台風・大雨被害に備えましょう
近年、台風や局地的な大雨により、冠水や道路の寸断など、畜産経営に影響の出る被害が発生しております。今後も台風等による災害発生のリスクがあることから、減災のための取組に努めましょう。
事前の対策
- 千葉県や市町村が公表している防災ハザードマップを確認し、どのような災害に遭う可能性があるのか予め把握しておきましょう。
低地や川沿いでは浸水、道路の崩壊に、山間部では、倒木やがけ崩れによるライフライン遮断の可能性が高くなります。
- 管理者や家畜の避難先や避難経路を予め検討しておきましょう。
また、被災時の緊急連絡先(近隣農家、市町村、農協、家保など)を確認しておきましょう。
- 非常用電源の確保、点検を行いましょう。
リース会社等への早めの手配をしましょう。
すでに設置されている方は、試運転による稼働や電源の切り替え方法の確認をしましょう。
燃料も、1週間程度分を確保しましょう。
- 飼料は、少なくとも1週間以上家畜を飼養するために必要な量を在庫として持つように努めましょう。
- 水については、水道の遮断、停電に伴う井戸水の遮断による、家畜の飲水等の不足が想定されます。
貯水タンクの設置やくみ上げポンプなどの準備に努めましょう。
被害拡大防止のための対策
- 市町村などから避難勧告が出された場合には、人命を守るための行動を最優先しましょう。
- 避難までに時間的余裕がある場合には、しばらく飼養管理ができない可能性を考えた対応・対策を講じましょう。
- 機械への通電を再開する際には、漏電やショートに留意し、安全に気をつけて作業をしましょう。
- 道路の寸断等により車両による飼料の搬入が困難な状況が長期化すると想定される場合には、家畜の生命維持を優先に、飼養管理を変更しましょう。また、避難先候補地への家畜の移動も検討しましょう。
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