Wanted doctor at Chiba prefectural hospital

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更新日:令和4(2022)年8月2日

小児血液・腫瘍科

はじめに

小児血液内科疾患と小児がんを診療しています。小児の血液疾患は血友病などの先天性血液凝固異常・先天性骨髄不全・溶血性貧血などが県内から多数紹介されます。また、悪性新生物は成人の疾患と考えられがちですが、小児期の主要死因では小児がんが死因の2位の15%程度を占めています。発生率は100万人当たり100-120と決して多い疾患ではありませんが、成人と比べ集学的治療が著効することが多く、達成感の得られる専門分野の一つです。当科の取り扱う疾患は希少疾患ですがチームで診療する必要があり、さらなる人材を求めています。

千葉県こども病院血液・腫瘍科の特色

  • 専門医による医療を提供します
    日本血液学会専門医、日本小児血液・がん学会専門医が常勤で在籍しており、高度な専門医療を提供します。
  • 様々な腫瘍性疾患に対応しています
    白血病、悪性リンパ腫から神経芽腫や悪性脳腫瘍まで、ほぼすべての小児がん治療に対応しています。
  • 当院は移植認定病院です
    病棟内に無菌室3床を有しており、骨髄移植、臍帯血移植、末梢血幹細胞移植など様々な造血幹細胞移植を行っています。手術や放射線治療に関しては外科系診療科・放射線科などと連携して治療に当たっています。
  • 患者支援
    院内学級を併設しているため、長期入院中のお子様達も入院前と同様に教育を受けることができます。
    ミルフィーユ小児がんフロンティアーズ外部サイトへのリンクの協力により入院中から退院後までボランティアの皆さんの支援を受けることができます。

主な対象疾患

腫瘍性疾患では白血病、リンパ腫、脳腫瘍、神経芽腫、腎腫瘍、肝腫瘍、骨肉腫、横紋筋肉腫、ユーイング肉腫、胚細胞腫瘍などがあります。悪性疾患ではありませんがランゲルハンス細胞組織球症(LCH)の治療も行います。

血液内科疾患は、再生不良性貧血、免疫性血小板減少性紫斑病、鉄欠乏性貧血、先天性溶血貧血などの診療をしています。

白血病や悪性リンパ腫、脳腫瘍には多くの種類があります。ほかの腫瘍も細かく分類されています。治療法も、がんの種類や場所、広がりによって、それぞれ異なります。

入院診療では血液腫瘍・小児がんに対し多剤併用化学療法を多数行っています。白血病や再生不良性貧血などに対して骨髄や臍帯血・末梢血造血幹細胞移植を行っています。脳腫瘍など固形腫瘍に対しては自家末梢血幹細胞移植を行っています。

診療実績

区分 2018年度 2019年度 2020年度
造血器腫瘍(初発) 15 10 14
固形腫瘍(初発) 10 3 9
非腫瘍性血液疾患(初発) 21 35 33
同種造血幹細胞移植 3 7 0
自家造血幹細胞移植 3 2 1

目標とする専門医資格名(認定する学会名)

千葉県立病院群レジデント医応募資格

  • 採用開始日において小児科専門医研修を修了しているあるいは修了見込みである医師(小児科専門医資格を取得済みないし採用年度内に取得見込みであること)
  • 小児血液・がん専門医資格あるいは血液専門医、あるいはがん治療認定医を有していないこと

研修施設名

  • 千葉県こども病院血液・腫瘍科

募集人数

  • 1名(各年度新規分)
    *応募を希望する方は必ず事前に下記レジデントコース指導責任者に連絡をとってください。
    また、将来年度にわたる採用計画が立てられることもあるため、応募を検討中の方も早めに連絡をとることをお勧めします。

指導責任者名および連絡先

落合秀匡(千葉県こども病院血液・腫瘍科部長)
043-292-2111(代)

お問い合わせ

所属課室:病院局経営管理課医師・看護師確保対策室

電話番号:043-223-3969

ファックス番号:043-225-9330

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