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管内概要について

管内概要

当事務所は、千葉県の北部に位置し、成田市、富里市、香取郡多古町及び山武郡芝山町の2市2町からなり、面積は約384平方キロメートル、人口はおよそ20万人である。

北は利根川をはさみ茨城県に、東は香取・海匝、南は山武、西は印旛の各土木事務所管内に接している。

地形は、関東ローム層に覆われた北総台地と呼ばれる丘陵を形成し、管内の西に印旛沼が広がり、周辺は県立印旛手賀自然公園に指定されるなど、豊かな自然にも恵まれている。

江戸期は「佐倉七牧」と呼ばれた軍用馬の生産地であったが、現在では古刹仁王尊、古城、古墳も多く歴史ある地域となっている。

また、農業については千葉県の中でも、甘藷・西瓜・多古米の著名な生産地となっている。

平成22年7月に、成田新高速鉄道が開業し、都心（日暮里）と成田空港が最速36分で結ばれたほか、平成27年6月に圏央道の神崎ICから大栄JCT間が開通、平成31年3月には北千葉道路の成田市船形から押畑間が開通したことにより、北関東及び印西市方面からの成田空港へのアクセスが向上した。

平成27年4月に第3旅客ターミナルが開業、令和2年1月に成田国際空港について、さらなる機能強化にかかる施設変更許可がなされ、同年3月には、国土交通省、千葉県、空港周辺9市町及び成田国際空港株式会社により構成される四者協議会において、「地域の発展」と「空港の発展」とが好循環する地域づくりの早期実現を目的とした、成田空港周辺の地域づくりに関する「実施プラン」が策定され、一層発展が期待される地域である。

 

管内の主要施設：成田国際空港