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更新日:令和6(2024)年2月19日

ページ番号:6143

(いすみ市)灌頂私記

内容

  • 市指定・書跡(昭和56年3月30日指定)
  • 住所:いすみ市荻原2136(所有:行元寺)

灌頂私記の写真

縦は29センチから32センチ、長さは短いもので220センチから、長いものは16メートルにおよぶ。このうち聖教断簡が三巻、離作業三昧耶戒私記・胎灌頂私記・金灌頂私記・合行私記・離作業私記・合行三昧耶戒略私記・金剛三昧耶戒隋要記・以心灌頂私記・秘密灌頂私記・三味耶戒私記などである。

世良田(群馬県)長楽寺から、永和4年(1378)に台密蓮華流の灌頂が行元寺にもたらされ、灌室として発展した。最古のものは応安2年(1369)4月に書写したもので、雁皮紙の表裏に書かれている。ついで天文20年(1551)、永禄8年(1565)から同12月にかけて書写したものが大半を占め、中世から近世にかけての貴重な文書である。

「伊保庄荻原郷」「一宮庄椎木郷」「伊南庄万喜城」など、中世の地名や万喜城の存在を知る、最古の文書でもある。

出典・問い合わせ先

  • 出典:「夷隅町の文化財(改訂版)」
  • 問い合わせ先:いすみ市外部サイトへのリンク(旧夷隅町)

お問い合わせ

所属課室:環境生活部文化振興課文化振興班

電話番号:043-223-2406

ファックス番号:043-224-2851

※内容については、お手数ですが「問い合わせ先」の各市町村へお問い合わせください。

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