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更新日:令和5(2023)年5月19日
ページ番号:16964
一般国道464号北千葉道路は、常磐道と東関東道のほぼ中間に位置し、外環道(千葉県区間)から千葉ニュータウンを経て、成田空港までを最短で結ぶ延長約43キロメートルの道路です。このうち印西市から成田市までの区間については成田新高速鉄道の新線建設区間と並行していることから、両事業の整合を図りながら早期に計画を具体化することが必要とされ、平成17年度から事業化となりました。
「両事業の整合を図りながら」とは、これらが通過する場所には印旛沼周辺など地盤の弱いところがあり、鉄道、道路それぞれの盛土や橋脚などを同時に施工することでコスト縮減や工期短縮が図ることができる等のメリットがあるためです。
北千葉道路は地域高規格道路の候補路線であることから、既存の道路と交差する場所をある程度制限して(交差点の場所を減らして)連続走行性を確保し、旅行時間の短縮が図れるように設計しています。道路構造令(走行車線や路肩の幅、曲率半径(カーブのきつさ)、勾配など道路の基本的な構造を定める法律)に基づく設計速度は80キロメートル毎時とし、上り坂やカーブ区間で走行速度が低下しにくい構造としています。
(なお、本道路は自動車専用道路ではありませんので、サービス速度は道路完成後に現地の状況等を踏まえて別途定められる速度までとなります。)
一般国道464号は県管理国道であり、改築や維持管理は原則として千葉県が行うこととなっていますが、成田空港へのアクセス強化という事業の位置づけや早期に完成を図るという目標があることから、一部区間を国が権限代行する(県に代わって工事をする)こととなりました。印西市から成田市までの区間(約13.5キロメートル)のうち、当事務所では印西市若萩から国道464号(成田市北須賀)に接続するまでの約4.2キロメートル及び国道408号(成田市押畑)から国道295号(成田市大山)までの約3.7キロメートルの区間を施工し、国道464号(成田市北須賀)から国道408号(成田市押畑)に接続するまでの約5.6キロメートルの区間については国土交通省千葉国道事務所が施工することとなっています。
※1平成13年8月に第3回都市再生本部が決定した都市再生プロジェクト(第二次決定)において、大都市圏の国際競争力を高め、我が国経済の牽引役とするため、国際都市に相応しい国際交流・物流機能を確保する観点から、首都圏北部と成田空港間のアクセス時間を大幅に短縮する新たな道路アクセスルートとして、東京外かく環状道路の東側区間の早期整備と北千葉道路の計画の早期具体化を推進すると位置付けられた。
※2環境影響評価及び都市計画手続は成田新高速鉄道と同時に実施。
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