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更新日:令和6(2024)年2月19日

ページ番号:6054

(南房総市)木造不動明王立像

内容

  • 市指定有形文化財(彫刻)(昭和62年12月11日指定)
  • 住所:南房総市山名1370(真言宗)長楽山智光寺

木造不動明王立像の写真智光寺の本尊不動明王立像は、内刳り一木造りで像高109.5センチ、面長12.5センチ、画幅12.0センチ、肩張り42.5センチ、裾張り28.0センチ、足先の開き24.5センチ、胸の厚さ17.5センチ、腹の厚さ19.2センチであり、高さ23.5センチの盤石座(岩座)に立っているので、総高133.0センチの堂々とした見事な立像である。左眼を半眼に閉し下の歯で上唇を噛み、2本の牙をむき出し、忿怒の形相を呈した不動明王の定形であるが、当初の左手の羂索や右手の利剣は失なわれている。全体が黒漆地に彩色され、玉眼は後世の補修である。

製作年代は、南北朝期と推定される。光背は火焔光で高さ148.5センチ、幅約64.0センチあり、江戸期の後補と考えられる。
なお、三尊形式で厨子に収められている不動明王の脇侍は、右の矜羯羅童子は像高61.0センチ、腹厚11.5センチ、左の制咤迦童子も像高61.0センチ、腹厚12.0センチで共に江戸期のものである。矜羯羅童子の右手は原形を残しているが、制咤迦童子の両手は肩のつけ根から欠落している。

出典・問い合わせ先

  • 出典:「三芳村の文化財」
  • 問い合わせ先:南房総市外部サイトへのリンク(旧三芳村が合併)

お問い合わせ

所属課室:環境生活部文化振興課文化振興班

電話番号:043-223-2406

ファックス番号:043-224-2851

※内容については、お手数ですが「問い合わせ先」の各市町村へお問い合わせください。

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