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更新日:令和8(2026)年3月27日
ページ番号:846023
| 日時 | 令和8年3月24日(火曜日)15時00分から15時21分 |
|---|---|
| 場所 | 本庁舎5階大会議室 |
| 動画 |
(知事)
皆様、こんにちは。
本日は、定期人事異動についてお話しをいたします。
まず、今回の人事異動の基本的な考え方についてです。
人事異動にあたっては、職員一人ひとりが能力を最大限発揮できるよう、職員の意欲・能力・実績を重視した「適材適所」の人事異動を行ったところです
また、「千葉県総合計画 ~千葉の未来をともに創る~」の各種施策を着実に推進するための人事体制を整えました。
なお、人事異動の規模についてですが、今回の異動者数は2,615人であり、前年度の2,695人と比べ、80人減少いたしました。
次に、役付職員の登用についてです。
登用にあたっては、男女の区別なく、それぞれの職にふさわしい能力・適性を備えた職員の積極的な登用を図りました。
幹部職員については、部局長のうち、5人が退職するため防災危機管理部長に、久本修地域防災担当部長を、環境生活部長に、寺本孝議会事務局長を、企業局長に、横山尚典企業局土地管理部長をあてるなど、7人を交代といたしました。
女性幹部職員については、組織の中枢となるポストに積極的に登用した結果、部長級及び次長級の女性幹部職員は過去最高の14人、課長級以上の合計でも前年度から6人増で、過去最高の61人となったところです。
その他、企業立地ニーズが高まる中、さまざまな手法により産業用地の整備を進めるとともに、県経済をけん引する地域に企業を誘致し、産業集積を進めるため、産業拠点整備戦略担当部長を配置するとともに、産業拠点整備戦略課を新設し、体制の強化を図りました。
また、少子化対策や次世代を担うこども、若者への支援をより一層進めるとともに、こども・若者施策に係る部局横断的な企画立案や総合調整を推進するため、こども家庭担当部長を配置するとともに、こども・若者政策課を新設し、体制の強化を図りました。
さらに、県内観光業の更なる振興に向けて、海や温泉など千葉の自然を活用した観光地域づくりをより一層展開していくため、観光政策課に観光地域づくり担当課長を配置し、体制の強化を図りました。
今回が、総合計画「~千葉の未来をともに創る~」策定後、はじめての人事異動であり、この新たな体制のもとで、職員とともに議論を重ねながら、計画に掲げた各種施策について、着実に推進が図れるよう、スピード感をもって、挑戦しながら、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
最後に、被災自治体への職員派遣についてです。
被災自治体の復旧・復興支援のため、中長期派遣として、県から計13名の職員を派遣いたします。引き続き、被災自治体への支援を行っていきたいと思います。
(知事)
次に、児童相談所の機能強化について、お話をいたします。
県では、児童虐待相談対応件数の増加が続き、近年高止まりしている状況を背景に、こどもの最善の利益を考えた保護や養育を充実させるため、児童虐待防止対策を実施し、児童相談所の機能強化に向けた取組を進めています。
具体的には、児童相談所の新設、建替えによる施設面の整備や、ICTを活用し相談者との通話内容をテキストへ変換する「音声マイニングシステム」の導入、業務の民間委託などにより、職員の負担軽減と業務の効率化を進めてまいりました。
また、早期枠試験の実施や奨学金返還支援事業の創設など、人材確保対策、人材育成基本方針に基づく職員の専門性強化などを行ってきたところです。
中でも、令和2年6月の県児童相談所の管轄区域の見直しに関する県社会福祉審議会からの答申を受けて進めてきた児童相談所の整備については、取組がようやく実を結び、この度、第一弾として、印旛郡市を管轄する印旛児童相談所が本年4月20日に開所する運びとなりました。それに先立ち明日、3月25日に開所式を実施いたします。
印旛児童相談所は、児童の居室の個室化や屋内外の運動場の設置、職員の執務室の拡充等が図られ、一時保護児童の生活環境や、職場環境の改善が見込まれます。
今後は、令和8年秋頃に松戸児童相談所の開所、令和9年度には柏、及び銚子児童相談所の建替え・移転を予定しております。
