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更新日:令和3(2021)年11月12日

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知事定例記者会見(令和3年11月11日)概要

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日時

令和3年11月11日(木曜日)10時30分~11時02分

場所

本庁舎5階大会議室

動画 令和3年11月11日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 「ディスカバー千葉」宿泊者優待事業及び「GoToイート」事業について
  2. 期間限定千葉県アンテナショップ「ちばI・CHI・BA」について
  3. 県立中央博物館特別展「バラのすべて」及び県立美術館企画展「漆黒のモダン 漆芸家 佐治賢使展」の開催について
  4. 千葉県県民栄誉賞・知事特別賞・知事賞表彰式の実施について

「ディスカバー千葉」宿泊者優待事業及び「GoToイート」事業について

(知事)

はじめに、「ディスカバー千葉」と「Go Toイート」について、お話をいたします。

新型コロナウイルスの感染状況が改善したことを受け、先月18日以降、経済活動の回復に向けて、「ディスカバー千葉」宿泊者優待事業や「Go Toイート」事業を段階的に再開してきました。

引き続き、感染状況の落ち着きが見られるため、県ではこの取組をさらに進めることといたします。

まず、「ディスカバー千葉」宿泊者優待事業については、昨年度、1人当たり最大5,000円をキャッシュバックする宿泊優待券を全国10万名の方にお届けしたもので、10月18日から、千葉県民の当選者の方に限り利用を再開いたしましたが、千葉県民以外の当選者、約1万2,000名の方の利用は、現在停止をしております。

11月15日からは、優待券の利用者を千葉県民の当選者の方に限定していた制限及び同行者を同居家族等に限定していた制限を解除いたします。併せて、当選者の皆様の十分な利用期間を確保するため、優待券の利用期限を来年1月末まで延長いたします。

次に、「Go Toイート」については、同事業に加盟している認証店のみで利用できる食事券を、今月15日から電子クーポンで販売することといたします。

販売価格は、1万円で1万2,500円分の食事に利用できます。

利用期限については、まだ延長が正式には発表されていないため、12月15日までの期限となっておりますが、今後政府から延長が示されると考えております。

高いレベルでの感染防止対策がしっかりと取られている認証店での食事を楽しんでいただければと思います。

新型コロナウイルスの感染状況は落ち着いておりますが、リスクがなくなっているわけではありません。感染拡大の防止と社会経済活動の維持とを両立するためには、一人ひとりが油断せずに、感染防止行動を心がけた上で旅行や飲食を楽しんでいただくことが重要であります。引き続き皆様の御協力をお願いいたします。

期間限定千葉県アンテナショップ「ちばI・CHI・BA」について

(知事)

次に、期間限定のアンテナショップについて、お話をいたします。

来週(「来月」と発言。質疑の前に訂正)の20日から来月18日まで、東京駅に直結した商業施設「KITTE」に、アンテナショップ「ちばI・CHI・BA」をオープンいたします。

7年目となる今年は、「千葉の名品、再発見」をテーマに、「千葉ならではの商品」を取りそろえ、新たな千葉の定番商品の創出を目指します。

今年のアンテナショップの特色は、3つあります。

1つ目は、「地元で人気が高い」、「地元でしか買えない」商品の販売です。

今年は商品ラインナップを刷新し、県内各地から集めたクラフトビールや、みかんが丸ごと入った大福、県内の酒蔵がつくったチーズの粕漬けなど、千葉の魅力が詰まった商品を充実させました。

2つ目は、生産者によるPR販売です。

八千代市の「パクチーシスターズ」によるパクチー製品や、千葉大生が開発に携わった炭酸飲料「ながらとガラナ」など、生産者の皆さんが日替わりで、商品に込めた想いや魅力をプレゼンしながら販売いたします。

3つ目は、体験ワークショップの開催です。

早春の房総に咲き誇るカレンデュラのエキスを使った「ミツロウクリームづくり」や、館山湾で拾える貝殻を使った「クリスマスリースづくり」など、千葉ならではの素材を使った体験メニューを週末に開催いたします。こちらもお楽しみください。

さらに、全国の名品を知り尽くしたキャビンアテンダントによる「JALふるさと応援隊」が、毎日SNSで県内のお気に入り商品を紹介するほか、来店者同士が千葉の名品や、隠れた観光スポットの情報を共有し合う「コミュニティボード」の設置、今回のテーマ「千葉の名品、再発見」に合わせてデザインした、「探偵チーバくん」グッズのプレゼントなど、様々な企画で千葉の魅力を発信していきます。

