「伝えたい千葉の産業技術100選」に新たに6件を選定
発表日:令和6年4月17日
県立現代産業科学館
県立現代産業科学館(市川市)では、地域の産業技術を次世代に継承し、県民の皆さまの理解を深めるため、歴史的な役割を果たした技術や産業発展に貢献した技術を、「伝えたい千葉の産業技術100選」として選定しています。
令和5年度は新たに6件を選定し、選定を開始した平成27年度からの累計は82件となりました。
今回選定された産業技術は、4月19日(金曜日)から館内でパネル展示します。
「伝えたい千葉の産業技術100選」とは
千葉県を発展させた歴史的な産業技術を次世代に継承するとともに、県民の皆さまに、地域の産業や技術、製品への理解を深めてもらうため、平成27年度から100件を目標に選定を進めています。県内各地域の発展に歴史的な役割を果たしたものや、産業あるいは技術の発展に著しく貢献したものを選び、「地域の学習」などにも役立つよう資料を作成しています。
今回新たに選定した6件を含め、これまでに82件を選定しました。
これまでに選定した産業技術は、当館ホームページで公開しています。
今回選定された技術
国内初のカフェイン抽出
(習志野市・千葉市/白鳥製薬株式会社)
- 登録第78号 CAS(セル・アライブ・システム)技術
細胞組織を生かし長期保存を実現した革新的な冷凍技術
(流山市/株式会社アビー)
- 登録第79号 旧千葉県工業試験場
未来に襷をつなぐ!技術支援で県内中小企業の発展の礎に
(千葉市/千葉県産業支援技術研究所)
- 登録第80号 油圧式解体機
世界初の油圧式解体機の開発と発展への貢献
(千葉市/株式会社坂戸工作所)
- 登録第81号 房総の二五穴(にごあな)群
川の水を農業利用に可能としたトンネル状の用水路
(君津市・大多喜町)
- 登録第82号 房州白土(ぼうしゅうはくど)(房州砂(ぼうしゅうずな))
江戸時代より採掘された、全国的に知られた房州の地下資源
(館山市・いすみ市)
パネル展示の概要
今回選定された産業技術について、館内でパネル展示を実施します。
会期 4月19日(金曜日)から
会場 県立現代産業科学館(市川市鬼高1-1-3)
開館時間 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
料金 無料
※常設展示場への入場は、一般300円、高校・大学生150円、中学生以下・ 65歳以上・障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1人無料
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
お問い合わせ・資料の活用方法など
県立現代産業科学館 学芸課
住所 市川市鬼高1-1-3
電話 047-379-2007
県立現代産業科学館ホームページ
報道発表用記事