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更新日:令和8(2026)年1月14日

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知事定例記者会見(令和8年1月8日)概要

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日時

令和8年1月8日(木曜日)10時30分から11時14分

場所

本庁舎5階大会議室

動画

令和8年1月8日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 知事の年頭の挨拶について

  2. 千葉県の落花生150周年について

  3. 第46回千葉県フラワーフェスティバルについて

  4. 障害のある方々による作品展覧会「あらゆるひとの表現 うみのもり玉手箱5」について

  5. ちばの「海と夕陽」フォトコンテストと早春の観光情報について

  6. 鴨川市で行われているメガソーラー計画について

 知事の年頭の挨拶について

(知事)

皆様、こんにちは。

本日は、今年最初の会見となります。

皆様、本年もどうぞよろしくお願いします。

昨年は、多くの県民の皆様の負託を受けて、2期目のスタートを切り、「成田空港エアポートシティの実現」に向けた取組や、「発酵県ちば」の魅力発信をはじめ、県のポテンシャルを高める取組に、関係者の皆様、職員とともに全力で取り組んだ1年でした。

今年は、成田空港の第3滑走路の新設に向けた「第2の開港プロジェクト」が進み、空港と空港周辺地域のポテンシャルが飛躍的に向上いたします。

さらに、令和8年度中には、圏央道の全線開通も見込まれております。県としても、この機会を最大限に生かし、県全域が指定された国家戦略特区を積極的に活用するなど、将来を見据えた新たな産業・地域づくりを、引き続き進めてまいります。

このほかにも、今年は、落花生150周年に係る関連行事や、7回目となる「ちばアクアラインマラソン」、日豪経済会議など、大きなイベントも予定されておりますので、ご注目ください。

今年も、こうした様々な課題に果敢に挑戦し、県民の皆様に明るい希望を感じていただける、そういう1年となるよう、精一杯取り組んでまいります。

 千葉県の落花生150周年について

(知事)

次に、先ほど冒頭でも触れましたが、「千葉県落花生導入150周年事業」について、お話しいたします。

千葉県における落花生栽培は、明治9年、西暦1876年に、今の山武市草深の牧野萬右衛門氏が神奈川から種子を持ち帰り、試作したのが始まりとされています。

今年は、千葉県に落花生が導入されて150年という節目の年になるため、県では1年間に渡り「千葉県落花生導入150周年事業」を実施することといたしました。

本事業では、様々な世代に落花生に関わっていただけるようなイベントを開催するとともに、県産落花生の魅力発信や消費拡大につなげるためのプロモーションを実施する予定です。

事業開始にあたり、取組を二つ紹介いたします。

一つ目は、落花生豆まきイベントです。

今月から来月にかけて、房総のむらや県内38か所の幼稚園・保育園で落花生の豆まきイベントを実施いたします。一般的には、節分の豆まきは大豆が主流と言われておりますが、北海道や東北でも、落花生による豆まきが行われており、落花生の産地である千葉県でもさらに普及させていこうという取組です。

私も2月1日に開催される「房総のむら」でのイベントに参加するなど、150周年を契機として、より広く豆まきに落花生を活用していただけるよう、各方面へ呼びかけてまいります。

二つ目は、事業の趣旨に賛同し、広報やキャンペーンに協力いただける「千葉県落花生導入150周年事業パートナー」の登録募集です。

パートナーとして登録いただいた企業・団体においては、落花生150周年ロゴを商品に貼付ができるほか、県ホームページ等に企業情報を掲載し、県からのぼりなどのPR資材を提供いたします。のぼりの筆文字については、こののぼりですけれども、県立袖ヶ浦高等学校1年書道部の佐藤さくらさんに揮毫していただきました。

なお、パートナー登録は、千葉県ホームページ内の「ちば電子申請サービス」または郵送で受け付けます。パートナー企業の皆様と共に、本事業を盛り上げ、県産落花生の美味しさを県内外に発信したいと思います。

今後、開催するイベント情報などについては、随時、千葉県ホームページ「千葉県落花生導入150周年事業」などで公表してまいりますので、楽しみにしていてください。

国産の落花生は、8割以上が千葉県で生産されており、「千葉といえば落花生」というほど、本県のイメージとして定着しております。落花生導入150周年の今年、様々な体験イベント等を企画しておりますので、多くの方に御参加いただき、落花生を身近に感じ、その美味しさを再認識していただければと思います。