詳しくは、特設Webサイトを御覧ください。

「ちばI・CHI・BA」は、皆様に安心してお楽しみいただくため、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を徹底してまいります。

ぜひ、「ちばI・CHI・BA」に足をお運びいただき、お気に入りの千葉の名品を発見してください。

県立中央博物館特別展「バラのすべて」及び県立美術館企画展「漆黒のモダン 漆芸家 佐治賢使展」の開催について

(知事)

次に、この秋、県立博物館と美術館で開催中の展示について、お話をいたします。

はじめに、千葉市にある「県立中央博物館」で今月28日まで開催中の特別展、「バラのすべて」を御紹介いたします。

千葉県には、日本を代表するバラ園や、国内外からも評価を得ているバラの研究者・生産者がおり、国内でも有数のバラにゆかりのある県です。

県内最初のバラ園は、戦後間もなく市川市内の病院につくられました。院長の式場隆三郎氏は、入院患者にバラの世話をさせることで治療につなげる「バラ療法」を取り入れたほか、海外から多くのバラを輸入・栽培するなど、戦後日本のバラ文化の発展に貢献した人物です。

この式場隆三郎先生は、山下清さんを物心両面で支えて世に広めた方としても有名であります。

また、バラの優良品種を数多くつくり出し、国内外の数々のコンクールで賞を受賞している京成バラ園や、バラの国際会議が開催された佐倉草笛の丘バラ園などもあり、千葉県内のバラの話題はまだまだ尽きません。

今回の特別展では、こうした千葉県とバラの深い関わりを含め、「花の女王」バラ、そのすべてを、植物学、園芸、美術史など様々な視点からお見せいたします。

展示の目玉は、世界にわずか十数冊しか現存しておらず、国内ではこの中央博物館だけが所蔵する、19世紀はじめのバラの図鑑、レーシッヒの「バラ彩色図譜」です。

ほかにも、バラが描かれたアール・ヌーヴォーのガラス工芸、江戸時代の浮世絵、着物、現代絵画など、250点余りの作品が、かつてない規模で県立中央博物館に集結しております。古今東西、愛されるバラの魅力の奥深さにぜひ触れてください。

次は、同じく千葉市にある「県立美術館」で1月16日まで開催中の企画展「漆黒のモダン 漆芸家 佐治賢使展」です。

佐治賢使は、1954年より市川市に居住し創作活動を行った、戦後の日本工芸界を代表する芸術家の一人です。作品には都会の夜景や川べりの景色、クモやトンボなど昆虫たちの紡ぎ出す繊細な世界といった多彩なモチーフが、色漆、蒔絵といった伝統的な技法を駆使して表現されております。

漆は、古来より日本を代表する工芸品として、高く評価されてきました。漆の芸術性を追求した佐治氏の際立ったデザインの才能と、漆芸という伝統工芸が結びついて生み出される作品の魅力を、ぜひお楽しみください。

博物館・美術館は、県民の文化的財産を守り伝えるだけではなく、地域のシンボルや憩いの場として、地域を活性化させうる可能性に満ちた場所であります。こうした博物館や美術館が千葉のそれぞれの魅力、文化的・地域的財産をしっかりと引き上げて、磨き上げていって、千葉県の文化だけではなくて、経済や産業、観光、福祉といった様々な分野に波及効果を与えてくれることを期待しております。

本県においても、こうした博物館や美術館が地域の活性化につながるように、今後とも充実するように取り組んでいきたいと考えています。

千葉県県民栄誉賞・知事特別賞・知事賞表彰式の実施について

(知事)

最後に、千葉県県民栄誉賞・知事特別賞・知事賞の表彰について、お話をいたします。

受賞者については、既にお知らせしたところでありますが、受賞者の皆様に賞をお贈りするための表彰式を、今月13日に開催することになりました。

表彰式には、県民栄誉賞4名、知事特別賞1名、知事賞5名の出席を予定しております。

このほか、代理で出席いただく方もいらっしゃいます。

表彰式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、関係者のみで執り行います。関係者以外の方は入場できませんので、御理解と御協力をお願いいたします。

なお、表彰式の模様については、後日、県のホームページで公開し、県民の皆様方に御紹介いたしますので、ぜひ御覧ください。

私からは以上です。それでは、質問をお受けいたします。

 

