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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年2月16日

ページ番号:640127

県立中央博物館 分館海の博物館 マリンサイエンスギャラリー「アサクサノリ2-ノリの世界-」

発表日:令和6年2月16日
県立中央博物館 分館海の博物館

県立中央博物館 分館海の博物館(勝浦市)では、県内でも盛んに養殖が行われている「ノリ」について、継続的に調査・研究を行い、その成果を展示しています。
本展では、乾海苔の代名詞「浅草海苔」の原料として江戸時代から養殖されていながら現在では絶滅危惧種となっているアサクサノリを中心に、生体・標本やジオラマなど約230点の資料を展示。ノリの多様性やそれを取り巻く環境問題など、前回平成18年に開催した展示以降に明らかになった多くの知見を交えて、ノリの最新情報を紹介します。

開催期間

令和6(2024)年2月23日 (金曜日) から令和6(2024)年5月6日 (月曜日) 休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)

開催場所

名称 千葉県立中央博物館 分館海の博物館
住所 千葉県勝浦市吉尾123
電話 0470-76-1133
ホームページ 県立中央博物館 分館海の博物館ホームページ外部サイトへのリンク

内容

ノリノリン

海の博物館オリジナルキャラクター「藻じゃ~ず」のノリノリンがわかりやすく展示を案内

展示構成

ノリの基礎知識

ノリは海藻の仲間です。海藻の定義やその中でノリがどのグループに属するのか、どのような生活を送っているのかなど、生きものとしてのノリの基礎的な情報を紹介します。

ノリはいろいろ!

ノリは世界で150種以上、日本では31種もの種類が発見されており、大変多様性の高い生きものです。2021年に千葉県から見つかった新種センジュアマノリをはじめ、日本のノリの全種類を紹介します。
日本産のノリの標本を約20点展示
日本産のノリの標本を約20点展示

絶滅危惧種アサクサノリは、今

乾海苔の代名詞「浅草海苔」の原料であった海藻「アサクサノリ」は、現在、絶滅危惧種となっています。アサクサノリの生体・標本や生育現場のジオラマなどにより、生育地の特徴や生育状況の変化、保全活動などについて、最新の調査結果を交えて紹介します。
東京湾多摩川河口干潟に生えるアサクサノリ

東京湾多摩川河口干潟に生えるアサクサノリ
生きているノリも水槽で多数展示

ノリ養殖の今

全国の内湾域で行われているノリ養殖は、近年、温暖化に起因するとされる生産量の減少や魚・鳥による食害など、さまざまな問題にさらされています。千葉県を例に、クロダイの食害の様子(動画)や県が開発した新品種の生体などを展示し、ノリ養殖の課題と漁業者や研究者が進めている対策を紹介します。

関連イベント

講座「顕微鏡でノリを見よう」

ノリという生きものを顕微鏡でじっくり観察します。
日時 3月2日(土曜日)午後1時から3時
定員 10人(2月17日までに要事前申込、申込多数抽選)
参加費 無料

観察会「海藻を観察しよう」

海の博物館前の磯でノリなどの海藻を探して観察します。
日時 3月16日(土曜日)午後1時から3時
定員 20人(3月2日までに要事前申込、申込多数抽選)
参加費 傷害保険料50円

費用

入館料 一般200円、高校生・大学生100円
※中学生以下・65歳以上・障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1人は無料