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更新日:令和4(2022)年11月28日

ページ番号:551162

知事定例記者会見(令和4年11月24日)概要

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日時

令和4年11月24日(木曜日)10時30分~10時51分

場所

本庁舎5階大会議室

動画

令和4年11月24日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 「千葉で食べよう!プレミアム食事券キャンペーン」について
  2. 「『黒アヒージョ』料理コンテスト」について

「千葉で食べよう!プレミアム食事券キャンペーン」について

(知事)

皆様、こんにちは。

はじめに、「千葉で食べよう!プレミアム食事券キャンペーン」について、お話をいたします。

県では、県内の消費喚起を図るとともに、これまで長期間にわたりまして感染防止対策に御協力いただいている飲食店を支援するため、プレミアム付き食事券を来月1日から販売いたします。

価格は1セット1万円で、認証店と確認店の両方で利用できる1万2,000円分の食事券と、認証店のみで利用できる1万2,500円分の2種類を販売いたします。

食事券の利用期間は、来月1日から来年2月28日までとなります。

御購入は、スマートフォンアプリ「LINE」によって行なっていただき、電子クーポンで食事券が発行されます。

2種類の食事券がありますので、利用できる店舗をよくご確認の上、お買い間違いのないよう御注意ください。

食事券が利用できる加盟店では、画面に表示されているステッカーを掲示しております。また、キャンペーン特設サイトには加盟店の一覧を掲載いたしますので、こちらも併せて御覧ください。

なお、現在も引き続き加盟店の募集を行っておりますので、飲食店の皆様方には御検討いただきたいと思います。

県民の皆様には、ぜひこのキャンペーンを御活用いただき、感染防止対策が取られた認証店・確認店で、安心してお食事を楽しんでいただきたいと思います。

「『黒アヒージョ』料理コンテスト」について

(知事)

次に、「『黒アヒージョ』料理コンテスト」について、お話をいたします。

農林水産業が盛んな私ども千葉県には、おいしい食材がたくさんあります。そこで県では、若い世代に料理を通じて千葉県の魅力を発信できないかと考え、庁内若手職員で検討を重ねてまいりました。

その結果、県内の多彩な農林水産物を活用できるアヒージョに、隠し味として千葉県ならではの「しょうゆ」を加え、「黒アヒージョ」として広く提案していくことといたしました。

まず、今年度は県内の飲食店を対象に、Instagramを活用した料理コンテストを開催いたします。

受賞作品は特設サイトにて優秀作品として紹介するとともに、インフルエンサーらによる取材を行い、SNS等で情報発信を行ってまいります。

ほかにも、「黒アヒージョ」を継続的に提供していただける店舗については、特設サイトやSNSで重点的にPRをしてまいります。

コンテストの参加については、来月1日から募集を開始いたしますので、奮って御応募ください。

また、来年の1月からは、若い世代に人気のあるアニメ「ヤマノススメNext Summit」とのコラボ企画を実施いたします。

「黒アヒージョ」提供店でのポスター掲示や、ノベルティープレゼントキャンペーンの実施のほか、コラボCMの放映などを通じて、「黒アヒージョ」を盛り上げていきたいと考えております。

県内の飲食店やキャンプなど、様々なシーンで「黒アヒージョ」を気軽に楽しんでいただきたいと思います。

私からは以上です。

質疑応答

(記者)

最初に、「『黒アヒージョ』料理コンテスト」のことでお伺いします。アヒージョにした理由と、県産農林水産物のイメージアップに向けて、こういう料理のコンテストとかを開催することの狙いをお願いします。

(知事)

このアヒージョを選定した主なポイントですけれども、一つが県内で生産される多彩な農林水産物をこの料理で活用できるということ。それから、アヒージョは若い世代の方々に写真映えする料理として提案できるということ。そして、調理が簡単であるということと、我々千葉県、グランピングとかキャンプが盛んでありますので、こうしたキャンプ等のアウトドアのレジャー、キャンプ飯としても適した料理であること。こういうことを理由として、庁内の若手職員が一生懸命考えてくれて、提案をされたものであります。

今後ですけれども、こうしたコンテストで県内の様々な方々に改めて千葉ならではのこの「黒アヒージョ」を使って料理を楽しんでいただきたいと思いますし、またお店ですとか、こうしたInstagramなどを通して、県外の方々にも千葉県のこうした食の魅力についてPRできればなと思っています。

