Wanted doctor at Chiba prefectural hospital
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更新日:令和7(2025)年10月16日
近年、がん薬物療法は、新薬の登場や支持療法薬の確立により延命や症状緩和が得られる一方で、多彩な副作用が出現する治療薬もあります。また、がん薬物療法の多くは、治療期間が長くなり、生活や仕事に影響を与えます。そのため、がん化学療法認定看護師は、患者さんが納得して治療を選択できるように意思決定支援をしています。
治療決定後は、患者さんが大切にしている生活が送れるように、患者さんが持っている力を引き出しながら、専門的知識を基に副作用の予防や軽減を一緒に考え提案しています。
患者さんから「教えてもらった方法をやったら良くなったよ。ありがとう。」と言われると、とても嬉しく、やりがいを感じています。
「がんの診断を受けた時からの緩和ケア」、医療者には一般的ですが、患者、家族には緩和=死と捉えられることが多く、なかなか自分の病状や緩和治療を受け入れることが難しい現状にあります。
「患者、家族にバッドニュースを伝え、それを受け入れることは難しい。それを求めるのではなく、患者、家族に考えさせることが大切。生き方を考えるきっかけになる。つらい作業ではあるが、その先には必ず笑顔が待っている。」との学びを基に、日々の対話を大事に、患者、家族が「生きる」方法を考えられる選択肢を様々な視点から考え提供し、支援しています。
緩和ケアは日々の積み重ねの中にあります。患者、家族が抱えている痛みの原因をしっかり判断し、その痛みを軽減するための方法を提供する、それが寄り添うこと、患者、家族の「生きる力を支える」ことに繋がります。
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