囲み部分について、当日の発言内容を訂正しました。

  第46回千葉県フラワーフェスティバルについて

(知事)

次に、房総の春のはじまりを伝えるフラワーフェスティバルについて、お話しいたします。

県では、今月15日から18日までの4日間、そごう千葉店において「第46回千葉県フラワーフェスティバル」を開催いたします。

県内の生産者が丹精込めて育てた約360点の切花や鉢花などを小売店バイヤー、卸売会社、研究機関などの専門家が審査し、千葉県が全国に誇る最高の逸品を15日に決定いたします。翌16日からは、一般公開も行われます。

開催期間中には、コンテスト出品物の展示のほか、千葉県産の花を使ったフラワーアレンジメント教室などの「ワークショップ」や、花で作ったチーバくんディスプレイの展示、最終日には展示出品物の即売会も行われます。

また、今年は生花市場の競り人による「花の模擬競り」を実施いたします。市場で実際に行っている「手ゼリ」にお客様が参加し、一番高い価格で落札したお客様は実際にお花を購入することができます。是非、会場で「ドキドキ」「ワクワク」の競りの臨場感を味わってください。

本県は、切花や鉢花、洋らんと多種多様な「花き」が生産されており、全国第2位の産出額を誇る花の生産県であります。

この機会に、多くの方に会場にお越しいただき、生産者が丹精込めて作った千葉県産の花の魅力を楽しんで、一足早い春を感じていただきたいと思います。

 障害のある方々による作品展覧会「あらゆるひとの表現 うみのもり玉手箱5」について

 (知事)

次に、障害のある方が制作した作品の展覧会の開催について、お知らせいたします。

県では、「障害者芸術文化活動支援センター」を設置し、障害のある方による文化芸術活動に関する相談対応や発表機会の創出、指導者の育成や関係者のネットワークづくりに取り組んでいます。同センターでは、作品発表の機会として展覧会「あらゆるひとの表現うみのもりの玉手箱」を実施しており、5回目となる展覧会を1月20日から県立美術館で開催いたします。

「よろこび」をテーマに公募した絵画や彫刻、写真、書、詩など、昨年度よりも100点以上多い約460点を一堂に展示いたします。今回の展覧会では、新たに触れることができる彫刻やフラッグの作品も募集いたしました。

一人一人の「よろこび」がいっぱいに表現された、個性豊かで既存のジャンルに収まらない作品を御覧いただけます。

また、障害のある方の意欲的な創作活動をより多くの方に知っていただくため、本県の若手作家による「うみのもりのユース展」のほか、近隣県と連携し、山梨県内の作家による企画展等も同時に開催いたします。

さらに、会期中には、国際的に活躍する詩人大島健夫さんによる、詩の出展作品の朗読会、作品を一緒に鑑賞し、感じたこと、想像したことを自由におしゃべりしながら作品を解説する対話型アート鑑賞、福祉施設の職員から出展者の作品や創作活動の様子を紹介するギャラリーツアー、トークイベントなど多くの関連イベントを行います。ワークショップやトークイベントなど、事前申込が必要なものもありますので、詳しくは「うみのもり」のホームページを御覧ください。

この機会に、ぜひ県立美術館に足を運んでいただき、障害のある方が制作した数々の作品をお楽しみください。

これまでの芸術作品や芸術鑑賞に対する見方や考え方を揺さぶるような作品に出会えるかもしれません。きっとみなさんにも、新たな発見や感動が生まれることと思います。

 ちばの「海と夕陽」フォトコンテストと早春の観光情報について

(知事)

次に、ちばの「海と夕陽」フォトコンテストについて、お話しいたします。

千葉県は、関東では貴重な西海岸を有し、海と夕陽と富士山が綺麗に見えるほか、三方を海に囲まれる地形から、「海と夕陽」の様々な表情を楽しむことができます。

そこで、千葉ならではの「海と夕陽」の魅力を広く発信し、認知度向上を図るため、先月からフォトコンテストを開催しています。

コンテストは、千葉ならではの「海と夕陽」の魅力が伝わる写真はもちろんのこと、「今度千葉に行くときは、海と夕陽を楽しもう」と思わせる写真をテーマに「一般部門」、「市町村・観光協会部門」、「観光事業者部門」を設け、2月1日まで募集し、一般部門の入賞者には、県内の夕陽が見られるお宿の宿泊券などの副賞もご用意しております。