(司会)

先ほどの知事の発言の中で、アンテナショップの開始時期について、来月20日からと申し上げましたが、来週20日、11月20日からになりますので、修正させていただきます。

質疑応答

(記者)

おはようございます。よろしくお願いいたします。まず、昨日10日に特別国会が召集されまして、第2次岸田内閣が発足しました。千葉県選出の官房長官、経済安全保障担当大臣も再任されるということで、また新たなスタートを切ったわけですが、この岸田内閣に改めて期待すること、地方から要望というか注文したいことがありましたらお願いいたします。

(知事)

まず、本県から、おっしゃっていただいたとおり松野官房長官と小林大臣が選出されておりますので、ぜひお二方を中心に岸田内閣が、日本が抱える様々な課題をスピード感を持って取り組んでいただくことを心から期待しております。

特に期待することに関しては、これまでも申し上げてきたとおり、新型コロナウイルスの対応については、これまでも知事会や各知事と緊密に連携をして進めてきていただいたと受け止めておりますので、そうした各都道府県との連携がしっかり図られるように取り組んでいただきたいと思っています。

それから、今回の新型コロナウイルス感染拡大の中で、平時の医療提供体制でありますとか、もしくはデジタル化、もしくは働き方改革など、日本社会が抱える様々な課題が顕在化したと考えていますので、短期的な課題に取り組むことに加えて、こうした日本社会の課題を積極果敢に解決をしていく道筋をつくっていただくことも併せて期待をしております。

(記者)

今のお話の新型コロナ対策の中で、自公で18歳以下のお子さんを対象にした10万円相当の給付で、両党の大枠の合意がなされたという報道もありましたが、これに対する評価についてはいかがでしょうか。

(知事)

与党の中で議論されてお決めになったことだと思っておりますので、今後、詳細をしっかりと見ていきたいと思いますけれども、現金の給付というのは、その現金を給付することにも給付コストがかかりますので、その給付の目的であったり対象というのは、しっかり議論をして必要な方に給付するということが大事だと思っています。子育て世帯が抱えている課題というのは様々ありますので、継続した課題解決に向けた予算措置も併せて必要ではないかなと思います。

(記者)

続いて、発表事項の中にありましたアンテナショップについてお尋ねいたします。KITTEで行われるこのイベントもかなり定着してきたかなと思うのですが、今回、東京で開催していますけれども、例えば関西地区であったり九州であったり、あるいは今コロナ禍なのでちょっと厳しいかもしれないですが、行く行くは海外での展開とか、何かそういった構想などを考えていらっしゃったら、ぜひ教えていただければと思います。

(知事)

やはり最大の消費地でもある東京というのは外せないというところがありますけれども、おっしゃっていただいたとおり、それ以外の地域に関しては、どういう目的か、観光客誘致なのか、それとも物産が目的なのか、それぞれの目的の中で、東京で実施するのと同じぐらいの効果が見込まれるようなものがあれば、これはしっかりと検討していきたいと思います。

(記者)

最後に、都市対抗野球についてお伺いしたいと思います。先日、南関東地区の第2代表、第3代表ということで、かずさマジックとJFE東日本の2チームが知事を表敬されました。両チームのキャプテンはいずれも、黒獅子旗を必ず持って帰るのだという強い意気込みを語っていらっしゃいました。知事も非常に都市対抗野球に対する造詣が深いなと思ったのですが、今回のチームに対するエールと、これからの千葉県のスポーツ振興の在り方について、知事の考え方を教えていただければと思います。

(知事)

まず、やっぱり都市対抗野球は、本当に地元の方々とチームの結びつきを強めるという意味で重要だと思っています。ぜひ、それぞれのチームが活躍をしていく中で、そのチーム、それからそれを支援している企業、そして地域が一体となって活性化していくような、そうした試合になるように心から期待しています。

かずさマジックさんは、これまでも幾度となく出場している、そういうチームでありますけれども、ベスト4までだったと思いますので、ぜひその先に進出されることを期待しています。

JFEのほうは、私も何度も応援に実際に行かせていただいて、黒獅子旗を初で獲得された際には本当に地域も盛り上がりましたので、また再度、奪還に向けて、まずは目の前の試合にしっかり勝利をしていただくことを期待したいと思います。

