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更新日:令和5(2023)年5月30日
ページ番号:341385
発表日:令和2年5月29日
県土整備部河川環境課
令和元年10月の大雨の際、印旛沼の水位は既往最高水位まで上昇し、堤防からの漏水被害や流入する河川の氾濫により、周辺での浸水被害が生じました。
印旛沼においては、大雨前に予め水位を低下させておくことが水害リスクの軽減に有効であることから、「印旛沼に係る浸水被害軽減に向けた調整会議」で検討の結果、より確実に水位低下を図るために予備排水開始の基準となる予測総雨量を引き下げることとしました。
運用は令和2年6月1日から試行的に開始します。
<予備排水>
印旛沼では、洪水が発生するおそれがある場合には、予め水門や機場を操作し、排水を行って、事前に水位を下げることとしています。
<現行の運用>
基準降雨量:流域の予測総雨量150mm超
低下目標水位:Y.P.+2.5(2.3)m→Y.P.+2.0m
かっこ書きは非かんがい期の水位
<見直し後の運用>
基準降雨量:流域の予測総雨量100mm超
低下目標水位:Y.P.+2.5(2.3)m→Y.P.+2.0m
かっこ書きは非かんがい期の水位
なお、予備排水開始後に予測総雨量が150mmを超えない場合は、低下目標水位をY.P+2.1mとします。
平成25年の台風被害を受けて、流域の浸水被害軽減対策等について検討及び調整するため、利水者、治水者、関係市町等で構成される調整会議が発足しました。
(事務局:千葉県県土整備部河川環境課・(独)水資源機構千葉用水総合管理所、第1回:平成25年12月25日に開催)
印旛沼における予備排水の運用見直しについて(PDF:295KB)
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