本コンテストを皮切りに、県内の市町村や観光事業者等と連携して、千葉の素晴らしい「海と夕陽」をテーマとした観光プロモーションに取り組んでいく予定です。特設ウェブサイト又はインスタグラムから参加できます。皆様とっておきの「海と夕陽」の写真をお待ちしております。

この季節、夜は、県内各地で、幻想的なイルミネーションの光に包まれながら、特別な時間をお過ごしいただけます。

富津市のマザー牧場では、3月1日まで土日・祝日限定で、「マザーイルミ」を開催しています。マザー牧場の「山の上エリア」では、東京湾越しの夜景と色鮮やかに光り輝くイルミネーションとのコラボレーションが楽しめます。

また、袖ケ浦市の東京ドイツ村では、4月5日まで「キラキラ光のあーとぴあSplash Smile!」を開催しています。幻想的なイルミネーションと遊び心あふれるアートが融合する、見て・感じて・撮って楽しめる体験型イルミネーションとなっています。

そして、この季節は、いちご狩りがシーズンを迎えています。1月17日に「第2回さんむ苺まつり」を開催する山武市をはじめ、県内各地の観光農園では、様々な品種のいちごが栽培され、贅沢な食べ比べが楽しめます。

これから春にかけて千葉にお越しの際は、観光やショッピングに、プラスいちご狩りで、旬のもぎたてのいちごをお召し上がりください。

まだまだ寒い季節が続きます。夕陽やイルミネーションを楽しんだ後は、県内にご宿泊いただき、温泉につかって体を温めるなど、どうぞごゆっくりお過ごしください。

日帰りの際も、土日・祝日のアクアラインは、渋滞が少なく料金も400円になる20時以降がおすすめです。県内で1日楽しんで、お得にお帰りいただければと思います。

また、鉄道での千葉の旅におすすめの「サンキューちばフリーパス」は2月27日まで発売しています。2日間乗り放題となるこの切符を活用して、より便利に千葉の早春の旅をお楽しみください。

千葉へお越しの際は、観光公式サイト「ちば観光ナビ」や、駅などで配布している観光情報誌「ちばnote」を御覧ください。

囲み部分について、当日の発言内容を訂正しました。

 鴨川市で行われているメガソーラー計画について

(知事)

最後に、鴨川市で行われているメガソーラー計画について、御説明いたします。

本計画については、昨年10月に林地開発行為の許可条件に違反する森林伐採が確認されたため、事業者に工事の一時中止と、伐採した森林の復旧などを求める行政指導を行い、10月24日以降、防災対策作業を除き、工事は中止されています。

伐採した森林の復旧については、事業者から復旧措置計画書を提出させ内容の確認を進めていますが、現地は広大かつ急峻な地形であるなど、復旧が難しい状況にあるため、復旧の方法について有識者会議委員から技術的な助言を伺いながら、対応を検討することとしています。

また、今後の復旧方法の検討にあたって、斜面の中腹で風当たりなど生育条件が良く、技術的な課題の比較的少ない4か所0.18ヘクタールについて、試験的に先行して復旧を進めることとし、昨日、この4か所の作業に限って、復旧措置計画書の承諾を行いました。

他の箇所については、復旧に向けた作業内容について、慎重な精査が必要と考えており、有識者会議委員から技術的な助言も伺いながら、今後の対応を検討してまいります。

なお、工事再開には、昨年末の現地視察などにおいて有識者会議委員からいただいた御意見も踏まえた上で、伐採された残置森林が復旧され、違反状態が解消されることなど、全ての課題が解決される必要があると考えており、それまでは工事を再開させる考えはありません。

私からは以上です。

 

質疑応答

(記者) 

お世話になります。

落花生の150周年の関係で伺います。千葉県産の落花生の魅力発信と消費拡大に向けたプロモーションということで、楽しみなイベントなども控えていると思うのですが、消費拡大に向けては海外への戦略、海外への販路拡大なんかも必要だとは思うのですが、そのあたりの資料が見当たらないのですが、知事としましては県産落花生の海外への展開、販路拡大についてどのようにお考えでしょうか。

(知事) 

ありがとうございます。やっぱり落花生については私も千葉市長をやっておりましたので、この国産の落花生の8割が千葉県で、かつそのほとんどは八街市と千葉市で生産をされていますので、そういった意味ではこの落花生に対する思い入れは私自身も持っております。