スポーツと地域の活性化の御質問ですけれども、やっぱりスポーツは様々な世代を越えて、多くの人たちが一緒になって盛り上がることのできる、気持ちを共有することのできる1つのツールだと思っています。オリンピック・パラリンピックでもスポーツの力が改めて再確認されましたけれども、新型コロナウイルス感染拡大の中で、どうしても下を向きがちというか、気が塞ぎがちなその中で、スポーツで少しでも明るいニュースを千葉に届けていただきたいと思っています。両チームとも普段から地域の子供たちや野球チームに対する積極的な支援もしていただいていますので、そうしたそれぞれのトップチームの活躍が裾野の広がりにもつながってくれるといいなと思っています。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

よろしくお願いします。新型コロナウイルスの、政府が新しく分科会で示した新指標についてお伺いします。これまでは明確な数値がある程度示されていたと思うのですけれども、新しい資料ではそれがある程度都道府県に任されたような形になっていると思います。今回の新しい指標について、現場の実態と即していると感じていらっしゃるのか、それともそうではないのか、知事のお考えを伺えればと思います。

(知事)

まず、新しい指標については肯定的に見ています。当然、ワクチンの接種も進んできていますし、ほかにも中和抗体薬など、新たなそうした治療薬も出ている、治療法も出ている状況の中で、以前のように細かく数字、指標で硬直的に運用するよりは、医療提供体制を中心にした傾向をしっかり見た上で、それぞれの現場の状況に応じて判断できることが基本的には望ましいと考えていますので。

あとは、まだ考え方が示されたばかりでありますので、その考え方の裏側にある政府の考え方であったり、分析などについて、しっかり情報収集をした上で我々県としての考え方もしっかり整理をしていきたいと思います。方向性としては間違っていないと思います。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。これにちょっと関連するといえば関連すると思いますけれども、前提としてある程度、そこまでの医療提供体制のひっ迫がなされないのではないかというようなものが、多分政府のほうでもあると、分科会のほうでも発言があったと思います。

今回の「ディスカバー千葉」や「Go Toイート」とかで、ある程度経済活動の両立という方向に、少しずつかじが取られているのかなと感じるのですが、知事としては、今回のこのケースの場合は、まだほとんどコロナ禍の前の状態に戻したようなレベルにあると思うのですけれども、経済活動を今後喚起していくような、ある程度の方策というのは考えていらっしゃるのかどうかというのと、もしそういうものを実施していくのであれば、時期とかは明言はできないと思いますけれども、具体的にどれぐらいに、どのようにやっていくのか、現段階でのお考えをお願いします。

(知事)

まず、今後どういうふうに感染が起きていくのか、またその中でどのように医療への負荷が来るのかというのは、予想はできても、完全に予測し切ることは難しいと思っていますので、我々としては最悪の事態に備えた中で判断をしていきたいと思っています。今行っているような経済活動の支援についても、感染状況を見極めた上で、そのリスクがあるのであれば、そこはちゅうちょなく見直しをするという考え方でおります。

今後については、既に我々も補正予算等で計上しておりますけれども、今後の感染状況であったり、新たな治療薬の状況であったり、もしくは政府の「Go Toトラベル」等の政策等はしっかり見極めた上で、県としてこの感染拡大防止と社会経済活動の再開の両立がしっかりなされる形で、制度をうまく組み上げて支援をしていきたいと思っています。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。

(記者)

お願いします。先ほどの質問に出た18歳以下の給付の関連ですけれども、これは現金の部分とクーポンの部分がありますが、クーポンの給付というのは、自治体の給付業務にとっては実際どうなのでしょうか。

(知事)

クーポンが本当にどうなるのかというのは、多分今まだ何も設計図は十分にないと思っていますので、これが地方自治体にどのような負荷を与えるものになるのかというのは、なかなか見極められないと思います。できる限り貯蓄に回らずに使うようにしたいという気持ちから出た政策だと思いますけれども、これは結構事務としては大変だと思っています。

ちょっと違いますけれども、私も市長時代、「ひとづくり応援カタログ」というものでクーポン的な事業をやったことがありますけれども、事業者を開拓して、そして、利用した場合の裏側の事務の処理も含めて、かなりの準備期間が必要だと思っていますので、せっかく国民の税金を使った施策になりますので、その効果が目的にかなう形になるように、仮にこれが地方自治体が絡むのであれば、地方自治体の事務の体制も含めて、丁寧に意見交換しながら準備をされるのが望ましいだろうと思います。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

