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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化振興事業 > アーティスト・フォローアップ(モデル)事業 > 彫刻家 白谷琢磨氏の作品「神馬」の展示について
更新日:令和7(2025)年9月2日
ページ番号:799713
発表日:令和7年9月2日
環境生活部文化振興課
県では、既存の枠にとらわれない才能豊かな若手アーティストを発掘、支援する「アーティスト・フォローアップ事業」を実施しています。
この度、第1期支援者の白谷琢磨(しらたにたくま)氏による彫刻作品「神馬(かみうま)」を千葉県庁本庁舎1階県民ホールに展示します。この機会にぜひご鑑賞ください。
作品名「神馬(かみうま)」
折り紙の馬をモチーフにした木彫作品を展示します。高さ2メートルを超える迫力ある作品です。
「Brillia Art Award 2024※ 大賞」受賞作品
※東京建物のマンションブランド「Brillia」が実施するアート作品の公募展。
令和7年9月11日(木曜日)から10月31日(金曜日) 平日9時から17時まで
千葉県庁 本庁舎1階 県民ホール
(千葉市中央区市場町1-1)
白谷 琢磨(しらたに たくま)
1994年 佐賀県生まれ
2019年 東京芸術大学美術学部彫刻科卒業
2021年 同大学院美術研究家彫刻専攻修了
木彫、乾漆などを使い彫刻的な表現を試みる。紙を折ることと木を彫ることはどちらも祈りに通じる行為であるとし、折り紙をモチーフにした木彫彩色作品を制作。
見立ての行為は余白を生み出し、モチーフとなる動物以上の意味を紐付けさせます。古くから馬は力強さや早さなど人間以上の力を持つ生き物として大切に扱われてきました。きゅうりに箸をさして馬に見立てる精霊馬は、実体と認識のズレを生み出すことで冥界との行き来を可能にします。
《神馬》も折り紙の馬という誰もが見たことがある形を、人の目線以上の大きさにすることで神秘さ、近寄り難さを表現したいと考えました。
また、木彫として表現することで重さや構造物としての強さを内包することができます。折り目と面の立体的な構成を彫刻的な目線で捉え直し、アートとして再解釈していきます。一定の秩序のもと自立している物体に、私は何か意思のようなものを感じざるを得ません。
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