先ほどお話しいただいたとおり、海外に対するPRでありますけれども、国産の落花生というのは中国産を含めた海外産に比べて、どうしても単価が高くなるわけでありますが、千葉半立も含めて非常に香りも味わいも段違いだと思っておりますので、この点については海外の方々にも十分に評価していただけるものではないかなと私は思っております。

これらに関しては県内に滞在をして宿泊いただくような外国のインバウンドの方々も含めて、しっかり発信をし、どのような形で訴求していくことがこの海外の販路の拡大に繋がっていくのか、この事業者の皆さん方とも十分意見交換しながら、そうした部分について戦略的に取り組んでいきたいと思っています。

(記者) 

価格面での競争力というのはなかなか難しいとはいえ、味、質では勝負できるということで、まずはインバウンド向けに国内で、そういった海外旅行客に対応した取組を進めていく。

(知事) 

それからあと、我々の特徴はやっぱりゆで落花生もありますので、これは海外ではあまり食べられていない食べ方だと思いますので、これらも含めてしっかりと発信をしていきたいと思います。

いずれにしろ千葉日報さんが連載していただいて、大変ありがとうございます。

(記者) 

発表外で伺います。

鴨川メガソーラーに関連して、知事は今月5日、アルピニストの野口健さんと面会されたかと思いますが、改めてその中でどのような意見交換があったのかというのと、面会を終えての知事としての受止めというか感想をお願いいたします。

(知事) 

野口さん、千葉ご出身でありますし、また全国のメガソーラーの案件について、以前から情報発信をされてきている方でありますので、情報交換をさせていただくということで1月5日に県庁にお越しいただきました。当日、事務方のほうから鴨川メガソーラーについて県の対応状況を説明させていただいて、野口さんのほうからは特に災害対策や環境保全の重要性を訴えていたと事務方から報告を受けています。

その事務方との面談が終わった後に、新年の御挨拶を兼ねて野口さんに知事室にお越しいただいて、意見交換をさせていただきました。非常に課題意識は同じでありまして、この鴨川メガソーラーについては、北海道の案件との違いはやはりこの急峻な地形による防災上の部分、ここが非常に重要な視点であるということで、考え方も一致をしたところであります。

また、私のほうから、県庁が全庁横断的に、この案件について取り組んでいるというところについて様々な取組状況などについてお話をして、野口さんのほうから、知事以下、千葉県庁がこの案件について一丸となって取り組んでいるということについては御理解をしていただいたのではないかなと思っています。今後も官と民のそれぞれの違いはありますけれども、鴨川や千葉県の自然を愛すると、そして責任を持つという立場では同じだと思いますので、今後も情報交換を重ねてまいりたいと思っております。

(記者) 

ありがとうございます。あともう1点、鴨川に関連してなのですが、先ほど斜面の中腹で0.18ヘクタール4か所に限り復旧を一部認めるということかと思うのですが、これに対する評価というか、進捗が一歩、事業が進むという評価なのか、この一部を認めるということに対して知事の受止めをお願いいたします。

(知事) 

これは事業再開に向けて一歩前進とは我々は思っておりません。先ほど申し上げたとおり、復旧自体も極めて厳しい箇所がありますし、それから盛土規制法の基準に適うような、そうした技術的な要件もクリアしていただかなければいけないと思います。まずやるべきことは、違反で伐採された部分の復旧、これは全てに優先する。それがあって初めて次の段階に進むかどうかの検討ができるというような状況でありますから、まずは復旧にあたって難易度の低いところからまず先行的に実施していく中で、難易度の高い部分も含めて今後検討していく上での一つの参考にしていくということですね。

 

(記者) 

お願いします。

落花生150周年について、この150周年というのを機会に、落花生を県の特産としてどのような方向性を目指してやっていきたいかとか、どのように落花生を活用していきたいのかというのを改めて教えてください。

(知事) 

やっぱり落花生というの非常に特殊な植物というか、我々とすると、まず一つはこの落花生を収穫する体験というのを多くの人たちに知ってほしいし、体験もしていただきたいと思っております。それからぼっちという収穫された後の独特の風景も一つの風物詩だと思っております。そして食べるという部分に関しても、普通に炒ったりするような食べ方からピーナッツバター的にするものから、千葉県の県民しかなかなかあまり知らないゆで落花生の食べ方を含めて、様々な食べ方と品種がありますので、そうした食も含めた多様な魅力について県内外の方々に知っていただいて、ある種贅沢な体験だと思いますので、それをしっかりと我々としては発信してまいりたいと考えております。