お疲れさまです。2点ありますが、まず、今日発表のあった「ディスカバー千葉」の関係ですけれども、アクセルを踏んでいくという経済活動の再開に向けてのことかと思いますが、またこの年末年始とかに、考えたくないのですが感染拡大が起きた場合に、利用制限とかそういったものがまた発生してくるのかどうか、知事としてはブレーキをどう踏んでいくのかという見通しも併せてお伺いできたらと思います。

(知事)

そうですね、しっかり感染の先行きを見通しながら、どの程度までそういう経済活動の支援を行っていくのかという見極めが大事だと思っています。

我々もまずは、既に発送した分の、かつ県民限定という限定した形でまず実際に行い、そして、感染状況が落ち着き続けているので、今回さらに発送済みの残りのものを開放するという形になっていますけれども、今後の年末年始も含めた感染状況、特に冬という警戒するべき時期の状況をしっかり見極めた上で、この次というのを考えていきたいと思っています。

この前の質問でお答えしたとおり、仮に感染が拡大していくという兆候が見えてくれば、その感染の傾向によっては、これから行う政策についても見直しをしていくという考え方で臨んでいきたいと思います。

当日の発言内容に誤りがあったため、囲み部分を訂正しました。

(記者)

ありがとうございます。2点目は、保健所の取材の関係ですけれども、第5波が感染拡大しているときは、取材は難しかったのですが、今は落ち着いて、保健所の課題や今後の第6波に向けた備えを取材させていただいているのですが、直接取材できず、忙しい県庁の担当課の人を通してしか取材できない形です。我々も県民の方に、保健所はどういう状況だったのかというのを伝えたいのですが、そういう状況を県としてどう伝えていくのかという部分を、知事としてはどういうふうにお考えでしょうか。

(知事)

やっぱり報道機関の皆様方が、新型コロナの対応の最前線であった保健所がどのような状況で、今後どうしていくのかというのを、生の現場の職員にもヒアリングをしながら報道いただくというのは、大事なことだと思っています。

これまでは業務がひっ迫していたのでなかなかお答えできなかったということと、保健所の中に個人情報が含まれるものがあるという、様々な制約はありますけれども、その制約をしっかり話し合った上で、できる限り保健所で取材を、県民のためになるような形で報道いただくのは大事だと思っていますので、そうできるようにできる限り保健所には対応してほしいという話をしたいと思っています。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。

(記者)

Go To イート」の新規発行に関してお伺いしたいのですが、飲食店の利用規制の全面解除がされたときに、認証店を取得するメリットが薄れるという懸念があったかと思いますが、今回、新規発行の認証店に限ったのは、改めて認証店取得のメリットを感じてもらう狙いがあるのでしょうか。

(知事)

そうですね。飲食店の感染対策を強化していく、そのインセンティブをやはりつくることが大事だと思っていますし、また、県民の皆様方も、できる限り感染対策がなされている飲食店を使用してほしいというメッセージとしても、我々としてはこういう施策を実施させていただきました。

(記者)

ありがとうございます。次に、「Go To トラベル」のほうですけれども、政府は、来年1月以降に「Go To トラベル」を再開するという一部報道がありました。それに対する受け止めと、千葉県経済の影響をどのようにお考えになっているか、お聞かせ願いたいと思います。

(知事)

我々千葉県にとっては、やはり観光業というのは地域にとって重要な産業になっていますので、「Go To トラベル」の政策がどの時期に再開されるかというのは、我々もそうですし、観光業界の方々も非常に注目をしているところです。まだ我々も報道で知っているような状況ですから、今後、政府から示されてくると思いますけれども、もう政府も、御承知のとおり、一部の宿泊施設に限定しないことと、それから、できる限り需要を平準化するような部分の施策も必要だと思っていますので、それらをしっかり見て、逆に言えば、我々はそれをさらに補完するようなことが我々県の施策としてできるのかどうかも含めて、この点は私たちもかなりの関心を持って見ております。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。

(記者)

新型コロナウイルスのワクチン接種のことについてお尋ねします。来月から3回目のワクチン接種が恐らく県内でも始まると思うのですが、知事のところで把握している、現在の千葉県内の準備状況とか、スケジュール感とか、どんな形で進めていくことが望ましいというお考え、意見等がありましたら教えてください。

(知事)

では、まず、担当部から話します。

(職員)

