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更新日:令和5(2023)年3月17日
ページ番号:16733
ダム本体やその基礎の安全管理はもとより、高滝ダムの目的である洪水調節や水道用水の確保、下流の流水の正常な機能の維持の役目を果たすため、主に次のような業務を行っています。
洪水時の高水管理(治水)、平水時の低水管理(利水)を行っています。
洪水時の主な管理業務は次のとおりです。
降雨時には雨量・水位などの情報収集に努め、必要に応じ洪水警戒体制を執り、洪水調節に備え準備を整えます。
ダムへの流入量が急激に増加したときなどは、ダムからの放流量も増加させることとなるため、サイレン・スピーカー等で順次警報を行うとともに、関係機関に連絡し注意を呼びかけます。
増加するダム流入量にあわせてゲート操作を行う。機械の誤作動等をチェックするなど安全性に注意して行います。
必要に応じて下流の巡視を行い、川に入っている人がいる場合は退去させます。
パトロールや次の業務などを行い貯水池管理に努めています。
水道用水として取水されることからも重要な業務です。貯水池や流入河川での定期的な水質調査を行っています。
洪水時には、上流から大量の流木等が流れ込んでくることがあります。また、ポイ捨てされたゴミなどもあり、これらは施設障害などの問題を引き起こす恐れがあるため、除去に努めています。
洪水などにより上流から流れ込んでくる土砂が貯水池に堆積すると貯水容量が減ってしまうため、毎年一回調査を行っています。また、定期的に堆積土砂の除去も実施しています。
雨量・水位などの情報は、その時の流水管理だけでなく、将来を予測するための過去のデータとして重要な役割を果たすため、記録等の管理に努めています。
電気通信設備や機械設備など管理上必要な設備が常に正常に作動するよう、点検・整備に努めています。
河床低下対策の一つとして、ダムに堆積した土砂をダム放流と一緒に流下させる「土砂還元試験」を行っています。
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