(記者) 

ありがとうございます。あと、最後の発表にありましたメガソーラーの一部復旧措置を許可したということについて、改めてこの一部復旧措置というのがどうして必要なのかというのと、その一部の選定理由というのですかね。そこが選ばれた理由について教えてください。

(知事) 

とにかく今後復旧をしていくにあたっては全部を復旧するのはかなり難しい状況だと、条件的に厳しいものがあると思っています。そういう中で先ほど難しい部分のものも含めて、有識者の委員の方々からも意見を伺いながら、この復旧方法について詰めていくわけですが、それにあたってこの技術的な課題が比較的少ない箇所について試験的に先行して復旧を進めることで、今後検討する中で一つの参考にしていくということになります。

繰り返しになりますが、まずはこの違反に伐採された箇所を復旧することがこれはもう地域の方々にとっても、また千葉県の自然を守っていく上でも、まず大前提だと思っていますので、そこを確実に事業者に実施をさせるということが、我々の現時点での一番優先順位の高い事項だと思っています。

(記者) 

ありがとうございます。あと発表外から一つ。成田空港の機能強化に関して用地の確保というのをNAAのほうは今年度末をめどにという話があったのですが、直近の発表だと、現在だと86.9パーセント、直近2か月だと0.7ポイントしか進んでいないということで、ちょっと難航しているのかなという様子も見受けられます。どのように用地の確保をさらに進めていくかというお考えを聞かせてください。

(知事) 

この用地取得がやっぱり一番の重要な要素だと思っておりますので、千葉県も以前も申し上げてきたとおり、埋蔵文化財の調査に関しても特別な体制を敷いてまいりましたし、また、できる限り空港敷地の用地取得にNAAが集中できるように、その周辺道路の用地取得も本来NAAがやるべきところを、県の公社が委託を受けて実施することで、人員をできる限り空港敷地のほうに注力できるように、NAAが注力できるようにサポートするなど、全面的に我々としてはバックアップをさせていただいております。

そうした中で、御質問いただいたとおり、この数か月、用地取得にあたっては様々な課題に直面しているのは事実でありますので、先般の成田空港滑走路新増設推進協議会において共同声明の採択にも賛同いたしました。これから改めてオープンハウスも開催してきておりますけれども、地域の皆さん、それから地権者の方々に、この空港の拡張事業というのが地域のまちづくり、人づくりにとっても極めて重要であるということを重ねてお伝えしていく中で、地権者の御理解を得られるようにしてまいりたいと思いますし、NAAと国には全力をしっかり尽くしていただきたいと思っています。

(記者) 

ありがとうございます。

 

(記者) 

発表外なのですけれども、新年度予算案についてなのですが、編成作業が大詰めを迎えているかと思うのですけれども、今回重視しているポイントなどありましたら伺えればと思います。

(知事) 

今回の新年度予算は私が当選させていただいて、そして昨年新たな総合計画を策定をして最初の通年予算という形になりますので、この総合計画に掲げた施策を着実に推進していくにあたって重要な予算だと位置づけています。千葉県のさらなる飛躍に向けて、まずは成田空港第2の開港プロジェクト、それから圏央道の開通に対応して、経済の活性化、それから道路ネットワークの整備を進めていく。さらに安全安心、医療福祉、子育て教育施策という県民生活を支える分野についてしっかり目配せをして、新規事業を盛り込んでいきたいと考えています。

いろいろ申し上げたいことはあるのですけれども、職員と意見交換を昨年からしながら現在大詰めの編成作業をしておりますので、具体的な内容は予算の記者発表をお待ちいただければなと思っております。

(記者) 

ありがとうございます。あと鴨川のメガソーラーについてなのですけれども、まず技術的に容易な箇所から復旧を進めるということですが、ほかの箇所の復旧計画の承認はどれくらいかかりそうかの見通しがあれば伺いたいと。

(知事) 

現時点で見通しを持っているわけではありませんけれども、委員の方々からもお話があるとおり、かなり難しい箇所が含まれていると認識しておりますので、先行実施をしていく部分のものも参考にしながら、そして、委員の方々の専門的な知見も踏まえながら、慎重に見極めていく必要があると思っておりますので、難易度が高い、そうした復旧の計画になるだろうと見込んでいます。

(記者)

ありがとうございます。

 

(記者) 

