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報道発表案件

更新日:令和7(2025)年10月2日

ページ番号:806127

千葉県病院局

千葉県がんセンターにおける筋弛緩薬の紛失について(令和7年10月2日報道発表)

発表日:令和7年10月2日
病院局千葉県がんセンター

 千葉県がんセンターにおいて、令和7年9月29日16時頃、同センター内で保管している筋弛緩薬(ロクロニウム臭化物静注液50mg)の紛失が判明しました。

 直ちに職員への聞き取りや関係個所の捜索等を実施しましたが、現在のところ発見に至っておりません。

 患者及び関係者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げるとともに、今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止に努めてまいります。

※単位について、一部読み上げ機能に反映されない場合があります。

【事案の概要】

 令和7年9月29日16時頃、手術室における翌日の使用分として、筋弛緩薬(ロクロニウム臭化物静注液50mg)60瓶を薬剤部から手術室に運搬したところ、1瓶不足していることが分かり、直ちに薬剤部に戻り在庫数について台帳と照らし合わせて確認したところ1瓶紛失していることが判明した。

【経過】

 令和7年9月29日

  • 始業時に薬剤師Aが保管庫内の在庫数と台帳を突合し確認。
  • 16時に手術室における翌日の使用分として、薬剤師Bが筋弛緩薬60瓶を薬剤部の保管庫から取り出し、箱に入れて搬送ワゴンに乗せ、薬剤師Cと2名で手術室に運搬した。
  • 手術室に到着後、薬剤師BとCで個数を確認したところ、59瓶しかなく1瓶不足していた。
  • このため、直ちに薬剤部に戻り、不足の1瓶が残っていないか確認したが、保管庫内の在庫数については、台帳で把握する数と一致した。
  • 紛失判明後、薬剤部及び手術室等の関係者への聞き取りと関係個所の捜索を開始し、以降捜索を継続。

    ※令和7年9月30日 千葉中央警察署及び千葉市保健所へ紛失した旨を報告

原因及び再発防止策

  • 原因については調査中であるが、薬剤部における在庫の管理不備等が考えられる。

  • 再発防止に向けて、保管庫の鍵の管理者の設定や始業時の確認作業をダブルチェック化し管理の厳格化に取り組むとともに、調査結果を踏まえ、改めて再発防止策を取りまとめる。

【紛失した薬剤】

商品名 ロクロニウム臭化物静注液 50mg/5.0mL「マルイシ」
  • 手術を行うため、気管に呼吸の補助をするためのチューブを入れる際に使用する、全身の筋肉を弛緩させる薬。
  • 医師が静脈注射で投与する薬であり、誤って口に入れても危険性は少ない薬だが、見かけた場合には、ただちに、がんセンター又は最寄りの保健所、警察署にご連絡いただきたい。 

 ロクロニウム臭化物静注液

ロクロニウム臭化物静注液 50mg/5.0mL

お問い合わせ

所属課室:病院局千葉県がんセンター医療の質・安全管理部

電話番号:043-264-5431

ファックス番号:043-2628680

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