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ホーム > イベント情報 > イベント・講座・セミナー > 関宿の礎を築いた久世家の藩政に迫る 開館30周年記念企画展「関宿城に舞う鷹の羽-下総久世家-」
更新日:令和7(2025)年9月17日
ページ番号:802282
発表日:令和7年9月17日
県立関宿城博物館
令和7(2025)年10月4日 (土曜日)
から令和7(2025)年11月30日 (日曜日)
開館時間 午前9時から午後4時30分
休館日 月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
名称 | 千葉県立関宿城博物館 |
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住所 | 千葉県野田市関宿三軒家143-4 |
電話 | 04-7196-1400 |
ホームページ | 千葉県立関宿城博物館ホームページ![]() |
久世広之坐像写真(浄泉寺蔵)
世喜宿領之絵図 部分(利根川上流河川事務所蔵)
早くから徳川家に仕え、歴代将軍からの信任が厚かった久世家。戦国時代の三河国(現在の愛知県)から始まる徳川家とのかかわりと、初代関宿藩主 広之までの久世家の系譜を紹介します。
久世家の家紋「久世鷹の羽」
2代将軍 徳川 秀忠、3代将軍 家光に仕えて大名となり、4代将軍 家綱の時に若年寄(わかどしより)、さらに老中へと昇進を続けた広之は、深く幕政に関わっていきます。そして寛文9(1669)年、関宿藩主に就任し、ついに関宿の地に入部するのです。
旗本から5万石の大名まで昇進を重ねていくにつれて、多くの家臣を召し抱えるようになった広之。家臣召抱えの経緯や大きくなった家臣団をまとめるために定めた様々な規則等を紹介します。
初代藩主広之による城下町整備や天守閣再建の功績、そして広之の代の藩領の詳細や石高が58000石に定着するまでの藩領の移り変わりなどを、関連資料や歴史的背景とともに詳しく紹介します。
諸国城郭絵図のうち下総国世喜宿城絵図 複製
大きな河川に囲まれた関宿藩領は水陸交通の要衝として舟運が発達し、河岸が栄えました。豊富な水は広がる平地を潤し、米をはじめとする豊かな産物をもたらす一方で、領民は頻発する洪水にも苦しみました。藩が行った洪水対策と、それによって悪化していく藩の財政状況を見てみましょう。
広之以降の久世家は重之(しげゆき)・暉之(てるゆき)・広明と引き続き関宿を治めました。また、重之・広明は将軍の側に仕えて老中まで昇進し、広之と同じく幕府の要職を担います。重之以降、初期の藩主たちの藩政や、幕府との関わりをご覧いただきます。
関宿藩と同様に関東に配された譜代藩の役割や位置づけについて討論します。
講師 鈴木 紀三雄(すずききみお) 氏(行田市郷土博物館館長)、永用 俊彦(ながようとしひこ) 氏(古河歴史博物館学芸員)
日時 11月3日(月曜日・祝日) 午後1時30分から3時50分
会場 野田市関宿コミュニティ会館(いちいのホール) 小ホール(野田市東宝珠花237番地の1)
申込 10月3日(金曜日)から、県立関宿城博物館宛てに電話または来館で受付
江戸における久世家の菩提寺の本妙寺や、初代関宿藩主・松平 康元(やすもと)や徳川 家康の生母・於大(おだい)の方の墓などがある小石川伝通院(でんづういん)、東京駅丸の内口前の久世家上屋敷跡など、都内にある関宿藩や久世家のゆかりの地を訪ねます。
見学先 本妙寺(東京都豊島区)、小石川伝通院(東京都文京区)など
日時 10月26日(日曜日) 午前9時から午後0時15分
申込 9月26日(金曜日)から、電話または来館で受付
担当学芸員による展示解説会を行います。
日時 10月13日(月曜日・祝日)、10月18日(土曜日)、11月15日(土曜日) 午前11時から、午後1時30分から(1日2回)
申込 当日受付
甲冑(かっちゅう)を着て、武者になりきりましょう。
日時 11月9日(日曜日)、11月22日(土曜日) 午前10時30分から正午、午後1時30分から3時(1日2回)
申込 当日受付
関宿城のシンボルで、御三階櫓(ごさんかいやぐら)と呼ばれた天守閣のぬりえを行います。
日時 会期中の開館時間内に随時実施
場所 エントランスホール
実施場所 当館駐車場(雨天時は当館エントランス及び集会室にて実施)
式典(午後1時30分から1時55分)
祝賀イベント(午前10時から午後1時10分、午後2時から3時)
地域の方々による演奏やダンスなどを行います。
関宿中学校による太鼓演奏
県立関宿城博物館
入場料 一般300円、高校・大学生150円
※中学生以下、65歳以上、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1人は無料
※11月3日(月曜日・祝日)文化の日はどなたでも無料
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