鴨川メガソーラーの復旧についてお伺いします。先行して行う復旧箇所については、期間の見通しですとかそれから具体的にどのように復旧していくのか、現時点での計画を教えていただければと思います。

(知事) 

担当部署のほうから、もし詳細に話せることがあればお願いします。

(職員) 

森林課でございます。見通しにつきましては試験的に行ってまいりますので、まだ現段階で見通しがあるわけではございません。作業につきましては該当箇所の伐採木の片づけを行って、植栽に適した状態として十分な本数の苗木を適した時期に植栽して根付かせていくという作業になってまいります。今回承諾した箇所については片づけ後に土壌の状態の確認を行うなど、復旧の状況を見ながら、場合によっては復旧方法の変更を指導するなど、試験的に取り組んでいくこととしております。

(記者) 

続けて鴨川のメガソーラーについて、2点ほど質問させていただきます。

まず住民への説明、そして理解という観点について伺いたいのですが、これまで鴨川市は事業者に対してより広い範囲での説明会の開催を求めてきています。ただ現状で市は十分に行われていないと認識しているとしています。この住民説明会の必要性について、県はどのように考えているのか、また今後、この問題に対してはどのように対応していきたいとお考えでしょうか。

(知事) 

私たちも鴨川市が事業者に求めることは承知しておりますし、我々も事業者に対しては鴨川市を含めて地元に寄り添うようにということを申し上げておりますので、引き続き地元に対して丁寧に向き合っていただくことを我々としては求めていきたいと思います。

(記者) 

また昨年末、国の対策パッケージが取りまとめられたほか、導入支援なども廃止する方針となりました。事業者にとってもこの事業の転換点ともなる内容だと思いますが、メガソーラー設置の多い千葉県として、今後この太陽光発電事業についてはどのように向き合っていきたいとお考えでしょうか。

(知事) 

私たちも昨年、関係大臣に対して要望を行って、それらの内容が基本的にはパッケージの中に盛り込まれていると、非常にそういう意味で反映をされていると前向きに受け止めております。

我々とすると、これは千葉県のみならず全国的、国としても同じだと思いますが、当然ながら地域と共生し十分に評価できるようなメガソーラーも含めた再生可能エネルギーの導入というのは、これはもう当然国として推進していくということだと思っておりますので、問題は、例えば地域の安全であったり、環境と両立し得ない、そうしたメガソーラーを含めた再生可能エネルギーについて適切に対応できる法体系を含めた法整備をしていくということだと思っておりますので、進めるべきは進めるし、課題のあるものについては適切に地方自治体も含めて止めたり制御できる、コントロールできる、そういう体制を国には早期に整えていただきたいと思っています。

(記者) 

ありがとうございます。

 

(記者) 

お願いいたします。

2点お伺いできればと思うのですけれども、まず新成人について伺えればと思います。昨年の県の発表のほうで、いわゆる成人の日の行事の対象者の人数が93年以降で最少の5万9,000人台になったと伺っております。これに対しての受止めと、あと成人の日の式典に臨む若者への激励のメッセージを頂ければと思います。

(知事) 

まずこの少子化の現状は極めて厳しい状況が続いていると思っております。やはり人口が急激に減少していくということは社会の様々な場所に影響を及ぼしますので、改めてこれは全てのオール日本でこの少子化対策に向き合っていかなければいけないと思います。

一方で、世代の数が減っているということは一人一人のこの新成人のフィールドは広がっているということでもありますので、新成人を迎える皆様方にはより大胆に挑戦できる、また求められているという部分で大いに勇気を持っていろんなことに挑戦をしていただきたいなと思っております。

我々は今、若者支援というのを様々な分野で、就労から出会いから含めて本格化させておりますので、今後も若い世代の方々が希望を持って、それぞれのライフデザインどおりに人生を謳歌できるようにしっかり行政としてサポートしていきたいと思います。

野口健さんとの面会の件で伺えればと思うのですけれども、総務課さんのほうに確認をしたところ、野口さんから助言を求めてお招きしたと伺っております。野口さんはSNS上で積極的に発信されていると思うのですけれども、既に有識者会議とかもある中で、具体的にどういった助言を求めて野口さんに面会をすることになったのかというところを伺えればと思います。

(知事) 

いろいろなメガソーラーを御覧になっておりますし、鴨川についても現地も見られて、また地元の住民の皆さんとも情報交換されておりますので、そうした情報を交換するという目的で来ていただいたと思っております。

