県立中央博物館「自然誌フェスタ-みんなで楽しむ千葉の自然と歴史-」
発表日:令和7年10月15日
県立中央博物館
県立中央博物館(千葉市)では、11月3日(月曜日・祝日)文化の日に「自然誌フェスタ-みんなで楽しむ千葉の自然と歴史-」を開催します。
千葉の自然や歴史について調査研究・教育普及活動などを行っている団体やサークルが一堂に会し、ミニ展示や体験イベント、販売等を実施します。
千葉の自然や歴史について楽しく学べる機会です。参加団体の皆さんとの交流もお楽しみください。
開催日時
令和7(2025)年11月3日 (月曜日)
開館時間:午前9時から午後4時30分(博物館展示室への入場は午後4時まで)
開催場所
内容

各団体のブース展示(本館1階ホール)
団体紹介・出展内容
市宿おばあちゃんの畑
君津市清和地区の方々が県立中央博物館と協力して発見した伝統野菜を栽培し、その技術の継承を行っています。「おばあちゃんの畑」で収穫された野菜や小麦・豆・ゴマなどを使った焼き菓子・パンなどを販売します。
在来種の小麦などを使った焼き菓子やパンの販売
ちば環境情報センター
千葉市若葉区中野町から緑区下大和田町にかかる谷津で、1996年以降米づくりや森の手入れを行ってきました。
谷津田・里山の生きものの羊毛フェルト模型展示とネイチャークラフト、生きものアルバムやパネルの展示などを予定。
どんぐりや藤蔓などを使ってネイチャークラフト
千葉菌類談話会
キノコを通して自然に親しみ、親睦と交流を図る団体です。房総の毒キノコの紹介、キノコと写真を撮ろうコーナー、どんぐりとキノコのスタンプ帳作成体験、顕微鏡でキノコを見てみようなど。会報や絵はがきの販売等を予定。
キノコのスタンプ帳づくり
千葉県生物学会
あらゆる生物の観察、研究、情報交換をする団体です。いろいろなタネの展示・木の実を使った工作や遊びのほか、生きものに関する講演会、会場近くでの野外自然観察会も行います。
どんぐりなどを使った工作
千葉県生物多様性センター
希少種や外来種のパネル展示やクイズを行います。クイズ参加者には缶バッジをプレゼントします。
クイズで生物多様性を学ぶ
千葉県地学教育研究会
地学関係の研究・教育・普及をしている団体です。化石のクリーニング、ミニ惑星模型の製作などの体験を行います。石を割って化石を掘り出したり、自分だけの太陽系模型を作ったり、楽しい体験を用意しています。

化石のクリーニング体験
中央博サークル 房総貝類談話会
“千葉の貝はすばらしい!”貝のことならなんでもおまかせください。大人も子どもも楽しめる「千葉の貝の出前」しています。千葉県の海岸で拾える貝の展示や自分のお気に入りの貝を持ち帰ることができる貝拾いを行います。

貝殻を使った工作
千葉港ポートパークかもめのクリーン隊
活動をはじめて20年以上。千葉ポートパークで出会った海の生き物や、ごみやレジンペレット、ごみ入り大型トランクなどの漂着物を紹介します。
千葉県昆虫談話会
千葉県をメインフィールドとする昆虫好きな人達が集まる団体です。虫クイズ(正解者にプレゼント:先着100名様程度)、千葉県を中心とした昆虫の標本、写真の展示と解説を行います。昆虫全般についてのご質問や相談などもお受けします。

昆虫の展示
中央博サークル ヒスイの会
地学分野、特に岩石・鉱物に関して学習・探求活動を行う団体です。「世界の砂」「日本の砂」「千葉県の砂」をパネルで紹介します。また、千葉県内の砂のチップ(採集場所を記したカード)を作って観察する体験ができます(先着100人)。
中央博サークル 歴史サークル
実際に触れていただける石器や縄文土器を展示します。また、縄文時代の編み物かも知れないアンギン編み体験や昔の子どもたちの遊び体験ができます。

麻ひもを使ったアンギン編み体験
開催中の展示のご案内
秋の展示「水辺の昆虫」
10月18日(土曜日)から12月21日(日曜日)(10月11日(土曜日)から12月21日(日曜日)には生態園オリエンテーションハウスで生きている水生昆虫の展示を行います。)
田んぼや川、池、海岸など身近な水辺で暮らす昆虫の生態を、標本や生体展示を通し伝えるとともに、希少種の保全や市民研究員と連携した調査研究など、博物館の取り組みも紹介します。

チョウトンボ
トピックス展「利根川の高瀬船」
10月11日(土曜日)から12月7日(日曜日)
今年3月に国の登録有形民俗文化財となった「利根川中下流域の川船及び関連用具」のなかから、日本最大級の川船「利根川高瀬船」について紹介します。

利根川高瀬船5分の1模型(県立中央博物館大利根分館蔵)
費用
入場料 文化の日(11月3日)のため無料
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
報道発表用記事