(記者)

ありがとうございます。併せて、若手職員のアイデアということなので、どう評価されているかということであったり、従来の発想にとらわれない提案など、今後の若手職員の活躍に期待することを伺いたいと思います。お願いします。

(知事)

我々、まず県産農林水産物のアピールって、今まで食材として県内でどれが第1位だとか、これが旬ですよという形でPRするケースが比較的多かったのですけれども、こういう若い世代の方々にも響くような形で、料理という形でPRするというのは、比較的新しい取組だと思っています。

若い世代の職員が、しかも比較的部署を横断的に、改めていろいろな県庁の若手職員の目で議論をして、マーケティングも含めて考えてくれたというのは、県庁組織そのものが活性化する一つの要因になると思っています。

今後も、もちろん若手職員には限らないのですけれども、県庁の中の様々な職員のやる気を引き出すようなプロジェクトを展開していくことで、県庁が、誰か上の人間が決めたことをただやらされるということではなく、我々自身のプロジェクトなんだと思えるものをたくさん展開していけるようにしたいと考えています。

(記者)

ありがとうございます。次に、プレミアム食事券のことで伺います。物価高騰などの影響などもあるので、改めてこの狙いと期待をお願いします。

(知事)

おっしゃっていただいたとおり、やはり食料品価格の物価高騰というのが本当に今続々と行われている状態で、県民生活にも影響が出てきていると感じています。そうした中で、県民の皆様方の消費を喚起したり、県民生活を底支えする、そうしたことを目的とした事業でありますけれども、併せてこれまで御協力をいただき、今厳しい環境に置かれている飲食店の皆様方の支援にもつながることを我々としては期待しています。

(記者)

ありがとうございます。認証店と確認店の加盟、今約5,200店舗とあるのですけれども、その内訳がもし分かれば教えていただきたいことと、口頭では感染防止対策に御協力いただいているということもおっしゃっているのですが、リリースを見ると、物価高騰の影響も踏まえて消費喚起を図る目的で発行するともあります。確認店と認証店は20%で同じ食事券もあるのですが、そこに確認店と認証店で若干プレミアム率に差をつけているところもあるので、その認証店のプレミアム率を高くつけていることへの理由もお願いします。

(職員)

経営支援課でございます。加盟店の数ですが、今月の10日から加盟申請を受け付けておりまして、毎日数百件の申請をいただいております。現在集計中でございまして、申し訳ございません、内訳というか、現在のところはまとまっておりませんが、当然開始前には皆様のほうにお伝えしたいと考えております。

プレミアム率の御質問でございますが、認証店は確認店よりも高い水準の感染防止対策を講じていただいております。感染防止への意識の高い県民の方のニーズにも応えていただいているということから、県としても一定のインセンティブをお示しすることで、認証店の利用を皆さんにお願いしていきたいと考えております。

以上でございます。

(知事)

これまでの飲食店の皆様方の感染対策への協力という意味でも、先ほど申し上げたとおり、こうした形で実施をさせていただくのですけれども、これから先の話としては、そもそもまん延防止等重点措置や緊急事態宣言の中で、飲食店の皆さん方に協力金を支払うに当たって、やはり感染対策によって分けていくべきだという考え方の中で、国としても協力金の制度ができてきたと。今回、第8波の中で、国の現時点の対応方針としては、こうした飲食店に協力金を支払う等の考え方が、現在は示されていないわけであります。

また、もう一つ、飲食店を含めた事業者のガイドラインそのものも、現在見直しが行われているということになりますので、第8波をどういうふうに乗り越えていくかにもよるのですけれども、現在の国の方針の下で第8波が乗り切られた場合は、恐らく飲食店の第三者認証そのものの考え方が整理されてくることになると思います。

現時点においては、我々はこれまでの総括と、それから何より現在の物価高騰の観点から、こうした形で実施させていただくということです。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。発表事項以外で、コロナのことで伺います。毎回で申し訳ないのですが、現在のコロナの感染状況をどう見ていらっしゃるかということと、国が新設した4段階の感染状況の指標について、県内の状況はどのレベルに値するかということで、現時点でレベル2に値するのかもしれないのですが、レベルを引き上げる際の判断基準であったり、あと先週の知事の発言を踏まえて、宣言を出される場合に外出自粛は求めない方針なのか、その考えを改めて伺いたいと思います。お願いします。

