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更新日:平成30(2018)年7月17日

喫煙による健康影響

 1 たばこの煙に含まれる有害物質

たばこの煙は大きく分けて、喫煙者自身が吸い込む「主流煙」と、たばこの先端から発生する「副流煙」に分類されます。主流煙には粒子成分が4,300種類、ガス成分が1,000種類、合わせて5,300種類の化学物質が含まれており、発がん性があると報告されている物質も約70種類存在しています。副流煙の化学成分は主流煙とほぼ同じですが、その成分量は非常に多いことが知られています。

たばこ煙

 

たばこ有害物質

引用元:厚生労働省「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」

 2 能動及び受動喫煙による健康影響

喫煙による健康影響は、主流煙を吸い込む能動喫煙によるものと、主に副流煙を吸い込む受動喫煙によるものに分けられます。いずれの場合も、のどや肺に到達した有害物質が血液を通じて全身に運ばれ、がんや脳卒中等の健康被害を引き起こします。

国内では、能動喫煙が原因で年間12~13万人、受動喫煙が原因で年間1万5千人が死亡しているものと推計されています。

能動喫煙を原因とする疾病

厚生労働省「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」では、各種がんや脳卒中、COPD(慢性閉塞性肺疾患)等が能動喫煙との因果関係がレベル1(科学的証拠は、因果関係を推定するのに十分である)と判定されています。

喫煙レベル1

引用元:リーフレット『喫煙と健康 厚生労働省 喫煙の健康影響に関する検討会報告書(平成28年8月)の概要を知りたい人のために』(国立がん研究センター)

ニコチン依存症

たばこに含まれるニコチンが血液中によって運ばれ脳のニコチン受容体に結合すると、快感を生じさせる物質(ドパミン)が大量に放出され、喫煙者は快感を味わうことができます。これが、「タバコを吸うと落ち着く」「ホッとする」といった効用が得られるしくみです。しかし、30分もすると体内のニコチンが切れて、反対にイライラする、落ち着かないなどの離脱症状(禁断症状)があらわれます。そして、その離脱症状を解消するために、またタバコを吸うようになり、徐々にニコチン依存症になっていきます。

離脱症状とニコチン血中濃度の関係

ニコチン

未成年者の喫煙による健康影響

喫煙開始年齢が若いと、その後の人生において喫煙本数が多くなり、ニコチン依存度がより重篤で、禁煙が成功しづらく、喫煙年数や生涯喫煙量が多くなり、その結果、死亡や疾病発生リスクが増加することが示されています。

また、成人後の健康リスクが増大するだけでなく、喫煙年数が短い若年期でもニコチン依存、肺機能の低下と肺発育の障害、喘息等の健康被害を引き起こすことが報告されています。

未成年喫煙

引用元:平山らによる調査(1966~1982)

受動喫煙を原因とする疾病

厚生労働省「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」では、脳卒中や虚血性心疾患、乳幼児突然死症候群(SIDS)等と受動喫煙との因果関係がレベル1(科学的証拠は、因果関係を推定するのに十分である)と判定されています。なお、乳幼児突然死症候群(SIDS)は妊婦の能動喫煙及び小児の受動喫煙においてもレベル1と判定されています。

受動喫煙レベル1

※リーフレット『喫煙と健康 厚生労働省 喫煙の健康影響に関する検討会報告書(平成28年8月)の概要を知りたい人のために』(国立がん研究センター)から引用

受動喫煙による年間死亡数推定値

受動喫煙死者

※参考:平成27年度「たばこ対策の健康影響および経済影響の包括的評価に関する研究」(国立がんセンター 片野田 耕太)

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