野口さんのほうから、先ほどお話を申し上げたとおり、この鴨川のメガソーラーに関しては他の事案と異なって、防災上の部分の懸念が非常に高いという部分、これはまさに県としてもその点でまさに重要視している案件でありますので、お互い、我々は行政という立場、そして住民と交流しながら、全国の事例を見ている野口さんから見ても、やはりどこを特にフォーカスして見ていくべきかという部分について一致をしているなと感じたところであります。

ほかにも、今後の環境の保全に関して地域の方々とか、もしくは自然を愛している方々の意見をいかに取り入れたり、参画をしていただくかなどについても将来的にどういうふうに考えていくかなどについて意見交換をさせていただきました。

(記者) 

分かりました。ありがとうございます。

 

(記者) 

野口さんとの面会の発言のところで、先ほど復旧が大前提と知事はおっしゃいましたけれども、大前提というのは復旧がその本格工事を再開する上での大前提という意味なのかというところの確認をさせてください。

(知事) 

当然ながらこの違反状態が解消されなければ、次のステージの議論にすら行かないわけでありますから、そういった意味ではこの復旧が確実に難易度の高い場所も含めて行われるということが確実視されない限りは、まず違反状態の解消という状態に至らないということです。今、鴨川メガソーラーというのは違反伐採の部分の復旧という部分と、それから盛土規制法として求められる技術的基準を満たすというこの二つの部分について事業者側が求められているということですね。

(記者) 

あと今後の復旧でかなり難しい箇所が含まれるという発言の中で、このかなり難しい箇所というのは地理的な条件、あるいは環境的な条件、どういった部分でかなり難しいということですか。

(知事) 

このあたりは委員の方々もおっしゃっていますので、事務方から紹介してもらえば。

(職員) 

森林課でございます。委員の方からは、まずは現地が広大かつ急峻なところであるとか、地形的に土壌の状態がよくないとか、そういった意味で難易度が高いのではないかという意見を頂いているところでございます。

(知事) 

尾根とかの部分とかは非常に風も当たって遮るものもないわけですよね。かつ土質がどうしても剥がれていって、いわゆる草木とかを植えつけにくいような箇所も含まれておりますので、そういった箇所も含めて確実に復旧するということについては、しっかりとした技術的な裏づけに基づいた計画でなければ現実にはできないし、また、季節も当然限られてくる。様々な要件があるということですよね。

(記者) 

あとメガソーラーでもう1点。野口さんとの面会で、県と意見の一致を見たというところが、防災上の懸念がかなり高いというところと、あと、急峻な地形で、何が意見の一致を見たのかというところをもう少し教えてもらってもいいですか。

(知事) 

急峻な地形を切土、盛土するということでありますので、もちろん環境面はもう大前提でありますけれども、それ以外にも、当然ながら地滑りであったり、当然沢が含まれていたり、これは結局、有識者委員の方々、それから我々行政としても思っていること、それから野口さんの考えていることも、大体基本的には方向性として一致をしているということだと思いますので、それらも含めて行政がどういう法律に基づいて事業者と向き合っていくのか、また何をクリアしない限り認められないかを含めて、基本的な方向性とか見解は比較的一致しているのかなと思ったということです。

(記者) 

あと全く関係ない話題で、福井県の杉本前知事のセクハラ問題について調査報告書が昨日公表されて、約1,000通のメッセージを含め、女性職員4人への言動がセクハラに当たるという結論になりました。身体的な情報を訴える証言もあったと。知事としてまず受止めをお願いします。

(知事) 

私も昨日少し概要を見て正直ショックを受けました。私自身は当然杉本知事とは何度も会話をしたことのある、ある種尊敬とか敬意を持ってリスペクトしていた知事でいらっしゃいますので、非常に理知的温和な方だと受け止めておりますので、そうした方があれだけの長期、かつあれだけの量、かつあの内容の行為を行っていたということに正直本当にショックを隠せません。

改めて、知事であったり、そうした批判を受けにくい立場の人間が厳に律していかなければいけないということを突きつけられたような気がしております。私は長い首長生活の中で、そもそも職員と私的にやり取りをするということが基本的にはあまり考えられないわけではありますが、改めて他山の石としてしっかりと自己を律していかなければいけないということを強く痛感いたしました。改めて被害を受けた方々に対して本当に心からお見舞いを申し上げたいと思います。

(記者) 