(知事)

現在の感染状況は、これまでと同じように1.2倍、1.3倍の割合で増加が続いているという状況になります。変異株等の遷移、置き換わりが以前の感染拡大時と比べると急激ではないというところが、一つ特徴にあるのかなと思っています。

我々も、北海道を含めて先行して感染が拡大している地域の状況もしっかり見極めながら、様々なシミュレーションに基づいて万全の態勢で臨んでいきたいと思っています。これからさらに乾燥も、寒くもなってきますし、また年末年始の人がよく集まって、感染拡大しやすいシチュエーションもこれからですので、まだまだ予断を許さないだろうと思います。

新しい国のレベルの考え方ですけれども、この辺りは我々も今、国から示された新たなレベル分類への対応について検討しているところになります。

外出自粛の考え方ですけれども、もちろん我々とすれば予断を許さず、そのとき必要な状況の中で対応していきたいと思いますが、前回の会見でも申し上げたとおり、社会経済活動を維持しながら高齢者等を守ることに重点を置いた感染対策を講じる、この考え方の中で、できる限り全体に対して強い行動自粛を求めるような局面をつくらない状態で、県民の皆さん方の命を守る取組を行っていきたいと考えています。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

話題は変わりますけれども、昨晩、サッカーワールドカップで日本がドイツに逆転勝ちをしました。私自身もとても感動したのですけれども、もしあれば、まずは率直な受け止めというか、何かお気持ちがあればお聞かせください。

(知事)

私もリアルタイムで見ていましたけれども、前半は3対0で負けていてもしようがないぐらいに押し込まれていましたけれども、後半、様々な選手交代等でこういう素晴らしい結果を勝ち取られたことに、改めて森保監督や選手の皆さん方に、心から感動を与えていただいて感謝したいなと思っています。

我々千葉県ゆかりの酒井宏樹選手や、様々な選手も活躍していただきましたので、そういった意味でも、県民にとってもうれしい勝利だったのではないかなと、そういうふうに思っています。まだ1勝ですから、何とか決勝トーナメントのほうに進出できるように、引き続き頑張っていただきたいなと思っています。

(記者)

こうしたスポーツをめぐっては、東京オリンピック・パラリンピックもありましたし、スポーツの感動で関心も高まると思います。幅広い世代が例えば体を動かしたりとか、スポーツを通じた地域づくりみたいなもの、こうしたところに県としてどう取り組むのかについてもお聞かせください。

(知事)

大事なことは、裾野をどういうふうに広げていくか、また、環境をどういうふうに整備していくかだと思うんです。例えば、今回、サッカーは非常に盛り上がったわけですけれども、当然ながら日本代表を支えるところにJリーグがありますし、さらには選手だけではなくて、そのスポーツを支える多様な人材がいて初めてスポーツというのは充実しますので、我々千葉にはそういう意味でJFAのナショナルフットボールセンターも設置されていますけれども、決して選手の合宿だけではなくて、様々な世代であったり、審判であったり、様々な関わるスタッフの育成機能も持っていますので、やはり我々としてはどういうふうに基盤を整備していくか。我々、トップスポーツと今連携をしてきているのは、ジェフであったり、ジェッツであったり、マリーンズ、レイソルとかも連携していますけれども、できる限りそうしたスポーツを通して裾野を広げて、若いジュニアの世代から関わる、もしくはそういうスポーツに関わるスタッフ、人材を広げていくことが、最終的には千葉県のスポーツの隆盛につながっていくと思っていますし、県民の健康にもつながると思っていますので、引き続き、そうした部分で県としての取組をしっかり果たしていきたいなと思います。

(記者)

もう一点、変わって、カーボンニュートラルに関して伺います。

近く京葉臨海コンビナートの協議会に出席するということですけれども、政府も今回、補正予算にこうしたカーボン関係の支援策を盛り込むようです。改めて知事の思いとこれまでの進捗、また、官民連携みたいな視点が不可欠になってくると思うのですが、ここについてもお考えをお聞かせください。

(知事)