疾病対策課でございます。現在の3回目のワクチン接種につきましては、報道でお知らせいただいている部分が中心でして、12月から3回目の接種を始めるということと、対象は、これは昨日、厚生労働省の分科会のほうで、ファイザーを3回目の接種に使う、対象者は18歳(「12歳」と発言。質疑の中で訂正)以上に限定するということが承認されまして、今日にでも正式に薬事承認される見込みと聞いてございます。以上でございます。

(知事)

市町村もかなり緊張感を持って、どういう状態になるのかというのは、昨日もちょっと意見交換がありましたけれども、気にしている状態でありましたので、できる限り政府には、準備が十分に間に合うように、できるだけ早く詳細な情報を出していただきたいと思います。どうしても今、18歳(「12歳」と発言。質疑の中で訂正)以下の話であったり、もしくは職域接種の話であったり、本当に我々も報道ベースで初めて知るような話がかなり多い状態になっていますので、できる限り、県もそうですし、何より最前線でこの事務を進めていただく市町村が混乱、戸惑いのない形で進めていけるようにしていっていただきたいなと思っています。

(記者)

ありがとうございました。

(記者)

先日、政府のコロナの分科会が示した新指標の関連なのですが、レベル2が警戒を強化すべきというところで、指標は都道府県が定めるとなっていますけれども、現状どの程度の発生の具合とかを指標としようとしているのかということがありましたら、教えてください。

(知事)

これはまだ政府から新指標が示されたばかりでありますので、我々もしっかりと情報収集した上で、千葉県としての考え方を整理しておきたいと思っています。

それから、千葉県としても整理をしていきますけれども、一方で、1都3県の中で指標の考え方がまちまちだと、最終的には混乱をさせかねないと思っていますので、我々県としての考え方をしっかり整備しますけれども、できる限り1都3県でそうした考え方は合わせられるところは合わせていきたいなと思っています。

(記者)

関連で、指標を定めるに当たって、医療提供体制、どの程度病床を確保できるかによって大分変わってくると思いますが、病床数のめど等がありましたら教えていただきたいのですが。

(知事)

そうですね、以前申し上げたとおり、我々も専属チームをつくって、今、医療提供体制の拡充に向けて取り組んできておりますので、近いうちには我々の医療提供体制の拡充の進捗状況についてお話をしたいと思っております。

(記者)

ありがとうございます。

(職員)

1点、よろしいでしょうか。疾病対策課でございます。先ほど3回目のワクチン接種につきまして、12歳以上と申し上げましたが、18歳以上でございます。失礼いたしました。

(記者)

よろしくお願いします。ロッテのことで伺いたいことがございます。昨日からクライマックスシリーズがスタートして、残念ながら1戦目は負けてしまいまして、あと1敗しかできない状況で、追い込まれているような状況だと思います。ぜひ知事からメッセージを発していただいて、ロッテが逆襲できる、そういった強いメッセージがあれば、ぜひお願いできればと思います。

(知事)

ありがとうございます。昨日は、やっぱり山本投手があまりに素晴らし過ぎたためだと思いますけれども、それでも石川投手を含めて1失点で抑えているわけですから、ぎりぎりの勝負であったと思っています。ぜひ残りの中で、千葉ロッテマリーンズらしい全員一丸野球で一人ひとりが役割を果たしていくことで、粘り強く1点をもぎ取って、1点を抑えていく中で、接戦を物にして、ぜひ日本シリーズに出場していただきたいと思っています。多分、千葉ロッテマリーンズのファン、県民は、全く諦めていないと思っていますので、最後までファンの皆さんとともに後押し、応援をしたいと思います。

(記者)

ありがとうございます。

内容についてのお問い合わせ先

  • 「ディスカバー千葉」宿泊者優待事業及び「GoToイート」事業について
    →ディスカバー千葉に関すること:商工労働部観光誘致促進課【電話】043-223-2484、GoToイートに関すること:商工労働部経営支援課【電話】043-223-2790
  • 期間限定千葉県アンテナショップ「ちばI・CHI・BA」について
    →商工労働部観光企画課【電話】043-223-2486
  • 県立中央博物館特別展及び県立美術館企画展の開催について
    →教育庁教育振興部文化財課【電話】043-223-4127
  • 千葉県県民栄誉賞・知事特別賞・知事賞表彰式について
    →表彰式に関すること:総務部総務課【電話】043-223-2036、選手・競技に関すること(オリンピック):教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4105、(パラリンピック):健康福祉部障害者福祉推進課【電話】043-223-2352

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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