これに加えて佐賀とか沖縄でもセクハラ問題が相次いでいて、自治体の首長によるハラスメント事案というのが相次いでいると思うのですけれども、こうした相次ぐ事案に対して改めて首長としてどう考えているのか、あと防止する上では何が大事なのか教えてください。

(知事) 

まず我々個人がそもそもいわゆる負託を受けて、一時的にこの行政としての立場を預かっているという謙虚な気持ちをしっかりと持つということが大前提でありますが、システムとしてはやはり人事も含めて、そうした申出、相談があった際に、どういう立場の人間であったとしても適切に被害者を守る方向で行動をとるということが大事だと思いますし、また、外部のそうした相談ができる体制というのもしっかり構築していかなければならないと思っております。

我々は改めて兵庫県等の事案を受けてそういう体制にしっかりなっているかということは確認をしておりますので、しっかり体制が適切に運用されるように今後も意を用いていきたいと思っております。

(記者) 

ありがとうございます。

 

(記者) 

よろしくお願いいたします。

今のお話をお伺いしたいのですけれども、兵庫県の対応を受けて、改めて確認したというお話がありましたけれども、どのようなことをされたのか可能な範囲でお伺いできれば。

(知事) 

外部通報ですよね。外部通報がしっかりできる状態、中立性がしっかり担保されるような状況に千葉県はなっているかというような確認をし、適切な体制が取られているということも確認をしております。

(記者) 

あとは別件で、国政の話でお伺いしたいのですけれども、政府のほうで来年度の当初予算が122兆円規模のものが編成されましたけれども、AIを含む成長投資だとか、あとは診療報酬の引上げだとか、高市総理のカラーを反映したものになっていますけれども、一方でその120兆円という大台を超えたことも様々な議論があると思うのですけれども、率直にどういうふうに国の予算編成を見られているか、お考えをお願いします。

(知事) 

私たち千葉県として、もしくは全国知事会として要望した内容も盛り込まれておりますので、そうした要望に応えた予算だと受け止めております。お話しいただいたとおり、一方で財政の持続性に対しては様々な意見があるわけですし、当然ながらマーケットの反応もありますので、今後も中長期的な財政の健全化についてもしっかりマーケット等からの信任を得られるような、そうした財政運営をしていただくことを心から期待しております。

(記者) 

あと1点、別件なのですけれども、昨年末、政府のほうで今年度の防災庁の設置が決まりましたけれども、地方の拠点も設置されるということで、自治体のほうから誘致の表明が相次いでいますけれども、この防災庁について何か望むあり方だとか、どういうふうに思われているかお伺いできればと思います。

(知事) 

私としては全国のどこで災害があったとしても、経験豊富な人間が集中的に支援できるような体制を構築していただきたいと思っております。ある地域で大規模な災害が起きて、そこで知見が蓄積されても、その地域で再び大災害が起きるというのはまた何十年後だったりするわけなので、本来であればアメリカのFEMA(フィーマ)のような、どこの地域で起きたとしても即応部隊がパッと行くというのが本当は理想だと思っております。防災庁はそこまでの状況ではないと思いますけれども、今後の運用状況を見ながら、適宜、国としての即応体制を強化していただくことを我々としては求めていきたいと思います。

 

(記者) 

成田空港のアクセスの関連でお伺いします。国が中心となって空港アクセスの問題をかねてから議論していますけれども、一つ問題として鉄道の複線化の話があるかと思います。機能強化を控える中で複線化待ったなしかと思われますけれども、知事としてこの議論をどう見ていらっしゃるのか、関係者が非常に多くて調整が難しいという話も聞きますけれども、例えば県としてこの複線化にあたって費用を負担するようなお考えがあったりするのかどうか、その辺を教えてください。

(知事) 

鉄道アクセスの問題は、私が就任したときからずっとこの国交大臣、国交省に対しても要望してきておりますが、当初は国としての積極的な取組というわけにはいかなかったわけですが、この間しっかりとした検討会も行われて、国が責任を持つ形で関係者との議論を重ねてきていると我々としては大変評価をしております。

単線区間の解消を含めたこの複線化の部分も含めて、今後我々は継続して国には働きかけていきたいと思っておりますし、国からそうした方向性も示されてくるだろうと思っておりますので、そのときに国の方針を踏まえて、我々地方自治体としてどう対応していくかということを考えていくのかなと思っています。

(記者) 

分かりました。ありがとうございます。

 

(職員) 

それでは、以上で定例記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

(知事) 

ありがとうございました。

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