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更新日:令和7(2025)年7月24日

ページ番号:492521

災害時心のケアについて|精神保健福祉センター

心のセルフケアについて

 令和元年台風15号及び19号により、千葉県は大規模水害に遭遇しました。近年では、世界各国で異常気象の報道も多くあり、災害がいつ起こるかわかりません。
 災害への備えや災害後の生活継続への準備も必要ですが、心のケアも忘れてはいけません。リーフレットを用意しましたので、防災グッズに入れてみませんか。

災害に備えたこころのセルフケア

いざという時のため、自分の心を守る力も備えておきましょう。リラックス、食事・睡眠、からだのケア、人とのつながり、防災用品などの準備などが役立ちます。

リラックス

深い、ゆっくりとした呼吸は普段のこころの健康にもgood!

ぬるめのお風呂でゆっくり ストレッチなども おすすめ 

食事、睡眠 

バランスの取れた食事は、こころを守ります。お酒はほどほどに・・

快適な睡眠のために、朝日を浴び、日中は 活動的に過ごしましょう。 

からだのケア

体を鍛えると、心も鍛えられます。 散歩など一定のリズムの運動は、 考えがまとまったり、穏やかな気持ちにな る作用があります。 口腔ケアも効果的! →県庁ホームページ「健口体操に関する資料」 

人とのつながり

話せる人を 作って おきま しょう

防災用品などの準備

防災用品などを準備しておくことは、 気持ちの安心にもつながります

→県庁ホームページ「災害時の備え」や「災害知識―じぶん防災」でチェック!

指定避難所も確認を(お住まいの市町村で)

 

災害時のこころを守るために

災害は誰にとっても大きなストレスです。災害後は、眠れない、落ち着かない、やる気が出ないなどが起きます。これらは正常な反応で、多くの場合は時間が経つにつれ回復していきます。反応が和らいだり、悪化・長期化を防ぐための、自分自身や周囲の人へのケアの方法、リラックス法などを紹介しています。

こころが疲れたと感じたら…

  • 意識的に休息をとる
  • 食事や水分をしっかりとる
  • 適度に体を動かす
  • 安心できる人に話を聞いてもらう
  • アルコールやカフェインを控える

 

周囲の人が不安を抱えて いるときは

  • 側に寄り添うなど、安心感を与える
  • 普段よりもゆっくりと話す
  • 短い言葉で、はっきり伝える
  • つらい体験を、無理に聞き出さないようにする

子どもに対してできること

  • できるだけ一人にせず、安心・安全感を 与える
  • 抱っこや痛いところをさするなどスキンシップを増やす
  • 赤ちゃん返り、そばを離れない、 わがままなどが出たら、そのまま受け止めてあげる

高齢者に対してできること

  • 温かく、丁寧に接する
  • 体調の変化にも目配りをする(脱水など)
  • その人の人生を否定、批判したりせずよく傾聴する

簡単にできる! リラックス法

呼吸法
  1. お腹からゆっくり深く息を吸います。
  2. そのまま3秒息を止めます。
  3. お腹からゆっくり息を吐きます。
  4. これを5分程度続けます
筋弛緩法
  1. 身体の各部位(首、肩、腕、手、お腹、 足、顔)、全身に力を入れて10秒ほど その状態を保ちます。
  2. 一気にストーンと全身の力を抜きます。
  3. これを繰り返します

千葉県災害時心のケアマニュアルについて(支援者向け)

災害は、被災者だけではなく支援者にもメンタルヘルスに影響を及ぼすことがあります。このため、あらゆる支援者が「心のケア」の視点を持って災害対応をすることが大切です。災害支援にかかわる支援者が、支援者自身の健康を損ねることなく、被災者に対し、適切な対応ができるよう「災害時心のケアマニュアル」を作成しました。
 なお、こちらは支援者向けの資料となっておりますので、使用時にはご注意ください。

「千葉県災害時心のケアマニュアル」掲載内容

  1. 心のケアの必要性
  2. 心理状態とストレス反応の変化
  3. 被災者への対応
  4. メンタルヘルスの視点を取り入れた避難所作り
  5. 支援者ケア
  6. 特別に支援が必要な人
  7. 注意したい状態
  8. 精神疾患の症状が悪化したら

 参考文献・資料

千葉県災害時心のケアマニュアル資料編

資料編目次(PDF:299.1KB)

  1. 一般向け
    1. 災害時のこころを守るために:リーフレット(PDF:804KB)
    2. からだやココロの不調ありませんか?/からだとココロが疲れたなと感じたら:ポスター(PDF:826.9KB)
    3. 睡眠のはなし(2 種):ポスター(PDF:544.6KB)
    4. こどものこころケアについて:ポスター(PDF:714.4KB)
    5. お酒の量、増えていませんか?(飲酒注意喚起):ポスター(PDF:725.1KB)
    6. 暴力・性被害を防ごう(犯罪防止):ポスター(PDF:888.3KB)
  2. 支援者向け
    1. 災害直後・初期の心理的反応と対応(PDF:791.2KB)
    2. 災害中期・後期の心理的反応と対応(PDF:865.2KB)
    3. 誰にでもわかりやすい伝え方(PDF:614.9KB)
    4. 支援者の心のケア(ストレス反応とセルフケア、組織の対応)(PDF:462.8KB)
    5. 遺体関連業務(支援者の心構えと遺族対応)(PDF:633.1KB)
    6. こどもの遊び場 実施のコツ(ポスター)(PDF:578KB)
    7. 取材される方へのおねがい(ポスター)(PDF:478.4KB)
  3. スクリーニングシート
    1. 問題飲酒者用『AUDIT』(PDF:118.5KB)
    2. 気分・不安障害用『K6』(PDF:95.9KB)
    3. 災害時精神不調用『SQD』(PDF:149.8KB)

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部精神保健福祉センター相談支援課

電話番号:043-307-9383

ファックス番号:043-307-5891

このお問合せは、ホームページに関するお問合せとなります。
このメールでの個別のご相談はできません(聴覚障害、構音障害のある方を除く)。
心の健康に関するご相談は、相談専用電話043-307-3360(月曜日から金曜日 祝日・年末年始除く 午前9時から午後6時30分)をご利用ください。
なお、お問合せいただいた場合、回答には数日から一週間のお時間を要することをご了承ください。

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