スタート
(4月1日)

「ちば新時代5か年計画」(計画期間:平成8年度~12年度)が4月からスタートした。
この計画では、「ひと」を中心とした新たな社会システムを創造することを基本理念として、今日求められている32の課題に対し、県民の視点に立ち、行政の各部局の枠を超えて、総合的・横断的に取り組んでいる。さらに、県内を七つのゾーンに分け2010年までを見通した地域整備の基本的方向を打ち出した。
なお、今回、初めて「総合5か年計画推進本部」を設置し、これまで以上に部局間の連携を密にし、全庁あげての計画達成を目指している。

2

台風17号により、死傷者27名をはじめ住家浸水、道路損壊等の多大な被害が発生
(9月22日)

9月22日、房総半島をかすめるように通過した大型で強い台風17号は、記録的な風雨をもたらした。
この台風17号の通過により、県内各地で河川の氾濫、がけくずれ等が相次いで発生し、死者6名、重傷者5名、軽傷者16名、住家の損壊659棟、床上浸水2,076棟、床下浸水4,744棟、農林関係被害約110億円等大きな被害が発生した。また同日、茂原市及び睦沢町に対して災害救助法が適用された。
なお、被害の大きかった一宮川については、河川激甚災害対策特別緊急事業として集中的に治水対策を実施することとなった。

4

県庁本庁舎の完成・供用開始
(4月1日)

県行政機構の分散化の解消と行政サ-ビスのより一層の向上を図るため、平成5年7月に着工し建設を進めていた県庁本庁舎が、1月に完成した。
落成式を2月23日に挙行、県民への公開を翌24日から3日間実施した。
開庁式を4月1日に行い、同日から供用を開始した。

5

かずさDNA研究所が世界初の「藍藻(らんそう)」ゲノムの構造解析に成功
(3月13日)

かずさアカデミアパークの先導的・中核的施設である「かずさDNA研究所」が、平成6年10月の開所以来の重点課題として取り組んできた「藍藻(ランソウ)」ゲノム(約357万塩基対)の全塩基配列を決定し発表した。
独立栄養生物(光エネルギーと無機物質だけで成育する植物型生物)の全ゲノムの解析としては世界初の研究成果であり、光合成システムなどの本質的な仕組みの解明を可能とし、応用分野では、環境浄化システム、有機物質(食糧等)生産システムの開発への道が開かれた。

5

成田空港用地問題が進展
(4月30日~)

成田空港の平行滑走路建設予定地に住む農民が空港公団との間で4月30日用地買収に合意、7月18日に売買契約を締結した。
この移転表明は、空港用地内の農家移転としては11年ぶり、円卓会議終了後初めてであり、空港問題解決に向け大きな前進となった。
さらに、11月12日、27日にも売買契約の締結があり、空港用地内に残る農家は6戸、未買収地は約15.9ヘクタールとなった。

5

「病原性大腸菌O-157」の県内発生
(6月21日~)

全国各地で「病原性大腸菌O-157」による食中毒が発生する中、本県でも6月21日に初めての感染者が確認され、その後も散発的ながら発生が確認された。
県民への被害拡大を防止するため、県は7月25日「病原性大腸菌O-157対策連絡会議」を設置し、保健所における24時間体制の相談・検査窓口の設置、医療機関の受入体制の整備、学校給食の衛生管理の強化、野菜等の検査を実施するなど、被害の拡大防止に全力を尽くすとともに、影響を受けた中小企業者等に対し金融支援を行った。
12月半ばまでに、県内で確認された感染者は、53名となりうち1名が死亡している。

8

第41回衆議院議員総選挙の執行
(10月20日)

衆議院議員の選挙制度が小選挙区比例代表並立制に改正されて初めての第41回衆議院議員総選挙が、10月20日に行われた。
千葉県内の小選挙区選挙では12の選挙区に対し、55人が立候補した。これは、戦後2番目の立候補者数であり、近来にない激しい選挙となった。
しかしながら、投票率は、全国平均でも59.65%(小選挙区)とはじめて60%を割るなど依然として低下傾向が見られ、本県においても小選挙区54.53%、比例代表54.50%と過去最低となった。
なお、県警では、9月28日、選挙違反取締本部を設置し、違反行為に対する厳正かつ積極的な取締りを推進し、その排除に努めた。

9

東京大学柏キャンパスの着工
(11月18日)

東京大学柏キャンパスの建設工事起工式が11月18日に盛大に挙行され、本郷、駒場に並ぶ三大キャンパスの一つとして、物性研究所等の研究機関や大学院研究科を整備する構想の実現に向けて大きく前進した。
この東京大学柏キャンパスの実現は、東葛テクノプラザ、さわやかちば県民プラザ等との連携を通じて、本県の科学の振興や産業の高度化に大きな効果をもたらすものとして期待される。

10

アトランタパラリンピック大会で、荒井のり子選手が金メダルを獲得し、千葉県県民栄誉賞を受賞
(10月7日)

8月にアメリカ合衆国で開催された、障害者の国際スポーツ大会である「1996年アトランタパラリンピック大会」において、日本代表選手として参加した本県在住の荒井のり子選手が、陸上競技女子車椅子100メートル走で世界新記録により優勝した。
荒井選手のこの快挙は、多くの人々に深い感銘を与えるとともに、障害のある人に夢と希望を与え、また、障害者スポーツの振興に大きく貢献した。これらの功績により、荒井選手に対して千葉県県民栄誉賞が10月7日授与された。県民栄誉賞の受賞は、昭和63年の鈴木大地選手(ソウルオリンピック水泳競技男子100メートル背泳ぎ金メダリスト)に続いて2人目であり、障害者スポーツの選手としては初めての受賞である。

10 生涯学習センター・芸術文化センター・女性センターの複合施設「さわやかちば県民プラザ」オープン
(11月15日)
県民の生涯学習の振興、芸術その他の文化の振興及び男女共同参画社会の形成に資するため、「生涯学習センタ-」、「芸術文化センタ-」、「女性センター」の各機能に加え、環境学習も行える複合施設を柏市柏の葉公園隣接地にオープンした。
主な事業内容は、
  1. 生涯学習・芸術文化・女性・環境に関する情報の提供や相談、講座・研修会等の開催、調査・研究等
  2. 生涯学習・芸術文化・女性・環境に関する活動のための施設の提供
である。
オープニングイベントとして、11月15日から17日まで「地域文化創造フォーラム’96」、「ピアノコンサート」、「レディレディフェスタ」、「環境ボランティア交流会」等各種の事業を実施し、45,000人を超える多くの入場者があった。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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