県立現代産業科学館 企画展「うみ・千葉めぐり-魅力あふれる海の仕事-」
発表日:令和7年10月2日
県立現代産業科学館
県立現代産業科学館(市川市)では、千葉県にとって深い関わりがある「海」に関する仕事や技術を紹介する企画展を開催します。
展示では、漁業の今昔や千葉港での物流や海の安全を守る仕事、海洋系学科を持つ県立高校の取組や、サーフボード職人の技術について紹介します。
この他、工作教室や体験、講演会などを通じて、さまざまな側面から「海」を紹介します。
開催期間
令和7(2025)年10月11日 (土曜日)
から令和7(2025)年11月30日 (日曜日)
午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)
月曜日休館(月曜日が祝日の場合は翌平日)
開催場所
内容

ヒラメの稚魚の放流
写真提供:県立大原高等学校

唯一無二のサーフボードを作る県内の職人
写真提供:株式会社カルホルニアハワイプロモーション
展示概要
変わっていく漁業
県内漁港における漁業の様子を紹介します。過去に使われた伝統的な漁具や漁法、それらの特徴の紹介に加え、全国が注目する最新の養殖技術も展示します。
明治末期から昭和初期に捕鯨で使われたグリーナー砲
資料提供:勇魚文庫
千葉の発展を支える千葉港-港で働く-
千葉港における港湾物流の様子について紹介します。普段は見ることができない大型船やクレーンの仕組みや技術とともに、そこで働く人々の様子を取り上げます。
クレーン運転士への近道 天井クレーンシミュレータ
写真提供:アルファリアリティ株式会社
海と安全
最新の海難救助システムから家庭用防災シェルターなど海の安全対策の最前線について紹介します。また、海の安全確認や海の不思議に挑戦する海洋調査の様子についても取り上げます。
救助に利用されるマリンボード
写真提供:一般社団法人日本マルチコプター協会
海に親しむ
千葉県は、オリンピックのサーフィン競技が世界で初めて開催されるなど、サーフィンが盛んな地域です。マリンスポーツとしてのサーフィンと、それを支える職人たちの技術を紹介します。また、漁業をはじめとする海に関する仕事について学べる学校(県立高校の海洋系学科など)の紹介や、楽しみながら仕事に触れられる子ども向けアプリの体験などを行います。
関連イベント
講演会「東京湾と海の森づくり」 当館 展示・運営協力会主催事業
講演会「東京湾と海の森づくり」 当館 展示・運営協力会主催事業
近年、地球全体の二酸化炭素の循環における海の生き物の役割が注目されています。一方で、沿岸の開発や温暖化による海の環境の変化が問題になっています。
本講演会では鉄を作る過程で発生する物質を活用した、海の環境再生研究の最先端を紹介します。
※講演会に参加した中学生以下の方には、「海洋プラスチックごみ」を利用した万華鏡キットを配布します。(先着100名)
日時 10月18日(土曜日)午後1時30分から(要事前申し込み)
講師 日本製鉄株式会社 主幹研究員 吉村航(よしむらこう) 氏
※当日は、エントランスにて、ブルーカーボンに関する取り組みについてのパネル紹介の他、千葉の海のブランドデザインを使用した、「サコッシュ」作りのワークショップも開催します。

再生した藻場
写真提供:日本製鉄株式会社
読み聞かせ 「海は広いな大きいな」(市川市中央図書館との連携事業)
「海」に関する絵本の読み聞かせを行います。
日時 10月18日(土曜日)午前11時から
場所 市川市中央図書館(こどもとしょかん)
申込 当日、開催場所で受付(先着40名)
読み聞かせ体験風景
ポンポン船をつくろう
ポンポン船をつくって、船の仕組みや動力を得る仕組みを学びます。
日時 11月1日(日曜日)午前10時から、午後2時から(要事前申し込み)
海図の紙バッグをつくろう
海洋の安全を守ることについての説明と海図を再利用したオリジナル紙バッグづくりを行います。
日時 11月8日(土曜日)午前10時30分から、午後1時40分から(要事前申し込み)
作って学ぼう「イカキャッチャー」!-イカは何を食べるのかな?-
イカの触腕の働きを再現した「イカキャッチャー」でイカが食べる魚を学びます。
日時 11月15日(土曜日)午前10時30分から、午前11時40分から、午後1時40分から、午後2時50分から(要事前申し込み)
手旗信号と国際信号旗を体験しよう
海上自衛隊航海科の仕事についての説明と、手旗・国際信号旗の体験をします。
日時 11月22日(土曜日)午前9時30分から、午前11時から、午後1時30分から、午後3時から(要事前申し込み)
協力 自衛隊千葉地方協力本部
※そのほかに当日は、日本の海を守る海上自衛隊の制服の着用体験もあります。(申込不要)
費用
一般500円、高校生・大学生250円
※中学生以下、65歳以上、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1人無料
※11月3日(月曜日・祝日)文化の日はどなたでも無料
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
報道発表用記事