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更新日:令和6(2024)年2月19日

ページ番号:6130

(いすみ市)密教法具

内容

  • 市指定・工芸品(昭和56年3月30日指定)
  • 住所:いすみ市荻原2136(所有:行元寺)

密教法具十五点独鈷杵は15.3センチ、三鈷杵は17.5センチ、五鈷杵は3点あって、それぞれ14.0センチ、14.5センチ、17.4センチである。宝珠杵は16.5センチ、塔杵は22.5センチ、三鈷鈴は18.0センチ、そのほか輪宝は径11.4センチ、羯磨は11.7センチで4点、別に花瓶24.3センチ1点からなる。

花瓶を除く法具は、煩脳を破り仏性の顕現に資し、仏を歓喜させるために、密教の所作の際に使われる。

中でも宝珠杵と塔杵、独鈷鈴の遺例は、全国的にみて極めて珍しいのが大きな特色とされる。花瓶は一対存在したが、太平洋戦争のために他の法具や仏具などとともに、供出され現存しないのは惜しい。
製作年代は南北朝時代と推定されている。

出典・問い合わせ先

  • 出典:「夷隅町の文化財(改訂版)」
  • 問い合わせ先:いすみ市外部サイトへのリンク(旧夷隅町)

 

お問い合わせ

所属課室:環境生活部文化振興課文化振興班

電話番号:043-223-2406

ファックス番号:043-224-2851

※内容については、お手数ですが「問い合わせ先」の各市町村へお問い合わせください。

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