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更新日:令和6(2024)年2月19日

ページ番号:6035

(いすみ市)木造阿弥陀如来立像(深谷)

内容

  • 市指定・彫刻(昭和49年3月27日指定)
  • 住所:いすみ市深谷1808の1(所有:円蔵律寺)

木造阿弥陀如来立像の写真この像は高さ75センチ、台座高32センチ、寄木造り玉眼、箔押、気品の高い像で五代将軍綱吉の御台所信子(浄光院)の念持仏と伝えられている。厨子と台座は江戸中期の作でこれもまた気品のある名作である。仏像は室町期の作である。

この像については天明4年(1784)甲辰七月東叡山凌雲院前僧正順則の書かれた「上総国深谷村円蔵寺本尊縁起」があるがこれには林照院という老女が護持していたことや霊験あらたかな仏像であることが書かれているが、どんな関係でこの仏像が円蔵律寺にもたらされたかについては触れられていない。

その頃順則大僧正と親交のあった行元寺の智亮法印の要請によって円蔵律寺の本尊として下されたのであろうといわれている。

註1:御台所(大臣・将軍などの妻)
註2:東叡山(東の比叡山の意・上野寛永寺の山号)

 

出典・問い合わせ先

  • 出典:「夷隅町の文化財(改訂版)」
  • 問い合わせ先:いすみ市外部サイトへのリンク(旧夷隅町)

お問い合わせ

所属課室:環境生活部文化振興課文化振興班

電話番号:043-223-2406

ファックス番号:043-224-2851

※内容については、お手数ですが「問い合わせ先」の各市町村へお問い合わせください。

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