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更新日:令和2(2020)年12月11日

ページ番号:9399

内水面漁業の紹介(ちばの水産業)

1 網漁業

刺網

細長い網を魚の通り道を遮るように張り、網目に刺させたり絡ませたりして、コイ、フナ、ボラ、スズキなどを採捕します。

手賀沼、印旛沼、利根川、江戸川、養老川、夷隅川で行われます。

四手網

十字に組み合わせた2本の竹ざおの先端を網の四隅に結びつけ、これを竿の先端に取り付け、てこを利用し上下させます。

水中に沈設し、網の上に魚が来たら網を引き上げ、たも網で取り上げます。コイ、フナ、ウナギ、ナマズ、小魚などを採捕します。

手賀沼、印旛沼、利根川、江戸川、夷隅川で行われます。

張網

定置網の1種です。垣網にそって魚を袋網に誘導します。コイ、フナ、モツゴ、ボラ、スズキなどを採捕します。

手賀沼、印旛沼、利根川、夷隅川で行われます。

投網

アサガオのような円錐型の網におもりを付け、魚群の上に網をおおいかぶせるように投げ入れ、手縄を手繰り、広がった網すそを次第に狭めて最後に引き上げます。コイ、フナ、アユなどを採捕します。

手賀沼、印旛沼、利根川、江戸川、養老川、小櫃川、夷隅川で行われます。

かぐら網

袋部と翼部からなり、水中に杭を打ち翼部を結びつけ、流れにそって張り網をします。魚は翼部にそって袋部に入ります。コイ、フナ、モツゴ、ウナギ、エビ、ドジョウなどを採捕します。

利根川、江戸川、夷隅川で行われます。

2 その他の漁業

しじみ船びき網

柄のついた金網製の袋の口に歯があります。船の上から柄を持ち、前進しながら水底をかき、シジミを採捕します。

利根川で行われます

柴漬

枝葉の多い木の枝を束ねて水底に設置します。漬を引き上げ水面に出ないうちにすくい網に入れて、漬の中にもぐりこんだ魚をふるい落とします。ウナギ、エビ、小魚を採捕します。

手賀沼、印旛沼、利根川、夷隅川で行われます。

せん

竹で編んだ筒状またはかご状の漁具で、竹筒を使うこともあります。水底に設置し、誘い込んでウナギ、ドジョウ、ナマズ、エビなどを採捕します。

手賀沼、印旛沼、利根川、江戸川、夷隅川で行われます。

はえなわ

多数の餌付きの釣り針のついた非常に長いロープを水中に設置し、コイ、フナ、ウナギなどを採捕します。

手賀沼、印旛沼、利根川、江戸川、夷隅川で行われます。

うなぎ鎌

木の柄の先に、先端が鎌状になっている鉄製の棒を付け、船の側壁に柄をあて、先端の鉄棒部を水底の泥土中に突き込み、船を進ませながら鎌にウナギをひっかけて採捕します。

利根川で行われます。

お問い合わせ

所属課室:農林水産部漁業資源課資源管理班

電話番号:043-223-3037

ファックス番号:043-201-2616

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