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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年11月29日

ページ番号:616759

「千葉県の新しい観光振興に向けた研究会」の設置について

発表日:令和5年10月19日
商工労働部観光政策課

本県観光は、度重なる災害や新型コロナウイルス感染症により大きな打撃を受けましたが、ここにきて、観光客の回復、新たな観光需要など、明るい兆しも見られます。
こうした県内の観光・宿泊業の持続的な発展のためには、業界が抱える諸課題の解決に向け迅速に対応していく必要があり、この度、産学官の有識者からなる研究会を設置し、目指すべき方向性等について検討していくこととしました。

研究会の概要について

(1)設置の趣旨

 本県観光は、令和元年房総半島台風に続き、約3年間に及ぶ新型コロナウイルス感染症の影響を受け、大きな打撃を受けました。  この間、事業者の方々は、「ふっこう割」や「全国旅行支援事業」などの国を挙げた補助を支えに、自助努力等により何とか苦境を乗り越えようと努力をされてきました。

 こうした中、本年5月の感染症の5類移行による国内移動活性化やインバウンドの回復などを受け、本県を訪れる観光客数が回復・増加するなど、業界を取り巻く環境に改善の兆しが見られる一方で、国の支援策の大幅な縮小や、従前から業界が抱えている人手不足等の経営課題の顕在化により増加する需要に十分に対応できない事例も見られます。

 具体的には

  • 業界として低収益率であり、不規則な勤務時間などの業務内容に対して低賃金であること等の理由から、もともと求職者が少ないという構造的な課題に加え、感染症の影響等で離職した人材の復職が見込めず、慢性的な人手不足により十分なサービスが提供できない事態も発生している、
  • SDGsやデジタル化等の新しい社会的要請に対応しながら、ワーケーション等の新たな旅のスタイルの普及、旅行ニーズの多様化等をビジネスチャンスと捉え、経営基盤の強化等を図ることが求められている、
  • 消費単価の高い、高付加価値の観光コンテンツ造成が必要であるが、資金や人材が十分でなく、企画や商品化が進まない、

等の、多重的な課題を抱えています。

 国の緊急的な支援策が縮減される中にあっても、大きなビジネスチャンスを確実に捉えるためには、上記課題に迅速に対応していく必要があることから、産学官が連携し、英知を結集して課題解決に取り組む研究会を設置することとしました。

(2)検討項目

人手不足解消に向けた取組

人材確保・育成、大学との連携等

将来的な国内観光客の減少を見据えた取組

地域・施設の魅力向上等

インバウンドの回復を見据えた取組

富裕層等に向けたコンテンツの造成等

新たな旅のスタイルへの対応

ワーケーション等の普及を見据えた取組等

デジタル技術の効果的活用

ビッグデータの活用等による効果的な集客等

安定的な財源確保にかかる研究

全国的に検討が進められている宿泊税等 等

 

お問い合わせ

所属課室:商工労働部観光政策課企画調整室

電話番号:043-223-2417

ファックス番号:043-225-7345

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