引き続き、市町村をはじめとする関係機関と連携を深め、未来を担うこどもたちが、社会の一員として尊重され、虐待などのつらく悲しい思いをすることなく、幸せを実感しながら成長できる社会の実現に、全力で取り組んでまいります。
私からは以上です。
(記者)
よろしくお願いいたします。
まず、発表内から県人事についてお伺いできればと思います。幹部人事、防災危機管理部長ですとか、環境生活部長と交替されました。改めて、ねらいをもう少し詳しく伺えればというのと、新たな職場に2,000人以上の職員が移るかと思いますが、働きとして期待することを伺えますでしょうか。
(知事)
それぞれの人事の意味づけでありますけれども、どれもこの重要な部署に対して、経験豊富かつしっかりと視点の高い人材を登用することができたと思っています。先ほど少し申し上げたとおり、女性の幹部職員の登用に関しては積極的に進めてまいりまして、かなりパーセンテージとしても増加をしておりますので、男女性別問わず活躍できる環境というのが千葉県庁の中で確実に進んでいるということが、数字や、またそれぞれの部署の職員を見ても思っていただけるんじゃないかなと思っています。
その中でも、特に今、成田空港周辺の産業拠点整備、さらには企業誘致も好調でありますので、さらに1段ギアを上げて、産業用地を整備していくために専門の組織、課の新設をいたしました。そうした部分がしっかりと機能するように、意を用いていきたいと思っています。
それから、人事異動する職員も含めてのメッセージになりますけれども、やはり大事なのは、県民の視点をしっかりと意識して、県庁内に閉じることなく、広くネットワーク、また信頼関係、パートナーシップを構築できるよう、そうした意欲的な職員が県庁の中にたくさんいると信頼をしております。人事異動を契機に、より心機一転、また県民や県のために尽力してくれることを期待しております。
(記者)
ありがとうございます。
今年、4月1日の組織改編で、新たに部長職が3ポスト新設されたかと思います。産業拠点整備戦略担当部長とこども家庭担当部長と報道・魅力発信担当理事の三つのポストに3名の方が就任されたかと思いますが、そちらの起用のねらいを伺ってもよろしいでしょうか。
(知事)
産業のところは先ほどお話ししたとおりですけれども、こども家庭担当部長に関しては、この間、こども、若者関係の政策を担当する部署の業務量も、組織力の規模も拡大している中で、こども家庭対策監を含めて、ある程度組織的に人事としてもやってきたんですけれども、さらにこども・若者政策課も新設されますし、教育委員会や総務部が所管している分野、教育部門ありますので、部内の4課の統率に加えて、部外の組織とも連携をした、部局横断的なこども、若者施策の企画立案、総合調整を推進する必要があるということで配置をしたものになります。
それから、あとは報道・魅力発信の部分ですが。戦略的な広報をしっかりやっていくという中で、組織も見直しをしてまいりました。より高い次元から、皆様方への発信であったり、皆様方の御意見を伺うというのも含めて、県庁外に県がやっている施策が届けられるように、発信するだけではなくちゃんと届くように、戦略的広報をしっかりしていくという観点から任命した、登用したというところです。
(記者)
ありがとうございます。
発表内からもう1点、児相の機能強化に関連してなんですけども、昨日、市川児相の裁判の関係で、高裁で和解が成立したかと思います。改めて、和解が成立したことを受けての受け止めと、今、専門人材の不足が深刻になっているのかなと思いますが、それを踏まえて、新たな児相の機能強化をどういうふうに進めていくかという点、少し詳しく伺ってもよろしいでしょうか。
(知事)
まず、和解が成立したことは大変よかったと思っています。どちらも千葉県のこどもや家庭に対して最善の環境を提供するために、児相の職場環境の改善が不可欠という思いは変わらない、一致していると思っています。この間、ハード、ソフト、両面にわたって対策を立ててまいりましたし、人材も大幅に増やしてまいりました。先ほど申し上げたとおり、早期枠試験の実施であったり、秋試験など、着実に今、職員を確保しておりますし、奨学金返還支援事業も思い切って導入して、志願者の確保に努めているところになります。