現在のカーボンニュートラルの動きは、CO2(二酸化炭素)を多く排出している産業や企業にとっては、極めて大きな影響があると考えています。特に、我々は京葉臨海コンビナート地帯を抱えていて、千葉県の産業部門のCO2排出量は全国1位となっていますので、最も日本の産業を支えているし、最もこれから変革をしていかなければならない、期待されている産業を持つ県であるということだと思っています。

そのためには、当然、先ほど話していただいたように、国からの積極的な設備投資、技術革新に対する支援というのは必要不可欠だと思っていますし、あとは、今、京葉臨海コンビナートの各企業も、新しい画期的技術の開発に向けて投資をしてくれているわけですけれども、せっかくコンビナートという形で複数の企業が同じような場所に立地するような環境にありますので、我々行政とすると、そういうコンビナートの横同士のつながりをしっかりサポート、コーディネートさせていただいたり、もしくは我々行政が民間の皆さん方と連携することで、このカーボンニュートラルの動きを少しでも後押しできる、こうした取組をしていくために今回協議会を設置するという考え方です。

(記者)

ありがとうございます。

(知事)

我々京葉臨海の企業がリードして、日本のカーボンニュートラルが実現されて、立地企業の競争力が高まっていく、それが千葉県経済の発展につながっていく、これが我々の目指すところです。

(記者)

オミクロン株の派生型のケルベロスについて御認識をお伺いしたいのですが、一部の専門家では、12月に現状の株から置き換わったケルベロスが猛威を振るうという指摘もあります。県内では10月下旬に感染が初確認されているかと思いますが、県内の現在のケルベロスの感染状況と今後の見込み、また、現在流通しているワクチンの有効性などをどのように考えていらっしゃるのか。

(職員)

疾病対策課でございます。

御指摘の変異株でございますけれども、ここに来まして県内の状況、全国的にも類似の傾向と伺ってございますけれども、若干その増加が頭打ちと申しますか、減ってきている状況でございます。国がおととい、アドバイザリーボードの資料の中で、変異株の置き換えの進む速度を従来の速度よりも少し緩やかなものにしたと、そういったようなところが見受けられるところでございます。

あと、ワクチンの有効性でございますけれども、今の変異株は、もともとオミクロン株から派生したものでございますので、若干その一部には免疫をスルーするような傾向があるとも言われてはございますけれども、ワクチンの有効性という点では、有効と捉えてございます。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

「黒アヒージョ」のことで教えていただきたいのですけれども、もしこれを試食されたことがあるようでしたら、しょうゆを入れることによってアビージョがどう変わるのか、教えていただきたいと思います。

(知事)

実は、これ、話をもらったときに、私も自宅で一回だけ妻につくってもらったことがあります。味が引き締まった、はっきりしたような感じでおいしかったんですが、これはあくまで我が家のちょっと試しにやってみた形ですので、これから料理コンテストで様々なレシピが出て、全く多分違う味つけというか、活用の仕方も出てくると思いますので、なるほどというようなものがたくさん出てくるのを期待したいと思います。多分チームの中には食べた人がいると思うので、そっちの感想もぜひ聞かせてください。

(職員)

流通販売課でございます。

先ほど知事のほうからもありましたように、しょうゆを加えることによって味のほうが大変おいしかったというような感想を聞いております。

以上でございます。

(記者)

もし差し支えなければ教えていただきたいのですが、アヒージョというと、よくワインやパン等と一緒に楽しむことが多いと思いますが、しょうゆを入れることによって、例えばお酒ですとか、どういう場面で楽しめるかというのを、県としてアピールするところがもしあれば教えていただきたいのですが。

(知事)

でも、やっぱりしょうゆを入れると香ばしくなりますので、香りも楽しめるようになるんじゃないかなと私なんか思いますが、何か考えていることがあれば。

(職員)

様々なシーンで「黒アヒージョ」を楽しんでいただければと思っておりますので、ぜひ皆様の御協力をいただきながら、「黒アヒージョ」を広めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

(知事)

多分、しょうゆだけではなく、千葉県ならではの食材を使った、恐らく特徴的なメニューもいろんな方々が提案していただけるのではないかと期待しております。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。

(知事)

お酒に合うメニューが欲しいですね。

内容についてのお問い合わせ先

  • 「千葉で食べよう!プレミアム食事券キャンペーン」について
    →商工労働部経営支援課【電話】043-223-2712

  • 「『黒アヒージョ』料理コンテスト」について
    →農林水産部流通販売課【電話】043-223-3085

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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