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更新日:令和8(2026)年8月24日
ページ番号:862830
発表日:令和8年8月24日
病院局経営管理課
令和7年度病院事業会計の決算は、総収益が576億9千万円、総費用が627億8千万円、この結果、純損失は△50億9千万円となり、過去最大の赤字幅となった前年度から6億9千万円縮小するも12年連続の赤字決算となり、累積欠損金は417億5千万円になりました。
また、過去の施設整備のため発行した多額の企業債償還等のため一般会計から15億円、運転資金への充当のため病院事業債(経営改善推進事業)49億円を借り入れ資金不足を回避するなど、依然として厳しい経営状況が続いています。
今後も、物価や賃金の上昇傾向は続くことが見込まれ、経営状況は厳しさを増していくものと考えており、引き続き、令和7年3月に策定した「千葉県立病院経営強化プラン」に基づき収益確保や経費削減など経営改善に取り組むとともに、県立病院として必要な医療提供体制を維持していくため、抜本的な経営改革について検討を進めてまいります。
(単位:千円)
| 区分 |
令和7年度 |
令和6年度 |
増減額 |
増減率(%) |
|---|---|---|---|---|
| 医業収益A |
38,904,976 |
38,173,643 |
731,333 |
1.9 |
| 医業外収益B |
18,758,997 |
17,491,307 |
1,267,690 |
7.2 |
| 特別利益C |
31,556 |
15,041 |
16,515 |
109.8 |
| 収益計(1)(A+B+C) |
57,695,529 |
55,679,991 |
2,015,538 |
3.6 |
| 医業費用D |
58,739,703 |
57,556,611 |
1,183,092 |
2.1 |
| 医業外費用E |
4,026,543 |
3,637,656 |
388,887 |
10.7 |
| 特別損失F |
14,798 |
263,226 |
△248,428 |
△94.4 |
| 費用計(2)(D+E+F) |
62,781,044 |
61,457,493 |
1,323,551 |
2.2 |
| 医業収支(A-D) | △19,834,727 | △19,382,968 | △451,759 | - |
| 経常収支(A+B)-(D+E) |
△5,102,273 |
△5,529,317 |
427,044 |
- |
| 純利益(損失)(1)-(2) |
△5,085,515 |
△5,777,502 |
691,987 |
- |
医業収益は、こども病院と循環器病センターの入院収益、がんセンターの外来収益が増加したことなどから、7億3,133万円増加。医業外収益は、一般会計からの繰入金や、賃上げ・物価上昇支援のための国庫補助金の受け入れなどにより12億6,769万円増加。
これらにより、収益合計は前年度比20億1,554万円増の576億9,553万円となりました。
医業費用は、給与改定に伴う給与費の増加や委託費をはじめとする経費の増加などから、11億8,309万円増加し、費用合計は前年度に比べ13億2,355万円増の627億8,104万円となりました。
医業収支は前年度比4億5,176万円悪化し、△198億3,473万円の赤字となった一方で、一般会計繰入金等を含む経常収支は4億2,704万円改善し、△51億227万円となりました。
特別損益を加えた当期の純損益は△50億8,551万円の赤字となり、12年連続の赤字決算となりました。


(単位:百万円)

高額薬品の使用増等により医業収益は3.1億円増加(154.3億円→157.4億円)しましたが、給与費の増加(+1.2億円)や薬品等材料費の増加(+4.3億円)など、医業費用が5.5億円増加(210.1億円→215.6億円)し、純損失は0.8億円悪化(△8.4億円→△9.2億円)しました。
国庫補助金(+1.4億円)や一般会計繰入金(+4.3億円)の増などにより医業外収益が5.9億円増加(40.9億円→46.8億円))した一方で、給与費の増加(+1.8億円)や賃金・物価高騰等による委託料をはじめとする経費の増加(+1.4億円)により医業費用が4.1億円増加(86.5億円→90.6億円))し、純利益は2.1億円増加(2.2億円→4.3億円)しました。
入院患者数の増加により入院収益は増加(+1.3億円)しましたが、外来患者数の減少により外来収益は減少(△1.1億円)したため、医業収益は0.2億円増とほぼ横ばい(85.1億円→85.3億円)。国庫補助金(+0.9億円)や一般会計繰入金(+1.2億円)の増などにより医業外収益が2.9億円増加(33.8億円→36.7億円)したため、純損失は2.3億円縮小(△6.9億円→△4.6億円)しました。
入院患者数の増加等により医業収益が3.9億円増加(56.8億円→60.7億円)し、国庫補助金(+0.7億円)や一般会計繰入金(+1.6億円)の増などにより医業外収益が1.9億円増加(22.4億円→24.3億円))しましたが、給与費の増加(+1.8億円)などにより医業費用が1.9億円増加(82.7億円→84.6億円)した結果、純損失は3.3億円縮小(△12.9億円→△9.6億円)しました。
国庫補助金(+0.5億円)や一般会計繰入金(+0.9億円)の増などにより医業外収益が1.3億円増加(8.7億円→10億円))しましたが、給与費の増加(+1.1億円)や委託料等経費の増加(+0.6億円)により医業費用が1.3億円増加(51.3億円→52.6億円))したため、純損失が0.1億円悪化(△12.0億円→△12.1億円)しました。
令和7年度病院事業会計の決算は、純損失が△50億9千万円となり、過去最大の赤字幅となった前年度に引き続き、2年連続で50億円を超える赤字幅となりました。
今後とも「千葉県立病院経営強化プラン」に基づき収益確保や経費削減など経営改善に取り組むとともに、こうした厳しい経営状況を踏まえ、「千葉県立病院経営改革検討会議」を開催し、病院経営に関する抜本的な経営改革について検討を進めます。
令和7年度の純損益は、千葉県立病院経営強化プランにおける収支目標を下回っていることから、集患対策を中心とする収益増、費用減に努め、早期の収支改善を図ります。
令和8年度についても、外部コンサルタントに業務を委託し、助言などを踏まえ、経営改善に努めます。
物品管理業務について、これまでは病院局による一括契約としていましたが、令和8年度から契約内容を見直し、病院ごとの契約とするとともに、診療材料費の削減を図るため、新たに診療材料の購入業務を委託内容に加えました。
診療材料費の削減目標を設定して取り組んでおり、進捗確認及び削減効果の検証を行います。
厳しい経営状況を踏まえ、外部有識者による「千葉県立病院経営改革検討会議」を開催し、 病院経営に関する抜本的な改革について、検討を進めます。
令和7年度千葉県病院事業会計決算見込み(PDF:188.1KB)
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