ハードの面も、私自身、県の児童相談所へ行きまして、一時保護所もそうですし、職場環境も改善が急務だなと感じて、この間、予算を一つ一つ充ててまいりました。明日の印旛の児童相談所、松戸の児童相談所、それから、柏市と船橋市もそれぞれ児童相談所新設、そして、銚子、柏の児童相談所も順次建て替えていきますので、働く職員にとっても働きやすい環境、それから、一時保護を含めて、そうしたこどもたちにとっても最善の環境整備をしていく。それによって、県内の家庭への支援体制を強化していくことで、まずは、そもそも児童虐待が生まれにくい状況をしっかりつくっていく。それから、早期に家庭とこどもたちを支援できる、そういう体制を千葉県からしっかりとつくっていきたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。
最後に、発表外から1点伺いたいんですけども、県教育委員会の有識者会議が、先週、教員、職員の性犯罪防止に向けた提言というのを取りまとめて、杉野教育長に提出されたかと思います。防犯カメラの学校内への設置ですとか、踏み込んだ提言もあったかと思いますが、その中で、今月も4件、性犯罪の関係で懲戒免職もあったかと思います。知事の提言の受け止めと、教員の不祥事防止に向けてどのように取り組んでいくべきというか、お考えを伺ってもよろしいでしょうか。
(知事)
やはり教職員の児童生徒などに対する性暴力というのは、本当にこどもたちの心を深く傷つけるものでありますし、また、教職員に対する信頼を全体に損ねる重要な事案だと思っております。何としてでも根絶をしていかなければならないと思います。先日の提言を私も拝読いたしました。なぜ発生するのかっていう部分について、個人のモラルだけではなくて、学校内における構造的な部分に着目をして、構造的に起き得ない環境をつくるにはどうしたらいいのかという視点から、新たなそうした提案もあったと受け取っております。教育委員会には、こうした実効性のある対策を、提言に基づいて速やかに実施していただきたいと思いますし、必要な予算はしっかり措置をしていきたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。私からは以上になります。
(記者)
よろしくお願いいたします。
人事に関連してお伺いしたいんですけれども、まず確認したいんですけど、女性管理職の登用に関して、幹部に占める割合は何パーセントかをお伺いします。
(知事)
担当課、お願いします。
(職員)
課長級以上の職員になりますけれども、8年度4月の定期異動で15.6パーセント、これは速報値でございますが、この予定でございます。
(記者)
ありがとうございます。その数値に関連してお伺いしたいんですけれども、20パーセントの県の目標に今回、近づいてきたことになると思うんですけど、この意義について、知事のお考えをお伺いできればと思います。
(知事)
この3、4年で、大幅に女性の幹部職員の登用の比率というのは高まってきています。私も、就任してからそれぞれの職員の皆さん方の状況をつぶさに見て、十分にそれぞれの部署でこの任に堪えられる、仕事ができる女性職員が多々おります。人事と話し合って、男女の区別なく、積極的に能力、意欲で登用していこうといった結果、この近年、毎年のしっかりとした結果に表れていると思います。最終的にはこの比率がほとんど意味をなさない、注目されないような状況まで、男女が普通に幹部としてお互い活躍するような状況をつくっていきたいですし、十分にそれができる職員が千葉県庁にはいると思っています。
(記者)
よろしくお願いします。
NRTエリアデザインセンターが発足から間もなく1年を迎えますけれども、これまでの活動について総括のコメントと、それから、今後の活動の方向性について期待するところを教えていただけますでしょうか。
(知事)
この間、このエリアデザインセンターを設置して、エアポートシティ構想も策定しましたし、その構想に基づいて、20を超える企業や団体と意見交換をしてまいりました。その中で、京成電鉄さんとも特別パートナーシップ協定を締結することができました。今年は、皆様方にも取材いただきましたけれども、SORATO NRTをはじめとするブランド資産の構築も着実に進んできております。そうした意味では、この1年にNAAとともにこのエリアデザインセンターを設置して大変よかったなと思っています。やはり、県と空港会社が一つの組織で、一体として取り組んだからこそだと思っていますので、適切なスタートが切れたと思っています。空港のみならず周辺地域、さらには全国に、この第2の開港プロジェクトの効果を広げていくための重要な基盤ができたと考えてます。
