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更新日:令和6(2024)年9月24日
ページ番号:4574
発表日:平成29年12月20日
健康福祉部健康づくり支援課
糖尿病性腎症は、糖尿病の進行に伴って生じる合併症の一つであり、適切な食生活や運動等の生活習慣を続けることで発症や重症化を予防することができますが、新規人工透析となった患者のうち原疾患が糖尿病性腎症による透析導入者数は、全体の約40%を占めています。人工透析になると日常生活が著しく制限されるだけでなく、1人あたり年間約500万円という高額の医療費がかかります。
県と県医師会など関係機関4団体は、策定した「千葉県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を普及し、重症化のリスクの高い者に対し、県内どの地域でも各医療保険者が主治医と連携し、人工透析にならないよう継続的な受診勧奨と保健指導を行うことを目指します。
千葉県医師会、千葉県糖尿病対策推進会議、千葉県保険者協議会、千葉県糖尿病協会
(1)糖尿病の診断を受けたことがないが、健診結果から重症化リスクが高い者
(基準:HbA1c6.5%以上かつ、尿蛋白(±)以上又はeGFR60ml/分/1.73m2未満)
(2)最近1年間で治療中断や健診後未治療が判明している者
(3)通院中の者で重症化リスクが高いと主治医が判断した者
(4)糖尿病でないが、腎機能の低下又は尿異常がみられる者
医療保険者が中心となって、かかりつけ医等医療機関への継続的な受診勧奨と主治医の治療方針に基づく食事・運動指導等の保健指導を行う。かかりつけ医等は必要に応じて糖尿病・腎臓病専門医へ紹介する。
医療保険者、かかりつけ医、糖尿病・腎臓専門医、かかりつけ薬局薬剤師等は「糖尿病連携手帳」を活用して対象者の情報を共有し、連携して医療提供と保健指導を行う。
糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症・糖尿病神経障害など
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