千葉で出会う、世界のアート! デュッセルドルフ市からのアーティストの受入について
発表日:令和7年10月15日
県立美術館
千葉県では、姉妹都市であるドイツ・デュッセルドルフ市と、令和6年6月にアーティスト交換に関する協定を結び事業を開始しました。
本事業は、アーティストが双方の国で滞在制作等を行うことで、アーティストの芸術性・創造性を高めるとともに、千葉県とデュッセルドルフ市それぞれの地域の文化・芸術の発展と活性化に資することを目指しています。
今年度は本県がアーティストを受け入れる最初の年であり、デュッセルドルフ市からクリストフ・ヴィーデマン(Christoph Wiedemann)氏を県立美術館(千葉市)に迎えます。県内アーティスト等との交流イベントや県内で制作した作品等を紹介する成果展を実施します。
受入アーティストについて
クリストフ・ヴィーデマン(Christoph Wiedemann)氏
1994年生まれ(満31歳)ドイツ・ミュンヘン出身、デュッセルドルフ在住
表現分野
写真、ドローイング

《Untitled(無題)》(2025年制作)

《Untitled(無題)》(2025年制作)

《Untitled(無題)》(2025年制作)
経歴
デュッセルドルフ芸術アカデミー修了
ピーター・ピラー(ドイツ・ハンブルクのアーティスト)に師事
ウィーン美術アカデミーに交換留学
イマン・イッサ(エジプト・カイロ/アメリカ・ニューヨークのアーティスト)に師事
主な個展
2025年 ドイツ・ボン(於:「ボン・クンストフェライン」)で開催
2024年 ドイツ・ミュンヘン(於:「オースティン・スペース」)で開催
他2019年からドイツの5か所以上で作品発表
受賞歴
2023年 ペーターメルテス奨学金
2022年 NRW銀行芸術賞 など
今後のスケジュール
令和7年10月22日(水曜日)から12月17日(水曜日)
- 県内各地や県立美術館での制作活動
- 県内アーティスト及び住民等との交流イベントの開催
令和7年12月3日(水曜日)から12月14日(日曜日)
※アーティスト本人への取材は館を通じて調整させていただきます。
〈参考〉アーティスト交換事業の実績
派遣者 花澤 武夫(はなざわたけお)氏
派遣期間 9月18日(水曜日)から11月17日(日曜日)
成果展 2月27日(木曜日)から3月16日(日曜日)に県立美術館で開催
〈開催中・開催予定の展示のご案内〉
「第74回千葉県美術展覧会(県展)」
(前期)10月11日(土曜日)から10月19日(日曜日)(後期)10月23日(木曜日)から11月3日(月曜日・祝日)
県内最大の美術公募展「県展」。日本画、洋画、彫刻、工芸、書道の5部門の入選作品などを県立美術館で展示します。会期中には、写生会「千葉県立美術館を丸ごと描こう!2025」も開催します(10月18日(土曜日)午前10時から午後4時、講評会午後3時から)。
「オランダ×千葉 撮る、物語る―サラ・ファン・ライ&ダヴィット・ファン・デル・レーウ×清水裕貴」
令和7年11月15日(土曜日)から令和8年1月18日(日曜日)
千葉県とオランダとの文化交流の一環として、日本で初めてオランダの写真家サラ・ファン・ライとダヴィット・ファン・デル・レーウの作品を紹介します。千葉県出身の写真家・清水 裕貴とともに千葉にまつわる写真の歴史やコレクションも併せて展示します。
2羽の鳩、ニューヨーク、
2022年 Two Pigeons, NYC 2022
(c) David van der Leeuw & Sarah van Rij
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