(記者)
ありがとうございます。今、活動としては1年経過したところで、今後の活動の方向性について、どんな形でその成果がアウトプットされていくのか、知事の期待について教えてください。
(知事)
今後もこの成田空港周辺は、県の直接施工も含めて、様々な産業の立地の動きが出てまいります。それから、具体に、これから増える空港で働く人たちが住む地域、働く、通勤の部分、それから、住むという観点からも、地域公共交通ネットワークの検討を進めていく必要があると思っています。エアポートシティ構想に基づいてより具体化していき、様々な企業や、また、そこで働く人たちから選んでいただけるような都市圏をつくっていくため、エリアデザインセンターがその重要な役割を果たしてくれると思っています。
(記者)
以上です。ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。
明日、印旛の児童相談所が開設することについて、令和にできるということもあり、個室を用意したりですとか、様々、これまでの児相とは違う場所だということなんですけども、まず県として、この印旛児童相談所がほかの県内の相談所のモデルケースみたいになるのか、旧態の児童相談所がまだあると思うので、それを改修していく意向というのもあるのかどうか、お伺いさせてください。
(知事)
今の児童相談所に求められる機能とすると、相談機能としても、より相談するスペースですよね。プライバシー確保できるような相談室というのもたくさん必要でありますし、それから、本当に大所帯の職場になってますので、その職場の中で職員が働きやすくて、かつ、部署間の連携がしっかり取れるような執務環境が必要だと思ってます。あと、一時保護所に関しても、先ほどおっしゃっていただいたとおり、個室を中心にやっていくということと、それから、コロナの経験がありますので、そうした感染症のこどもたちがその場所で出た場合、その子を隔離もできるんだけど、お風呂とか含めてちゃんと生活ができるような、そういうものも意識した構造にしなきゃいけないという部分で、今日的な課題を全てハード的に解決できるべく整備をしており、これがスタンダードになっていくと思っています。新設であったり、建替えをする中で、そうした今求められてるものを一つ一つ実現していくということになろうかなと思います。
(記者)
あと、児相が増えるのに伴って、職員の数が必然的に必要になってくると思います。先ほど早期試験をされたりとか、取り組みもいろいろされていると思いますけど、実際まだ足りない状況というのはあると思います。今後、松戸もできます。新たな施策ですとか、何か考えていらっしゃることはありますでしょうか。
(知事)
秋採用やいろいろな採用形態の工夫によって、かなり採用の効果を実感しております。これから船橋と柏市のそれぞれ独自の児相が立ち上がりますので、これが立ち上がるまでは、我々も船橋と柏に職員を派遣して、その立ち上がりを支援しておりましたけれども、これが戻ってくるということと、そのエリアは船橋市と柏市の職員の方々が支えていくことになります。そういう意味では、人員上は少し改善しますので、しっかり今後も採用活動に力を入れていく。それから、採用した後の職員を支えていく。それから、中核市ともしっかり連携して、この児童相談体制の充実というのは図っていけるかなと思います。とは言いながら、一番は、そもそもそういう案件を生まないようにしていくってことが大事だと思っています。今、どうしても児相は虐待した人を保護するような組織だと思われがちなんですけど、そうじゃなくて、いろいろ子育てに悩んでいる、そういう御家庭にとって気軽に相談をしていただいて、みんなでサポートしていく、まさに児童相談所であり、家庭をサポートする場所なんだということを、県内で今もいろいろ育児で悩んでらっしゃる御家庭の方々に届けられるように、しっかり発信していきたいなと思います。
定期人事異動について
総務部人事課【電話】043-223-2029
児童相談所の機能強化について
健康福祉部児童家庭課【電話】043-211-4730
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