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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化施設 > 文化会館など > 千葉県立文化会館の指定管理者について > 令和元年度県立文化会館指定管理者の評価結果の公表 > (平成30年度)千葉県文化会館指定管理者評価結果について
更新日:令和4(2022)年9月1日
ページ番号:6198
施設名 |
千葉県文化会館 |
---|---|
指定管理者 |
公益財団法人千葉県文化振興財団 |
指定管理期間 |
平成28年4月1日から令和3年3月31日まで(5年) |
評価対象年度 |
平成30年度 |
第三者評価の有無 |
無 |
施設所管課 |
環境生活部県民生活・文化課 |
設置目的 |
千葉県の文化振興を図る中心的な拠点施設として、県民の文化活動支援や芸術文化の鑑賞機会の拡充等を図る。 |
---|---|
指定管理者が行う |
|
年度 |
利用者(人) ※1 |
事業費等の内訳(千円) |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
指定管理料 |
その他維持 |
使用料等 |
県の収支 |
(参考) 利用料金 |
||
30 |
517,195 |
205,500 |
16,846 |
0 |
△222,346 |
87,420 |
(参考) 29 |
508,029 |
205,500 |
19,646 |
0 |
△225,146 |
81,905 |
※1 カウント方法:施設全体(大ホール、小ホール、大・中練習室、第1・2練習室、第1・2・3・特別会議室)の利用者数
※2 維持補修費、委託料、工事請負費、備品購入費(指定管理料に含まれているものを除く)
評価項目 |
評価 |
評価理由等 |
|
---|---|---|---|
管理業務の実施状況に関する事項 |
施設の設置目的・法令等の遵守等
|
A |
千葉県立文化会館の設置及び管理に関する条例、千葉県立文化会館管理規則、千葉県立文化会館利用申込受付事務取扱要綱等を遵守し適切に実施した。個人情報は適正に管理されていた。 |
安全性の確保
|
A |
舞台・照明・音響設備については、事前の動作確認を行い、事故防止を徹底している。火災、地震等災害に備え少人数配置を想定した訓練等年2回の職員による消防訓練を実施し、来館者の安全管理に努めた。 |
|
適切な管理運営 |
A |
警備、清掃等は催し物の状況に応じて適当に実施されており、安全及び清潔な環境が提供された。また、主催者に対してのイベント運営や舞台創造の助言、あらゆる人が利用しやすい環境整備など様々な配慮がされている。 |
|
適切な財産管理 |
A |
職員による日常点検、設置業者による定期的な保守点検を行い、安全な管理に努めた。施設内の不具合を発見した際は、県に速やかに報告するとともに、場合に応じて職員で対応するなど、適切に対処した。 |
|
事業の企画運営に関する事項 |
事業の実施 (必須事業)
|
S |
県民が優れた文化芸術にふれることができる鑑賞機会の提供、若手演奏家の育成や伝統文化の普及・振興等のため、コンサートや歌舞伎など、文化振興を図ることを目的とした50件の自主事業を実施した。特に近隣の文化施設や警察、消防署等と連携し、ちば文化を堪能できる「ちば文化の森フェスタ」の開催や「千葉県少年少女オーケストラ」による海外ユースオーケストラとの交流コンサート、クラシック音楽の殿堂として名高いサントリーホールでの演奏など、多くの方に千葉県の音楽文化の発信を行うことができた。 |
サービスの向上 地域の連携等 |
A |
誰もが会館を利用しやすくなるような環境の整備や、利用者からの要望に迅速に対応していることから、サービスの向上に努めている。また、千葉県公立文化施設協議会の会長館として、加入館向けに種々の研修を実施するなど、県内文化施設のリーダー的役割を果たしており、近隣の学校からの職場体験や県内大学のインターンシップの受け入れや、講師の派遣、市町村へのアドバイザーを務めるなど、地域との連携もなされている。 |
|
施設利用状況に関する事項 |
A |
利用人数、利用料、利用回数いずれも前年度より増加しており、大ホールの利用率は98.9%と、高い水準を維持している。 |
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管理運営体制 |
S |
会館を運営するための組織、人員配置により適切に運営された。文化振興事業を担当する「企画制作部門」では文化芸術アドバイザーを設置し、文化振興の実践者等から新たなアドバイスを受ける等創造性豊かな事業の実施につなげている。また、舞台技術の専門分野およびマネージメントに関する研修を設けるなど、能力の向上に努めている。 |
|
収支状況
|
A |
節水・節電に努め光熱水費の削減に取り組んだことや外部資金獲得などの努力がされている。収入・支出とも計画と比較して適正に執行されている。 |
|
利用者意見の反映 利用者満足度 |
A |
アンケートによる意見や要望の把握し、速やかな対応をしている。主催者側へのアンケートでは、より多くの声を回収することに努め、会館運営に94.8%が満足している結果となった。また、利用者への要望には職員による丁寧な説明と対応でカバーする等サービス向上に努めている。 |
|
総合評価 |
良好 |
管理業務・事業の実施状況及び収支状況については良好である。サービス面や利用者満足度の向上に向けて、適切に管理運営されている。 |
特に評価される点 |
大ホールの利用率が98%を超え、施設全体でも高い利用率を維持している。 自主事業の拡充や県民のニーズに合った公演の誘致、文化プログラムへの参加などを積極的に進めている。 事故や不審者から利用者を守るために、警備強化、事前の設備点検を徹底することに加え、避難訓練の実施、公演実施時に有事が起きた場合の約束事を事前に主催者と確認し、安全・安心な管理運営を行っている。 |
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次年度に向けて 改善が望まれる点 |
大規模改修に向けて県と連携し、調整等を進めていく必要がある。 |
前年度評価で改善が望 まれると指摘された点 とその改善状況 |
地域との連携を自主事業につなげるだけでなく、外灯時間延長、駐車場スペースの貸借など施設運営面にも活かしている。 新規来館者獲得に向け、チラシ設置所の新規開拓、チケット販売ルートの拡張などを進めた。 |
第三者評価は実施しませんでした。
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