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更新日:令和6(2024)年2月19日

ページ番号:6071

(いすみ市)松竹梅の図

内容

  • いすみ市荻原2136(行元寺旧書院内)
  • 所有:行元寺

彫刻松竹梅の図の写真縦51センチ、横220センチからなる松竹梅図2面である。「波の伊八」と謳われた武志伊八良信由の作である。松・竹・梅の構成と図柄にすぐれ、彫法・技巧ともに卓越し、肉の厚さに特色を持つ一部両面彫りである。

作者である初代伊八は、文政7年(1824)に没するまで、いま判明されただけでも50数点を遺した。主に神社・仏閣などの向拝や欄間に、装飾彫刻を施したものである。

この松竹梅図の裏面に、「彫物工  房州長狭郡打墨産  武志伊八良信由作  弟子久八  于時  文化六己己年(1809)四月吉祥日」とあり、伊八が最も習熟した58歳のときの作であることを知る。

 

 

出典・問い合わせ先

  • 出典:「夷隅町の文化財(改訂版)」
  • 問い合わせ先:いすみ市外部サイトへのリンク(旧夷隅町)

お問い合わせ

所属課室:環境生活部文化振興課文化振興班

電話番号:043-223-2406

ファックス番号:043-224-2851

※内容については、お手数ですが「問い合わせ先」の各市町村へお問い合わせください。

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