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更新日:令和6(2024)年2月19日

ページ番号:6120

(南房総市)二十五菩薩来迎図

内容

  • 市指定有形文化財(絵画)(昭和55年1月1日指定)
  • 住所:南房総市府中687の1(真言宗)金剛山宝珠院

二十五菩薩来迎図の写真この図は、縦98センチ、横51センチの絹地に彩色をもって描かれている。室町期(1441~1570)の古法眼の筆にたるもので、金粉をあしらった阿弥陀如来立像を中心に25体の菩薩を描いたものである。向って右側中程に不動町王立像、左側下方に僧1人が描かれ、二25菩薩は蓮華座に立ち、太鼓を叩くもの、笛や笙を吹くもの、琴を弾くものというように各人が各様の楽器を持っている。中央の阿弥陀如来の眉間の中心にある白毫からきらびやかな御光がさしている。

「観無量寿経」にあるように、西方極楽世界の教主阿弥陀如来が25体の歌舞の菩薩たちを率いて、紫匂う雲の彼方から念仏往生の行者を迎える様を描いたものという。

来迎図は25菩薩和讃の成立とともに、鎌倉中期以降いちじるしく人口に膾炙した。

出典・問い合わせ先

  • 出典:「三芳村の文化財」
  • 問い合わせ先:南房総市外部サイトへのリンク(旧三芳村が合併)

お問い合わせ

所属課室:環境生活部文化振興課文化振興班

電話番号:043-223-2406

ファックス番号:043-224-2851

※内容については、お手数ですが「問い合わせ先」の各市町村へお問い合わせください。

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